2014年5月9日金曜日

ギンリョウソウ(銀竜草)

一寸気味の悪い感じのする植物で、花まで含めて白く透明で、緑色の葉を持たない。別名ユウレイダケともいうそうだ。マツタケの天敵みたいな存在でもあり、これを駆除することがマツタケの生育には欠かせないのだそうで、姿かたちからして不幸な運命を持っている植物です。すごく似たものにシャクジョウソウがあるがこちらは夏に咲き、色も若干黄色味か赤みが掛かるらしいが見たことはない。これも同じタイミングで見ることができた。気にかけていた植物がすべて見られるとは大変な幸運だった。先日書いたTさんと高尾山に行った時もこれらの草花を求めて随分歩き回ったものですが、何年かに亘ってようやく巡り合えた草花でしたが、今自宅から500mほど離れたところでこうした希少種を観察できるとは本当に驚きです。長く大切に保存したいものです。

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