沖縄の南の離島、南大東島にあるアグリコール・ラム酒を製造しているグレイスという会社があるという。農業生産型のラム酒でこれに比して通常のラム酒は工業生産型のラム酒。その違いはアグリコール・ラム酒はサトウキビを搾り、その「サトウキビ汁」を発酵させて造るラム酒です。通常のラム酒は工業生産型ラムを指し、製糖工場で砂糖(ざらめ)を精製する際に副産物として産出される「糖蜜」を発酵させて造るのだという。この本でアグリコールラム酒は初めてその存在を知ったわけで、読み終わった後、どうにかして入手して味わってみたいと思う。このグレイスという会社を立ち上げた金城祐子さんという魅力あふれる女性をモデルにして書かれた本が、この「風のマジム」なのだ。台風情報で毎年必ず耳にする地名だ。全島海風が吹きわたりサトウキビ畑が連なる島のようだ。一度は訪れてみたくなるような、そして風に身を任せ、薫り高いラム酒を味わってみたい。40度のアルコール酒だ。
2021年6月18日金曜日
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