2014年6月10日火曜日

妙高高原2日目

同室のNさんは早起きだ。ふと人の気配で目が覚める。外は明るくなっていましたが日の出前の雰囲気でした。時間を確認すると4時半ごろ。ウーン、でも仕方がない。日の出でも見るかと床を抜け出る。ユカタだけではやはり寒い。持参したウインドブレーカを羽織り、東の方向を見るが建物の陰に隠れて見えない。ただ上空は赤く染まっていて良い日の出のようだった。部屋の窓からは妙高山が目の前に聳え、ホテルの庭の白樺が朝日に輝いて美しかった。もうご来光には間に合わないようだ。そこで部屋から移りゆく朝の妙高を眺めながら1枚スケッチすることにした。

さて今日の予定はどうするか!朝食を摂りながら相談した結果、再度「いもり池」に挑戦し午後早々には野尻湖畔に移動し、3時ごろ帰途に就くことに決定した。

 いもり池に映る黒姫山

他にも目移りするようなスケッチポイントが一杯あるが、まぁ初めてなので無難なランドスケープに取り組んでみた。次回来るとしたらもっと別の風景に挑戦してみたいところだ。11時ごろには野尻湖に移動始めた。なにしろ前日同様毛虫の来襲が凄い。体中ムズムズしてくる。この日は長野から来たというかなりの人数の絵画を楽しむ人たちが来て一緒だったのですが、何んとこの人たちは毛虫に対しては関心ゼロという感じで平然と絵を描いているのにはビックリ。何とも思っていないようで我々だけがギャアギャア騒いでいる。何かが変だ。

"野尻湖湖畔から妙高山を観る"
野尻湖は想像以上に大きな湖だった。ここも初めて。湖畔を4~500m走ってホテルで昼食を頂き、その前から最後の1枚。ここでも毛虫の多さには閉口しました。1泊2日で5枚、毛虫の為ばかりでもありませんが中途半端で帰ってから写真を片手に仕上げなければならない絵を一杯抱えての帰還となった。インターに入る手前には大きな道の駅があり誘い込まれるようにお立ち寄り。2日間、絵を描くことに疲れて気分転換かストレス解消か、色々買い込んでしまいました。勿論、信濃のお酒も。

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