市役所の隣にこんもりと茂った森のような一角がある。どんなところかな?と歩いていくと黒塗りの木の立派な門と同じ黒の板塀がずぅーと続いている。近付いていくと「鎌倉市立御成小学校」と、これまた風格のある墨書の表札?が掛かっていた。こんな小学校、国内でも珍しい、と思う。
この「鎌倉市立御成小学校」という字はここ鎌倉市に在住した高浜虚子の揮毫によるものだと言う。実はこの学校、わが孫娘の母校でもある。10年ほど前に運動会を応援するために来たことがあった。ただこの校門の記憶がとんとないのだ。直接運動場に別の入り口から入ったのだろうか?校内には、使用中の校舎以外に何やら由緒ありげな建物も建っている。
以前は鎌倉市の図書館だったとか?(不確かな情報だが)小学校の向かい側には門注所の跡地であったことを示す石碑が建てられていた。今でいう鎌倉幕府の裁判所跡ということになる。どうやらこの辺りは鎌倉時代の「霞が関」のような官庁街だったのだろうか?
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