2015年8月16日日曜日

パソコンの停止方法

皆さんはパソコンを停止するときにはどういう方法をとっているのでしょう?大抵の方は「シャットダウン」でしょうか?私は余程のことがなければ「休止状態」にしてデスクを離れます。停止の仕方にはこれら以外に「スリープ」というモードがあります。「スリープ」というのは主記憶の電源をダウンさせることなく、それまでやってきたソフトの走行状態をそのままキープして停止させます。ですから主記憶の記憶状態を保持させるためのメモリー電源は生かしたままにしてあります。再起動には時間は掛りませんが、電力の消費はわずかながら続いています。「休止状態」ではその主記憶のメモリーの状態をハードディスク(HDD)に待避させて、作業再開の準備をしておいてから電源を停止させます。電源の消費は抑えられますし、確実に作業を再開できます。「スリープ」では、そのスリープ中に停電が起きると主記憶メモリーの状態が喪失してしまうので完全な作業再開は約束されないのです。 ところが最近数か月、メインマシンであるデスクトップ・Windows7が「休止状態」にしても、直ぐに再起動が掛かるというように変わってしまっているのです。たとえば夜寝る前に「休止状態」にしても、朝には電源が入ってスタンバイ状態になっているのです。電源の節約にもなっていません。久し振りにじっくり状態を調べました。電源のコントロールに関連する設定は、「コントロールパネル」の「システムとセキュリティ」の中の「電源オプション」を見る必要があります。また、「電源プラン」にある、バランス(推奨)とか省電力という言葉についても理解を深めておく必要があります。 電源プラン: よく寄せられる質問を見ると、次のような記述がありました。
  • バランス。必要なときはパフォーマンスを最大にし、非動作のときは電力を節約します。大部分のユーザーにとって、これが最良の電源プランです。
  • 省電力。システム パフォーマンスと画面の明るさを抑えて電力を節約します。このプランをラップトップで使用すると、1 回のバッテリ充電量を最大限に利用することができます。
  • 高パフォーマンス。 画面の明るさを最大にし、状況に応じてコンピューターのパフォーマンスを増大させます。このプランでは、電力消費が大きく、ラップトップのバッテリ持続時間が短くなります。
今一、納得という風にはなりません。単純に言うと、ノートパソコンのようなバッテリーでの動作を強く意識した利用方法の指定に係わるものですね。デスクトップではバッテリーを使いませんし、どちらかといえば使っているパソコンの能力を最大限に発揮させるような使い方に傾きがちですのでここらの設定にあまり神経を使う必要はないように思います。 どのモードにもある「プラン設定の変更」、この中にある「詳細な電源設定の変更」をつぶさに点検する必要があります。スリープ・USB設定・電源ボタンとカバーの設定などを調べておくことが大切です。自分のパソコンの場合、このスリープの「ハイブリッドスリープ」機能をオフにすることによって「休止状態」から自動的に復帰するという現象を停止することができました。ここに出てくるハイブリッドスリープとは一体何なのでしょう?調べてみました。ハイブリッドスリープとは、休止状態とスリープ状態を混ぜたような機能で、スリープ状態にしつつ、HDDにもメモリの状態を保存する。ということらしい。これによって万が一ノートパソコンで、スリープ状態にしたままでバッテリーが切れても作業中のデータは保存されると。まあ、デスクトップパソコンの場合はあまり意味が無い(停電の時には役立ちそうですが)ので、オフにしてしまっても構わないでしょう。という訳で消極的な選択としてオフで構わないと考えてオフにしたことで、目的を達成できたという偶然に得られた目的達成でもありました。どこでどう繋がったのかは定かではないのが今一すっきりしませんが、目的は達成できました。

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