安倍総理の引退劇が終わってヤレヤレと思ったら、後継菅内閣がこれまた、大変なこわもて内閣であることに当惑してしまう。「国家公務員たるもの内閣の方針に逆らうものは左遷する」というようなことを公言して憚らなかった菅義偉。これが彼の権力掌握法であり、実行力の源というから恐ろしい。今流でいえば「パワハラ」全開内閣だ。そして今度は日本学術会議の新会員として推薦された105人から6人を任命拒否した。学術の何たるかを知らず、現政権に楯突く学者を排除する魂胆だけが見え見え、それも法解釈を曲げて押し通す。かと思ったら中曽根元首相の政府自民党合同葬儀に対し、文科省から国立大学学長に弔旗の掲揚や黙とうをして弔意を表明するよう求める通知を出させたというではないか?中曽根なる人物がどれほどの人であったかは知らないが、一政治家の葬儀にそれほどまでのことをする真意が全く分からない。ひょっとしてある種の「踏み絵」ではないのか?安倍首相が言っていた「戦後レジュームからの脱却」を進めるためのリトマス試験紙?至る所にこのような仕掛けを作って・・・アメリカのマッカーシー旋風の再来。戦前の特高警察国家への復活劇の始まり。民主国家が危ない、こんな日本をこれからの日本の若者に残すことにはしたくない。世界に羽ばたく科学者や技術者を生み出す闊達として活動する環境からは凡そ乖離した社会を作りたがっている。「いやーな感じ」。
2020年10月14日水曜日
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