2015年7月8日水曜日

池井戸潤:「空飛ぶタイヤ」上

お馴染み池井戸潤のドラマチック、エンターテインメント小説。日本を代表するような大会社とその会社のトラックを使って誠実に地道にやってきた中小企業との対決、と言っても中小企業の運送会社はトラックからタイヤが外れるという思いがけない事故でいきなり会社存亡の窮地に立つ。それほど中小企業は脆いものだということもこの小説を読んでいるとよく分かる。上下の2冊に分かれていて上巻が終わったところ。テレビドラマだったかでやっていたような、なんとなく筋書きが読めるのはそのせいだろうか?自分の記憶力のいい加減さにも困ったものだと独り言する。

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