2020年4月4日土曜日

COVID-19(3):日本政府のやるべきこと

やはりまた、この話になってしまいます。行動の自粛を求められ我ら高齢者はどうすることもできず、家に閉じこもるしかない。そしてCOVID-19の患者数に一喜一憂している。ヨーロッパに次いでアメリカに飛び火して患者数は3月1か月で一気に25万人を超えた。これが日本だったら検査できるのでしょうか?1日に全国で3000人そこそこの検査しか実施できていません。正確に状況を把握することなしに対策はとれないでしょう。
今日、東京の患者発生数は100人を越え、それも現役世代中心、発生源不明者が7割を超えてきた。高齢者は用事がないから出歩くのを止め罹患率は減るのは当然だ。一見、健康そうな現役世代がクラスターになる。「非常期待宣言を出す出さない」とか「法的な強制力を持っていない」とかの議論の前に、肺炎患者がコロナウィルスに感染しているかどうかを確認するだけのようなモグラ叩き検査のやり方からドライブスルー方式などあらゆる手段を使って広く検査を実施する方向に早く方針転換しなければならない。誰もが一見健康そうでも陽性の有病者になりうる状況になってきている。国民を疑心暗鬼にさせ、活動を不活発化させている政府の方針は誤りだと思う。一時的に有病者数が激増してもやむを得ない。韓国はその方針で鎮静化の方向に向かっているかに見える。何よりも「データーなくして対策なし」ではないか!決められない政府になってしまっているのではないか?

そして米大使館はウェブサイトで「ウイルス検査を広範囲には実施しない日本政府の判断により、新型コロナ感染症(COVID19)の有病率を正確に評価することが難しい」日本国内での新型コロナウイルスの感染者数増加を受け、日本に滞在する米国人は直ちに帰国する準備に入るよう呼び掛けている。尤も、かもしれない。

  

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