2014年5月8日木曜日

ギンラン

wikipediaによれば、キンランやギンランは以前は日本全国で結構ふつうにみられた和ランの一つだったそうだが、宅地造成などの開発の波に洗われ、1990年代には急激にその数を減らし、1997年に<span style="color: darkgoldenrod;"><b>絶滅危惧<span style="font-family: serif;">II</span>類(VU)</b></span>(環境省レッドリスト)として掲載されたとのことである。ギンランはその樹木の外菌根菌から摂取する栄養素の依存度が高く、さらに人工的に栽培するのが難しいそうだ。そのギンランは確かに、キンランに比べるとうんと数が少ない。白色の花を咲かせ、キンランよりも2回りほど小柄で、姿かたちは清楚だ。もう1か所私が知っている生育場所は、ヤマブキソウやカタクリが咲く片倉城跡公園です。ここではギンランが多くて、キンランはほとんど見られません。そのように場所によって生育している種類がかなり違うようです。

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