2019年4月1日月曜日
新元号:「令和」
私にとっては、しばらくの間の付き合いでしかないのだろうが、この元号を聞いて素直に良いひびきには思えなかった。テレビでは皆さん異口同音に「素晴らしい」、「穏やかで平和になって」、というような感想が軒を並べていた。石破氏が「命令」の令を思い出すのでどうかなぁ、という率直な感想を漏らしたようだが同感である。元々自分は和暦不要論者ですが付き合わされる以上は良いイメージのものであってほしいが、「令」という字を含む熟語を調べると、あまり手放しで良いといえるような前向き、勇気付けられるような、あるいは政府が説明するような、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味の感じられるものは出てこない。でてくるのは「命令」、「指令」、「司令」、「戒厳令」、「巧言令色少なし仁」。「令嬢」というのがあって一寸ホッとしたりするが、概ね、上からのお達しに従っていれば場は和む、平和に事は進む、というようなことでいかにも安倍首相の好きそうな言葉ばかりが頭に浮かぶ。これは私だけの妄想だろうなぁ、と思って目をつぶる。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
吉田健一は1912年生まれで、承知の通り吉田茂と雪子の長男として生まれたが生後母雪子は単身赴任の茂の元、ヨーロッパに出掛けた。6歳まで母方の祖父である牧野伸顕に預けられた。学習院初等科に入学直後から父に従って青島、ロンドン、パリ、天津と転々し、1926年14歳で日本に戻り、暁星中...
-
平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
-
日頃手抜きの荒れ庭ですが、この暮れは天気が良く、寒気もそれ程厳しくないので少しだけ掃除をしてあげました。と言っても2時間ほど秋の草花の枯れ枝をカットしたり、2坪ほどの伸び放題になっていた芝生を電動バリカンで刈ってやるぐらいです。今年の特筆すべきはキンカンの出来の良さである。庭に植...
0 件のコメント:
コメントを投稿