黒井千次「老いのかたち」を読んだ後、何故かというか当然というか、老いという言葉に意識が向くようになりました。そしてそういうことを意識するようになった人たちの言葉が目に留まるようにもなりました。まだ若い50才台の人を含めて、こんな意識で毎日頑張っているんだ!と感心させられています。それらの言葉のいくつかを拾い集めると・・・
郷ひろみ(55歳):年相応ということはない。自分らしく生きる
金子兜太(91歳):今を生きて老い思わずと去年今年
マルチン・ブーバー:「人は創(はじ)めることを忘れなければ、いつまでも若くある」・・・日野原重明(98歳)が60歳の時、出会った言葉。氏は60歳の時赤軍派のハイジャック事件時の飛行機に乗り合わせていたという凄い経験を持っているのですね。そして解放されて飛行機から降り立ったとき、覚悟していた死から解放されて、「自分の人生、これから始まるのだ」と思ったそうです。その時からこのブーバーという人の言葉をいつも思い起こすのだそうです。そして次々と新しいことにチャレンジするようになったのだそうです。自分も70歳から水彩画を習い始めたのはひょっとして、結構良い生き方をしているといえるのかもしれませんね。
2011年1月22日土曜日
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