変わっていないのは政治スタイルだけではないでしょうか?利益誘導形の政策の数々。2年前、自民党政権に「No!」を突きつけた国民のジャッジは間違ってはいなかったと思います。自民党のやることには将来への展望は見えませんでした。「失われた20年を作り出した政権に次の1手を期待する方が無理でしょう。それでも現状維持、政権のたらい回ししかできませんでした。
、健全な政治スタイルが確立し、確かなリーダを擁して将来像を論争していく政治。選挙で敗れた政党はしっかりと政権政党の政治を見守り、次の選挙までに日本をより良い道に導くようなビジョンと政策を打ち立てて国民に選択を促す、そんな政治スタイルを期待していたと思います。国民の判断力は成長していたのです。ところが、バトンを受け継いだ民主党のリーダの考え方やあれほどまでに甘ったれたものであり、行動があれほど幼稚であり拙劣であるとはだれも思ってもいませんでしたでしょう。自分でも反省しなくてはなりません。あまりにお粗末なリーダ達に本当にあきれてしまいましたけれど・・・。次の政治を誰に託すればよいのでしょうか?リーダの考え方をよくよく見極められるだけの情報を発信してもらわないといけませんね。マスコミの責任が重大です。本当の姿を国民の前に抉り出して見せる真面目な番組作りや本質を語らせるジャーナリストの出現がほしいです。でないとまたまた情けないリーダを選んでしまいそうです。
今回の大震災で、海外から賞賛を浴びたのは、大災害にあった国民一人ひとりの「冷静さ」であり、「忍耐強さ」であり、略奪も犯罪もない(無法地帯化しない)「温和な国民性」でした。江戸時代以来の国民の教養のレベルの高さでした。立ち直るための基本的な人材や組織は健在なのです。あとは今後の日本の行く末を決めるのはビジョンを掲げ、国民を引っ張っていくリーダーシップだけではないでしょうか?
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