2011年4月6日水曜日

311がもたらすもの(電力問題)

少なくとも日本のような地震大国での原発建設は不可能になるでしょうねl。再生可能なエネルギーは「言うは易し。行うは難し。」ですね。発電容量も小さい上に発電量も不安定です。こうなると、いよいよ<a target="_blank" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E6%96%99%E9%9B%BB%E6%B1%A0">燃料電池</a>の出番ということになりますね。燃料電池はその名前から受ける印象とは異なり、発電能力を持っています。水素と酸素を連続して生成しながらそれらが合成して水を作るときにできる電力を利用する発電装置です。これは装置を大型化すれば事業用電力源として利用可能です。高コストを如何に克服するか、技術開発競争が始まります。急がねばなりません。

他方、自動車のハイブリッド化が進みますから、各家庭には余剰電力を蓄える仕掛けが備わっていくので、この両者をうまく組み合わせて給電システムのローカル化を進め、それらが送電ネットワークで結ばれる<a target="_blank" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89">スマートグリッド </a>化による新しい給電システムを構築していくことが求められるのではないでしょうか?

また、各種の製造プラントから出てくる副生成物から水素や酸素を回収して燃料電池に回生させる循環型のシステムができれば最高です。生成される水まで再利用可能です。
ここでのキーワードは、脱化石燃料、ローカル(スポット)化、スマート化(ITとネットワーク) 、資源循環型社会です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...