2011年3月15日火曜日

マグニチュード

今度の大地震のマグニチュードは9.0というのが最終的な気象庁の発表データです。地震の震源域を最初の発表から拡大したためにそのエリアでの放出エネルギーを再計算した結果だそうです。ですから最初の大打撃を受けた地震のエネルギーの大きさなどは8.3とか8.8で良いのでしょう。この<a target="_blank" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%89">マグニチュード</a>を調べてみました。日本はこの道の先達でもあったので膨大なデータをグラフ化(最大震度と震央までの距離を書き込んだ地図)した和達清夫博士の論文に着想を得て考案されたもののようです。これにも色んな計算式ができていてMj(日本の気象庁)、Mw(地震学で共通に使われている)マグニチュードが1上がるとエネルギーでは約30倍強増える。2上がると、ざっと1000倍のエネルギーが放出されるという計算になるわけです。阪神淡路大地震の震度が7.0でしたから、今度の東日本大地震はその丁度1000倍のエネルギーが放出されたということでその打撃を今受けているのです。比較にならない広範囲のすさまじい被害が生じるわけです。地球上で発生する最大の地震の大きさはM10.0といわれているそうです。因みに、恐竜が絶滅した隕石落下により発生した地震はM11.0程度であったのではないかと計算されているそうです。そして比較対象としてあげられていたのは広島に投下された原爆のエネルギーがマグニチュード5.5の地震に匹敵するエネルギーを放出するのだそうです。これでも実感は伴わないですね。

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