この計画はコロナ禍の中、緊急事態宣言が解除された直後から息子から提案された、尾瀬への1泊登山だ。息子の勤務地が群馬だが、そろそろ転勤が近いという勝手な思い込みから実行を今年と思い定めていたきらいがあった。尾瀬の旅には思い入れもあったようだ。2005年8月に親子で一緒に行った思い出があり、その素晴らしい景色を嫁と娘に見せたかったのだ。ところがコロナ禍が再燃するわ、梅雨が明けないわで中止にする理由に事欠かない事態となった。そこへもってきて”Go
Toキャンペーン”。判断が付かない事態となって結論は梅雨が明ければ行こうとなったのだ。
そして8月1日の梅雨明け宣言を受けて決行となった。自分の生活でも山登りはグーンと少なくなり、年に1度高尾山に登る程度になってきているので今回が最後の本格的な山かもしれないと思った。本格的といっても尾瀬なら10回ぐらいは行っている勝手知ったる山なのでそれほど冒険という気はしない。小2の孫娘も行くといっているのだから・・・何とかなるだろう。
初日、通年なら夏休みに入りトップシーズンなのに、尾瀬戸倉の第1駐車場(これが埋まるともう一つの第2駐車場に誘導される)は6割ほどしか埋まっていない。シャトルバスには直ぐに乗れて鳩待峠へ。鳩待山荘~山の鼻~牛首分岐~ヨッピ吊り橋~東電小屋~見晴の定番コースは静かで快適だった。
着いてみると見晴は自分の体験してきたのとは全く別物のシンとした静けさの中にあって驚いた。聞いてみると見晴に6軒ある山小屋の内、営業は3軒。それも宿泊客は定員の1/5しか泊めないというから寂しいわけだ。それでも泊る側としてはそれはそれで安心感も強く、静かにノビノビと休むことができた。翌朝は朝霧と山の朝焼けが見たくで4時起き。
結果は残念ながらご覧の通り朝焼けはなし、逆に朝の虹に遭遇、それはそれで珍しい体験と納得した。
因みに期待していた朝霧と至仏山の朝焼けを紹介したい。これは2005年の時の体験です。
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