2011年4月28日木曜日

天気予報も怖くなりました

とうとう天気予報に「放射線情報」が登場するようになりましたね。
「洗濯指数」、「花粉情報」などは可愛いいものですね。古くからの「台風情報」の延長線上で「土砂災害警戒情報」や「洪水警報」などは理解できるところですが、それに最近は「竜巻注意情報」が加わりました。そして恐い音色と共に震度4以上の地震発生を予告する「地震速報」がレパートリーに加わってきました。
流石に地震国日本の気象庁ですね。他の地震国といえどもここまでのシステムを完備している国は世界でわが国だけではないかと思っていました。誇るべき技術の一つでしょうね。最近は設置してある地震計が東日本大震災で打撃を受けて的中精度が落ちていますが、概ねうまく機能しているように思います。音に対する苦情が聞かれますがあれも、先の大震災の恐怖を思い出させる故でしょうね。あれほどのダメージを受けたので一旦音色は変えたほうが良いのかもしれません。

それにしても、「放射線情報」は恐怖ですね。目に見えないウィルスのようにわれわれの体を蝕んでいく悪魔の影を感じますね。SFの世界で扱われてきた架空の世界の恐怖が現実の世界に忍び寄っているような感覚を覚えてしまうのは私だけではないのではないでしょうか?

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