2012年7月8日日曜日

国立新美術館:陶芸財団展

Tさんから頂いた案内で今日は芸術デー。多摩センターから地下鉄千代田線への乗り入れ直通電車が便利でした。「乃木坂駅」から上がっていくと直接、国立新美術館に入館できるのでした。このルートは初めてでしたが使えます。
「陶芸財団展」を観覧するのは去年に続いて2度目です。大きな壺や皿、茶器、生け花用
の花器と共に、創作部門があってここがとても楽しいのです。
知人のTさんはここでユニークな作品を発表し続けています。女性なのに取り上げているのが
ネジマキ的なロボットです。夥しい数の機械部品を丁寧に焼いて、これらを大きな胴体に組み
込んだ作品は魅力的です。今年はどんなものが登場しているのかと興味津々でした。今年は
変質していくリンゴでした。最後にやはり得意の歯車が出てきました。今年は焼く窯の用意
が間に合わなかったのだそうです。自宅に陶芸教室を開いたそうです。「陶房くらら」
です。来年が楽しみです。
今年特徴的だったのは、やはり311に触発された作品群でした。タイトルも「炉心溶融」
だったり、亡くなった方々への「鎮魂」の像でした。帰りに、企画展「エルミタージュ展」も覗いて帰りました。サンクトペテルスブルグ
・・・遠いですね。しかも所蔵美術品3百万点余り、と聞いただけで目が回りますね。
とても行くことはないでしょう。良い機会でした。

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