2022年6月18日土曜日

鎌倉便り:「大功寺」の花々(1)

 鎌倉駅から一番近いところに建つお寺ではなかろうか?目抜き通りの鶴岡八幡宮に通じる段蔓のある通りに面しているが間口が狭いのでうっかりすると素通りしてしまいそうです。それもそのはず、どうやらこのお寺の裏口に当たるところのようで、正門は裏側の通りにある。

正面に回ると本堂をいう城に晳中2本が建っていて入り口を指示している。

そしてこの2つの入り口を結ぶ通路がどうやら裏通りとの間の抜け道として地域の人たちに利用され愛されているようだった。その通路の両側によく手入れされた数多くの花木や草花が植えられていて、しかも丁寧に草木の名前が小さな名札で我々に教えてくれる、カメラを構えていると地域のご近所さんが「綺麗でしょ。よく手入れされていて気持ち良いですね。良い写真を撮ってくださいね」と声がかかる。そんな優しいお寺さんだ。ここに珍しいアジサイがあるという情報を見付けての今回、2度目の訪問だった。先ずはお目当てのアジサイを紹介しよう。



岩や木の幹に蔦のように気根を出して伝って登っていく。類似の種類につるアジサイというのもあるらしい。これを見ていて、以前尾瀬沼に行ったとき桧枝岐村との間の樹林に大きなアジサイの塊が幹を登っているのをバスの車中から見たことを思い出した。イワガラミかつるアジサイかのどちらかったのだ。懐かしい気がした。地味ながら可憐な一片の白いがくが愛らしい。大功寺の表から裏までの30ḿほどの小径は多くの草花であふれている。次回以降その他の花々を順次紹介していきたい。







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