2010年10月1日金曜日

ポートの話(続き)

私のブログを読んでいただいているYさんから「昨日のブログは難しいね」とのコメントを頂きました。申し訳ありません。私の知識がうわべだけなので的確に説明できないのです。「どうして25番ポートのままだと危険で587番に変えると安全なのか」?ご尤もです。私にもよく判らないのです。勉強しておきます、と答えるしかありませんでした。
昨日は触れませんでしたがパソコンには全部で65,535ものポートが準備されているそうですが、その中でwell known portと定義されている1,024のポートが国際的に管理されているものだそうです。ポート25はSMTP(sinmple mail transfer protocol)用に用意されているポートなのですが、これを使うとパソコン内の悪意を持ったプログラムが外部に本来持ち出してはいけない情報をプロバイダーのサーバーを経由しないで持ち出すことができるのだそうです。これに対して最近メールの送信に使われるポート587はsubmission(メール送信用の承認機能付きとでも言ったらよいのでしょうか)機能付きなのでプロバイダーのサーバーの承認なしにはメールをパソコン外に送信できない仕掛けが実現できているのだそうです。このポートを使うことによって悪意のあるデータの持ち出しやウィルスのついたメールの拡散を防止することができるのだということです。要するに自分のパソコンをウィルス攻撃から守るためではなく、自分のパソコンからのデータの流失や悪意のあるメールを拡散することから守るためにできた仕掛けだということのようです。プロバイダー側の消極的な防御策の1つというわけですかね。

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