2020年8月5日水曜日

今村夏子:「むらさきのスカートの女」

ここ4~5年、芥川賞受賞作を最後まで読めない本が続いているので、この本も出だしで折れそうになった。 「むらさきのスカートの女」と友達になりたいからといって自分と同じ職場に面接に来るようにしむけたり行動をずっと監視したりする「黄色いカーディガンの女」。ストーカーなの?なんなの?と思いながらも段々変わっていく「むらさきのスカートの女」の事が何となく気になり読み進めてしまいました。でも同じ職場になっても友達になれてなさそうだし結局「黄色いカーディガンの女」は何がしたかったんだろう?最後まで不快感まではいかないが不思議な感じで結局「黄色いカーディガンの女は何をしたかったのだろう?「よくわからない?モヤモヤ感」。短編だったのが救いでした。

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