2013年1月23日水曜日

凄い詩人たち

1月20日に柴田トヨさんが亡くなられました。101歳だったそうです。90歳から詩を書きはじめ、98歳で「くじけないで」を初出版、もう200万部近い人が買って読んでいるのだそうです。新聞で訃報に接し、経歴を読むまで私は全く知りませんでした。100歳で「100歳」を記念出版され、NHKでも2回にわたって取り上げられたそうです。

そしてもう1人、90歳の詩人。加島祥造さんの詩が紹介されていました。「受けいれる」です。最愛の人を亡くされて辿りついた言葉だそうです。東日本大震災で被災された人たちにも影響を与えているかもしれませんね。理不尽にも幸せを奪われた人みんなに共感を呼んでいるのでしょうね。

同時代の先人たちには凄い人達がいるものです。これからこの人たちのものも手に取ってみようと思いました。

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