2011年4月23日土曜日

国産のロボット

影が薄いですね。今回の原発事故でも存在感ゼロでしたね。国際的な巨大地震やわが国の地すべりや火災時に人の手ではどうしようもない事態に対し、ロボットの力で何とかならないのかという思いがありながら、本気の開発や導入がこの国ではまったく行われていなかった。どうしてなのでしょうね。

ハイテクといわれる技術や新素材がゴルフクラブやスポーツウエアにはどんどん使われていくのに、科学技術の分野での導入はいつも後回しという風潮がありましたね。日本は軍需ではなく民需。売れるか売れないか、儲かるか儲からないかという尺度しか使われなくなって久しいのでしょうね。

無人偵察機、無人攻撃機、無人戦車などの兵器開発。USAの産軍複合体の底力だけとはいいたくないですね。 危険回避、本当の意味での人命尊重を考えれば、ロボットの活用場面はいくらもあったはずですが、メーカもユーザもそこは素通りしてきた報いを今受けているのですね。

残念の一語に尽きます。

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