2020年12月13日日曜日

USA大統領選の結末

トランプ氏は大統領選の結果に固執しているものの、連邦や州の裁判所はここ5週間、トランプ氏絡みの訴訟の大半を退けている。その極めつけは、今般のテキサス州司法長官が起こした「ペンシルベニア、ミシガン、ジョージア、ウィスコンシンの4州を相手取って提起したもので、選挙結果の無効化」を求めていた。これが棄却されるとほぼ、新たに訴訟を起こす手立ては尽きることになるらしい。いくら保守派が多数を占める最高裁でもさすがに根拠のない訴訟を取り上げるわけにはいかないということだろう。フィナンシャルタイムズの予測(11月3日)通りの推移を辿っている。

 

3 件のコメント:

  1. きちんとしたメディアの予測通りの展開。2016年の大統領選挙で、全体的にメディアの信頼も揺らぎましたが、これからもメディアの選別、情報の取捨選択が大事な時代ですね。

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  2. 他国と言っても超大国、世界中に大きな影響を与える訳ですから、日本の首相選より大きな関心を持って見ていました。
    トランプ氏はまだ敗北を認めないものの、結果に胸をなで下ろし、近くの大国の一党独裁の行く末に改めて脅威、恐怖を感じています。

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  3. アメリカの今回の大統領選挙では民主主義それ自体が傷ついてしまいました。この痛手は修復するのに大変ですね。

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