2015年10月8日木曜日

江国 香織:「号泣する準備はできていた」

2001年から2003年ごろに書かれたエッセイ集。いかにも日本の女性が持てる感性の命ずるままに書かれたような文章だった。こういう本を手に取ったことはこれまでにはなかったし、今後こういう本を手に取ることもなさそうだ。自分にとっては異次元の世界のような感じがする。若い30代ぐらいの女性の心象風景だろう。男にはとても書けないエッセイでしょうね。

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