2022年7月1日金曜日

鎌倉だより:「北鎌倉古民家ミュージアム」(6月23日)

 北鎌倉駅を降りて、円覚寺前を通り過ぎて線路際を歩くと格調の高そうな木組みの門構えに守られるように古民家ミュージアムが建っている、ミュージアムという名がそぐわないような気すらする。春3月に通りかかった時は、吊るし雛が門前に飾られていた。

3月の吊るし雛の掛かるミュージアム
そして今回、門前を通りかかると、何か様相が大きく変わって感じられた。
アジサイに飾られたミュージアム
雰囲気が違う?思わず立ち止まって中を覗き込むと庭一面に色採り取りのアジサイで満ちているではないか!これを見逃す手はないと入場券を買って拝観させていただきました。左カッコの形の古民家が抱え込むように玄関先から客間のような母屋に抱え込まれるようにお庭があってその庭が地植えのアジサイと鉢物のアジサイで埋め尽くされていた。

前庭
裏庭
ミュージアムから裏庭を見ると

無数の種類のアジサイとの出会いだった。江戸時代の昔からアジサイは交配で色んな種類のアジサイを作って競い合っていたと聞いていたが、現代ではさらに進化を重ねているのだろう。紹介したいものがあり過ぎて困ってしまうがその中からいくつかだけ紹介する。

アクアマリン
コンペイトウ
春うらら
ありがとう
藍染め
ミッドナイト
こんぺいとうスマイル
おはよう
vvクレオパトラ

いづれも掛川の加茂荘花鳥園オリジナルだと書いてあった。ミュージアムに入ると置物や日本画などアジサイにまつわる色んな作品もコレクションが展示されていた。水彩画のコーナーにはなんと西丸式人の鎌倉の風景画やアジサイの絵が数点飾られていてビックリした。その1点をガラス越しに移させてもらった。移りが悪いがお許しをお願いします。

収穫の多きひと時だった。

2 件のコメント:

  1. 久しぶりにのんびりブログを拝見しています。
    私はアジサイが中学生の頃から大好きでした。
    生意気に詩などを書いて遊んでいましたが、
    最近のアジサイは随分と色も形も違いますね。
    北鎌倉古民家ミュージアム、来年の6月末頃、
    ご一緒したいですね。

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  2. 鎌倉というところは田舎ですが、面白いところです。色んな発見があり飽きません。これからもそんな発見を発信していきたいです。

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