愈々、最終となった。松坂熊吾も71歳となり、いろいろ体に衰えが見えたが頭脳は明晰で周りの人の助けになる的確なアドバイスで尊敬を集め続けた。一人息子も成人を終え、大きな自分の責任を終えるのだった。野の春に満開のサクラの元で生涯を閉じた。重い肝臓病からくる脳軟化症だった。
宮本輝がこの流転の海の執筆を始めたのは1982年だという。それから37年かけて昨2018年完結した。
第9部:「野の春」
第8部:「潮流の畔」
第7部:「満月の道」
第6部:「慈雨の音」
第5部:「花の回廊」
第4部:「天の夜曲」
第3部:「血脈の火」
第2部:「地の星」
第1部:「流転の海」
わがブログで検索をしてみると、2017年に第8部、2016年に第7部、2013年に第6部を読んでいるがそれ以前の記録が分からない。Wordpressを使ってブログを始めたのが2006年だが最初は読書のことを取り上げようと思ってはいなかったようだ。
2019年5月3日金曜日
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