2011年3月30日水曜日

福島原発事故(6)

福島第1原発の所在地は北緯37.421480、東経141.032603

東京八王子からの距離は大凡250km。遠いと見るか、近いと思うか?放射線の強さについて聞いたこともない単位を聞かされて、右往左往しています。

シーベルトという単位に少し慣れたと思ったら、今度はベクレル。シーベルトと同じようにベクレルも人の名前に由来する単位だそうです。初めて聞いたような気がします。昔の学校で習った物理などでは出てこなかったような気がします。
「ベクレル」はその物質が持っている放射エネルギー強度、今回で言えば放射能の放射強度のようです。しかし、それは放射線の種類(アルファ線、ベータ線、中性子線など)や環境(衣服などのシールド効果、湿度ほか)によって人体に与える効果は大きく異なるらしい。そこで「シーベルト」という単位が意味を持つことになるようです。
このことを同級生が解説してくれたのが、「お酒」に喩えたたとえ話で、これが妙に説得力があって暗い笑いを誘いましたので紹介します。
要するに、「ベクセル」というのはお酒の本来持っている「アルコール度」のようなものではないか?毎日少しずつ飲んでも(強いアルコール度のお酒でも少量なら害ではないが、ある程度以上続けて飲むと肝臓を傷めて肝機能障害から肝硬変、そして肝臓がんとなって死にいたる(慢性疾患)。もっとがぶ飲みすると「急性アルコール中毒」になって死んでしまうよ。即死もあるよ(急性疾患)。こんな、体に与える衝撃の強さが「シーベルト」ではないか?と。
どう思いますか?こんな理解で日常を過ごしてよろしいのでしょうか?

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