日経BPオンラインで掲載されたものの単行本化。小田嶋と岡はどうやら都立小石川高、早稲田大学の同窓生にしてエッセイストだったり、広告代理店であったりの謂わば同業者にして、尚且つ麻雀友達。この二人の青春時代からこの方、同じ時代、同じ学校で過ごし、似たような業界で五十路まで過ごし、共有しているものの多さで対談させると話は尽きることなく脱線していく。それを編集者である清野が話を時に煽り、時にいなし、時に腰を折り、50過ぎたらどう生きたらよいかという目標に向かおうとするが容易には進まない。本人たちが時代・事象をどう受け止めたか、どう受け止めたらよかったのかを語りながら今後の処世の足しにしようということなのだろう。元々、小田嶋のエッセイは日経ビジネスオンラインで折に触れて読んできていたので、どんなことを話しているのかという興味から手にした。この種の本は図書館には置かれていなかったので、今はやりのメルカリで購入した。そして読み終わったのでまたメルカリに出品した。何と、12時間後には次の読み手が購入してくれた。恐るべし、フリーマーケット!!
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
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2017年の夏、水をやり過ぎたのかみるみる萎れていった鉢。どうなることかと元気そうな株以外は全部、泣く泣く外して生き永らえた。相模原に引っ越して気長に付き合ってきた甲斐があって去年夏ごろから生気が帰ってきていた。水溶液の肥料などをやりながら時に日光浴させてきたら3年振りに開花した...
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この日もぽかぽか陽気の暖かな日だった。 多摩モノレールで立川の1つ手前、「柴崎体育館前」で下車して高架から下に降りると、もうそこが根川親水公園だった。湧水が作り出す小川を整備して遊歩道に仕立ててくれている。絶好のスケッチポイントだった。驚いたことに大通りのすぐ脇の高木にアオサギ...
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NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...
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