2013年1月3日木曜日

迎春

穏やかな日差しが続く新春です。と書き始めて去年も同じ書き出しではなかったかと気になりはじめました。すると、さて、あの大震災のあった2011年の新年には何を書いたかと気になり遡って見てみました。

2011年も穏やかな年明けだったようです。しかし、山陰地方や東北での大雪の被害から停電について注目して書いていました。照明、暖房、厨房、ICTのすべてが電気なくしては全く機能しないのでここの部分の危機管理について心配していました。「テロの狙い目も発電所や送電線だというのも当然でしょうね。これからの時代、危機管理の質が問われそうですね」と結んでいました。テロではなく大地震が来て東北の太平洋側に壊滅的な被害をもたらしました。そして去年2012年の初めは1月2日に上野の国立博物館に「清明上河図(せいめいじょうがず)巻」を見に行っています。これを見る人の列に驚き、170分待ちで観ることができたこと、その時の観客のお行儀の良さに驚き、東北の人々のあきらめにも似た穏やかさに共通点を感じ取っていました。あの日は午前中国立博物館前の奏楽堂をスケッチして水彩の描き初めもしたのでした。

今年は私は昨日今日と続けてテニスコートに通いました。短時間でしたが楽しく健康テニスを楽しみました。所属しているクラブには82歳の元気な方がいまして、今日もその方の健康の秘訣をお聞きしました。兎に角、少しずつでも良いので毎日体を動かす、バランス良く食事をする、他人と話をする、の3点だと言っていました。頭も体も働かせ続けるという事でしょうか?五体満足の状態なら少しでもそういう生活を続けられるよう努力したいものです。明日はスケッチの描き初めをしたいなぁ。

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