2022年12月21日水曜日

鎌倉便り:「MIICHI NO ICHI」(鎌倉ディープ)

 前回の増田屋豆腐店は水・土曜の開店だったが、このように時々しか開かない店が結構ある。観光地だから、お客様の来ない日は開かない方が効率的ではある。が、当地では意外とそうではない感覚で動いているように思えてきた。今回はお店とは言えないお店、

普段は普通のお宅なのに、たまたま通りかかったら何やら売っている。色々書いたチラシが貼ってあるので近寄ってみると「MIICHI NO ICHI」とありました。

月、火、木の13:00~16:00のみ開店のお店なのだ。並べてあるものは全国各地の隠れた商品(大量生産されることのない商品?)。東北から九州、沖縄などからでお聞きすると、東日本大震災以降に始められたようで、ボランティアさんを通して送られてくる岩手県のワカメやそれらのボランティアさん、ボランティアのお友達の出身地の特産品などが集められているのだそうだ。信州のはちみつ、平地飼育のランニングエッグ、沖縄のもずく、くるま麩、雪塩などの紹介ちらしも含めて10数種類の商品が展示販売されていた。こういうフリーマーケットのようなお店も散策の身にとっては面白い。頑張ってください、と思わず口にしていました。


ワカメと玄米のお餅(埼玉県羽生市雨読晴耕社製)を買ってみました。ワカメは水の戻すとトロットロの素晴らしい品質でした。玄米餅も温めると柔らかく食べやすい口当たりで両方とも大当たりの衝動買いになりました。また、時には寄ってみたくなるお店でした。
店主はNPO活動かボランティア活動をやっているのだろうか?そしてお店と言って紹介する類なのかどうかも分からないですが・・・・・?



















1 件のコメント:

  1. 以前、なかなか営業日に行くのが難しいお豆腐屋さんの
    記事を拝見しましたが、他にも、土地の方ならお買い物ができるけれどよそ者にはなかなかチャンスがない、しかも、どうしても
    手に入れたいと思うお店がいっぱいあるのですね。
    もう少し近くにいれば・・・といつも思います。

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