2006年7月29日土曜日

インテル、新型プロセッサCore 2 Duoを発表

噂されていた通り、インテルが新型プロセッサCore 2 Duoを7/27発表した。

13年間続いたPentium時代に区切りをつけ、新世代プロセッサ技術でこれからのパソコンが動くことになる。勿論、AMD社は独自路線でインテルとの熾烈な競争を続けていくことになる。マイクロソフトのOS分野と異なり、真っ当な技術競争が繰り広げられているプロセッサの分野は気持ちがいい。勿論シェアはインテルが90%超を占めているのだが、性能面では一部でAMDがインテルを凌ぐデータを誇っていて、メインボードでもAMD対応のボードを数多くの中から選択できる。次期OS、VISTAを動かすプロセッサに何を選ぶか、楽しみが始まった。

2006年7月21日金曜日

パソコン環境の整備第2弾

機材が一杯で環境が悪化してきたので、再度環境整備に乗り出した。

棚を購入し、パソコン、プリンタ、その他機材を立体的に積み上げる形にした。高さ175cm6段にすっきり収納できた。何よりも壁面に束になっていたコード類をこの立体的な棚を利用して仕分けした結果、床面にはほとんどコード類が散在しなくなった。これで埃などのたまる余地も少なくなるので、長期的にも嬉しいことだ。なかなか明けない梅雨を気持ちの上で吹き飛ばすことができて何か晴れやかな気分だ。
小物類を整理している内に、カーナビを取り付けたときにはずしたカーステレオの純正品が出てきた。うまく電源を付ければ、今部屋で遊んでいるオーディオスピーカーと組み合わせてオーディオ環境も整備できるのではないかと思いついた。要調査!

2006年7月15日土曜日

ハッピー・カナダ・ディ

初夏の強い陽光、日本でも見かける高山植物の花々が咲き競い、野生の動物たちと共生している、カナダディアン・ロッキーだった。6/28~7/6の8日間の旅を何回かに分けて綴ろう。

帰国後、懐かしいキャンモアを検索していたら「<a xhref="http://shigebanff.exblog.jp/i11/">熊がホテルの中庭に出現</a>」を発見との記事を読んでびっくり仰天。どのホテルだったんだろう?
自分たちはキャンモアのMisty Springs という小奇麗なロッジで自炊しながら8日間、息子夫婦(今回の旅は孫との交流が最大の目的であり楽しみ)と滞在するという恵まれた経験を楽しんだ。どこか1ヶ所位はカナディアンロッキーをトレッキングをしたいと、トレッキングシューズを真っ先にトランクの中に入れて出発した。それにしても天気に恵まれた8日間だった。

1.ラーチバレーのトレッキング(レイク・ルイーズ)
トレッキングをするなら花と展望が期待できそうなここ、「ラーチバレー」と「地球の歩き方」を見て決めていた。レイク・ルイーズから30分ほど南西に入ったモレイン湖畔が出発点。8時出発、15時帰着という予定で息子の車での送迎付き。足がないとこんなトレッキングはとてもできない。
早朝のモレイン湖の静かな湖面、氷河を抱いたテンピークスの山々。朝の引き締まった空気の中で思わずその美しさに息を呑んだ。カラマツの林、空の青を映しこんだ神秘的な湖面の色。高度を上げるにつれ、青空が益々冴え、湖面の色がグリーンに変化していく。1時間も上ると、ラーチバレーの谷という言葉とはかけ離れた高原にポンと躍り出た。周囲をぐるりカナディアンロッキーの山々に囲まれて谷といえば谷かもしれないが日本の谷という言葉の響きとはまったく違う。シリコンバレーに始めて行ったときもそう思ったものだ。`日曜日だったが我々の前に1組の登山客以外人影がない。写真を撮りながらのトレッキングは歩みがのろく、ここで後ろから来た1組に追いつかれ、声をかけられた。「熊に出会わなかったか」?「No! We didn't watch it」というような返事をしたら、「大きいのが居たぞ!気をつけろ」。ガイドブックではハイウエイ(旧道)でも運がよければ動物たちに会えるよ、と書かれてあったが、まさか山で自分たちが遭遇するかもしれない、まして熊となれば命がけになるなぁ、とそれからは一気に真剣モードになった。幸い、帰りには下からどんどん登山客が登ってきて賑やかになり、危険な感じは全くなくなっていた。ラーチバレーの一番奥のミネスティマ湖は雪渓を抱いた縞模様が美しく、ここで一頻りシャッターを押す。周りの高原は高山植物が乱れ咲き、特にウエスタン・アネモネは北岳草そっくり、が満開でテンピークスの山々と調和してこれまた格好の被写体。という訳で`スイスでも感じたことだが、国際的な観光地(国立公園)のトレッキングコースの整備状況の良いこと。高尾山よりも整備されたトレイルを楽しむことができた。
写真は新たに購入したニコンD200。初めての撮影の旅にもなった。<a xhref="http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=74816&un=18640">写真はこちら</a>にアップしたので時間のある方は是非、覗いてみてください。

2006年7月10日月曜日

チェロ:ダビデ・アマーディオを聞く

いささか古いネタになってしまったが、とても印象的なコンサートだったので記録に止めておかなくては。`時:7月19日(水) 日経ホール 18:30~`第336回 日経ミューズサロン「チェロ リサイタル」`演奏者:ダビデ・アマーディオ`共演:パオロ・コニョラート(ピアノ)``日経ミューズサロンは2年ぶり、「ダビデ・アマーディオ日本デビュー」と銘打ったコンサートだった。演奏者に何の予備知識もなく、割と音色の好きなチェロのコンサートということと日程が偶々空いていることから5月から申し込み済みだったが、意外や意外、素晴らしい演奏にすっかり魅了されてしまった。曲目は`ブラームス: チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38`フォーレ:エレジー 作品24`ロッシーニ:主題と変奏「ウネ・ラルメ」`(休憩)`ベートーベン:チェロ・ソナタ第2番 ト短調 作品5-2`ポッパー:タランテラ ト長調 作品33`サン=サーンス:アレグロ・アパッシオナート 作品43`パガニーニ: ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲``クラシックに特別傾倒しているわけでもないので、聞き覚えのある曲目は皆無だった。にもかかわらず2曲目、3曲目と進むに従って、自然と拍手に力が入り出し、最後はスタンディングオベェーションをしたくなるほどにまで気持ちが高揚させられた。`これはひとえに、ダビデ・アマーディオという人の人柄から伝わってくる、演奏が楽しくて堪らず、演奏曲に注入されていくエネルギーがそのまま伝わってくるところからくるもののように思われた。`兎に角、聞き終えてすごく得をしたような気分で家路についた。``そうそう、書き添えておきたいのは、伴奏のピアノがまた、素晴らしかった。アンサンブルの良さ、アマーディオのチェロの響きを引き出すような演奏は好感度抜群だった。`今、ブログを書くに当たって、ネットを検索してみると、ベネツィアで偶然聞いて以来、日本で聞ける日を楽しみにしていた人が沢山いたことがわかって驚き、且つ満足感が益々高まっている。当日も会場でCDを同時販売していないのか確認したが、それはなしということで、別途CD探しもしたいと思っている。

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...