2013年10月7日月曜日

映画:「タンゴ・リブレ~君を想う」

本当の題名はどうなっているのでしょうか?日本語の子の題名からはロマンティックな恋物語にアルゼンチンタンゴが重要な働きをするドラマ、という先入観で映画を見ました。下調べ不足というか調べていかなかったからでしょうけれど、印象とは随分離れたお話でした。アルゼンチンタンゴの持つ「自由、解放、情熱、情念」などが一体になった肉体表現としての側面を描くことが狙いだったのでしょうか。物語は刑務所と刑務官、服役囚の妻と刑務官がダンスレッスンで知り合い気持を通じあうようになっていく過程の中でそれを表現しているようでした。結末が意外でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...