ラグビーの代表資格の条件は3つあり、そのうち最低1つの条件をクリアしていると代表に選ばれる可能性があります。その3つの条件とは、
1、その国・地域で出生したこと
2、両親および祖父母のうち少なくとも1人が、その国・地域で出生したこと
3、その国・地域に36ヶ月以上継続して居住しつづけていること
ずいぶん緩やかですね。で、今年のラグビー日本代表31名中、10名が外国人らしいのです。だから手放しで日本が勝った、勝ったと大騒ぎするな!という人もいるかも知れませんが、スポーツを楽しむという点では固いことを言わないで仲間が一緒に国代表として戦うという場面は決して嫌いではありませんね。むしろ日本びいきの人が増えてくれて嬉しいことですね。ラグビーWカップを2019年には日本で開くということで、恐らく相当なお金をかけてあちこちから選手をスカウトしてきたんでしょうね。あのど迫力は観る人を惹きつける魅力がありますね。次回アメリカ戦も時間が合えば観てみたいものです。
一方のサッカーもWカップ予選で対シリアは3-0で手堅く勝利して2次予選突破が見えてきました。こんな所でもたもたしていても仕方ないですが、徐々にギヤを挙げて行ってもらいたいものです。ここでは、10人ほどの選手が海外でプレーをしている選手です。代表チームとなると試合の数日前にしかメンバーがそろわないというような話は10年ほど前の日本が対戦する相手チームの話で、すごいものだと思ったものでしたが今では、日本チームがそのような様相を呈してきていました。様変わりです。
嬉しいことの仕上げは2日続けてのノーベル賞受賞です。これで23人目だとか、ほとんど毎年誰かが受賞するみたいでそれはそれでとても素晴らしいことには違いないのですが、スポーツで金メダルを貰った時と同様の騒ぎ方です。ここがとても引っかかります。ノーベル賞は評価が定まった過去の業績に対するものだし、たとえその評価に値する業績を挙げた人でも死んでしまった方の業績は対象にならない訳です。予てから、ノーベル賞受賞もそろそろピークで将来はどんどん遠のいていく賞だろうと思うと手放しで喜んでばかりはいられませんね。日本の学力低下、留学生の少なさ、引用される論文数の減少など、マイナス要因が目白押しだからです。そう思っていたら、日経BPに小田嶋隆が同じことを書いていた。そして今朝のNHKで「深読み週刊ニュース」に出てきた解説者も同様の発言をしていた。心ある人は今の日本にいろいろ心を痛めているのです。
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