2020年2月17日月曜日

伊坂幸太郎:「グラスホッパー」

2019年度下期の直木賞受賞作家の作品で、2014年に発表した作品で当時も直木賞候補作品にノミネートされたようだ。
タイトルのグラスホッパーの意味は「直翅類?(ちょくしるい)?の昆虫のこと。バッタ・イナゴ・キリギリスなど。」このタイトル名の意味は読み終わっても分からなかったので調べた。二人の殺し屋と、妻をひき逃げした犯人への復讐のために職を変え殺し屋の世界に足を踏み入れていく男を主人公とする、犯罪ミステリー。殺し屋にも手口でいくつもの専門分野があり、「押しや」もその一つ。その家族を尾行して真相を知ろうと試みる、その一家の2人の子供のうちの次男が昆虫好きでこの子の行動がキーとなって謎が解けていく。異色の犯罪小説といえるのではないだろうか?

4 件のコメント:

  1. ブラウザEdgeから投稿できるかテスト

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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...