2011年7月11日月曜日
落語とグラグラ
週に一度のお仕事が続いていますが、たまたまその近くに日本橋劇場があります。ここの出し物と自分の仕事の予定日が合致しますとその日の夜は鑑賞にいきます。「落語」がほとんどです。今回は柳家花緑独演会。定期的にやっているのですが上記のような動機ですので偶にしか聴けません。夕べはそんな恵まれた日でした。演目は、「笠碁」、「火焔太鼓」で終わるのが普通の落語会なのですが、夕べは「これでは終わりませんよ」と花緑師匠ノリノリで、もう一番。「ちりとてちん」、これを演じはじめて半ばごろ・・・・突然、異様な振動音で始まり、師匠が天井を見上げて「どうやら地震のような」と言い出した。途端にぐらぐらと大きく揺れだしました。当然落語は中断。皆で天井の舞台を照らすライトに注目しました。これ位しか危険物は見当たりませんでしたから。席を立つ人もなく、師匠は震度3か4ぐらいでしょうか、などどどう再開したものかと余韻を味わうような感じでした。この劇場は日本橋公民館内にあり、市の出先機関も出てきている中核施設らしく、係の人が出てきてこの建物はこの地域の避難場所にも指定されている安全な建物です、との説明でやおら再開しました。どこまで話しましたっけ・・・といいながら、それでもさすがにプロ。一段と声を大きくして続きを澱みなく再開したので拍手喝采。稀な体験をしてきました。
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