2011年9月20日火曜日

箴言(2)

初めにこのタイトルで書いたのは2011年1月。その後も目に止まったものを書き溜めています。
パブロ・ピカソ:「明日描く絵がいちばん素晴らしい」
堀文子:群れない。慣れない。頼らない。・・・・画壇を否定し、昨日の作風に安住しない、過去の自分の名声にも頼らない、常に新しいことに挑戦し続ける自分でありたい、と。

2011年9月11日日曜日

象徴的な日がやってきた

21世紀がどんな100年になるのだろうと皆が想像していた、ある意味夢のある思考を楽しんでいたある日、911同時多発テロが起こりました。そして21世紀が貧困と宗教とが絡み合ったテロがこの世紀を性格付けるのだろうか、と考えてきた10年目の今年、311東日本大震災と福島原発事故が起こった。世界貿易センタービルに航空機が突っ込んでいくという神風特攻隊にならったような同時多発テロも、311の地震の規模やチェルノブイリにも匹敵する原発事故も予測できるような種類のものではなかったと思います。「想定外」という言葉がホリエモンの口から出て1種の流行語になりましたが、その後この想定外がいくつも起きるっていうのも不思議な巡り合わせを感じます。
今日はその911から10年、311から半年という節目の日なのです。日付が共に11日だということも日本人には何か象徴的なものを感じます。東日本大震災に関してはスケールの大きな復興プランを1日も早く打ち出してほしいですね。どういう姿の復興を目指していくのかそういう姿にある種の共感をイメージできれば、増税論議も進むのではないでしょうか?

2011年9月8日木曜日

映画:コクリコ坂

久しぶりの映画鑑賞は宮崎駿親子の手になる「コクリコ坂」。題名の由来は知らない。昭和30年後半台」で、丁度「3丁目の夕日」と時代が重なる。もちろんこちらはアニメーション。坂本九の「上を向いて歩こう」がBGMとして流れて、ノスタルジックな雰囲気に癒されました。こういう映画で癒されるというのはその時代の空気を吸ってきた人間だけでしょうね。体験的な時代認識からすると随分、旧制高校時代的な学生群像という感じがしましたが女子学生がどんどん活発になる時代の雰囲気は良く出ていました。ガラガラの映画館で申し訳ないような贅沢さでした。見た映画館は調布駅前のパルコ6階。この映画館も今月で閉館とのこと。因みに駅前の派出所の老練そうなお巡りさんに道を聞いて見たところ、「調布には映画館なんてありませんよ!昔はそこのパルコにもあったようですが・・・」とのお答え。これでは存在感無だったわけですね。閉館の要因は何処にあるのやら・・・?

2011年9月6日火曜日

天満敦子リサイタル1

無言館で毎年1回開かれる天満敦子のリサイタル、去年に続いて2回目の鑑賞に行ってきました。4日朝、台風12号の余波で中央高速は通行止で関越から別所温泉への道はどうなっているやら・・・。夜7時開演でしたが安全を見て朝9時過ぎに家を出ました。現地で時間があるだろうから天気さえ持つようなら無言館の絵の鑑賞やら、近辺を探訪する積りでした。おまけに車で出掛ける気安さからスケッチもできれば良いと欲張りました。行きは順調で12時前に現地に着きました。雨も落ちてこないのでそのままスケッチを始めました。1時間一寸すると雨が降り出しました。下地の色をつけ終わったところで道具を片付けて絵画鑑賞と付近の観光をしました。戦没画学生の絵や彫刻はどれも悲痛でした。今年の5月に行った鹿児島知覧の特攻平和会館で見た数々の遺書が脳裏に重なってきてつらい感覚が一層募りました。この無言館は上田市の山間で塩田平を見下ろす丘陵地帯にあって、付近には前山寺や別所温泉の常楽寺、安楽寺といった名刹があります。今回は前山寺だけ見学してきました。付近の佇まいもなかなか良い感じでした。スケッチに好適な場所のようです。

演奏された曲目は次の通りでした。
<ul>
<li>・バッハ         アダージョ
・ラフマニノフ     ヴォカリーズ
・フォスター      スワニー河
・黒人霊歌      アメイジング・グレイス
・山本正美      ねむの木の子守歌
・多忠 亮       宵待ち草
・シューマン      トロイメライ
・フォーレ       夢のあとに
・ブロッホ       祈り
・ボルムベスク    望郷のバラード
・ホルスト       ジュピター</li>
</ul>
アンコールでは、ヴィヴァルディのものと思われる曲、他2曲堪能しました。

帰り道はゲリラ豪雨と闘いながら23時前に帰宅できました。

2011年9月3日土曜日

山本一力:「あかね雲」

あまり流行作家のものは読みたくはないと思っているのですが、たまたま手元に気軽に読める文庫本がなくなって、図書館で借りてきました。京都の豆腐屋さんが修業後、独り立ちしたくて思い切って江戸に出てきて苦労しながら成功していくサクセスストーリーでしたので、気軽に読むのには好適でした。江戸時代、こんな移動ができたんですね。町人の力が強くなって社会が流動的になっていったのですね。経済が世の中を変えていった典型的なスタイルの1つでしょうか?この身軽さの一方ではこの前読んだ「憑神」では、幕末になってもなお旗本直参の武士(御徒歩組)が時代に殉じて上野彰義隊に加わって死んでいく・・・そんなこれは道徳観といったものかもしれませんが、武士の固苦しさが残っていた。江戸とはそんな時代だったのかな?と思ったり。この作家のものはこれが初めてです。解説を読んでいたら2002年直木賞受賞作でした。

2011年9月2日金曜日

台風

関東直撃かと思われた今度の台風12号。兎に角歩みが遅い。天気予報士のお話では日本上空にいる夏の高気圧が強くて行く手を阻んでいるのだそうです。自転車ぐらいのスピードです。そして日を追うごとに進路を北西に向けていきます。上陸予想地点も東海から今は室戸岬から足摺岬の高知あたりに変わってしまいました。関東はお蔭であまり大きな影響を受けないようです。それでも進度が遅い分大量の雨が同じ場所に降り、被害を大きくしそうです。日曜にはどこにいるのでしょうか?その日は長野県上田市にある『無言館』で天満敦子のバイオリンを聴きに行きます。戦没画学生たちが描いた絵を集めた美術館です。去年初めて高校の同級生との集まりにこれを聴きました。小さな美術館内にソロのバイオリンが響き、鎮魂のメロディを奏で、その音の洪水の中に自分の身を沈めました。毎年やっていると聞き、今年もその友人にチケットを入手してもらったのです。楽しみですが車で行く予定にしているので交通の状況がどうなっていくのか気にかかるところです。最悪は電車で行かなければ・・・。車なら朝早くいってスケッチも1枚、物したいところなんですが。明日の天気予報で決めなくては・・・。

2011年9月1日木曜日

NHKインターネットラジオ始まる

先日、ここで取り上げたインターネットラジオですが、いよいよ今日からNHKも開始しましたので、早速アクセスしてみました。サイトを見ると、これの開設の目的は「山間部など電波の入りづらい地域、夜間の外国電波混信、マンションなど鉄筋コンクリート住宅の全国的普及など、ラジオ放送が聴取しにくい状況の改善を目的として」と書いてありました。ネットの可能性を難聴対策に堰堤しているところはインターネットの力を矮小化しているような気もしますし、他方ではインターネット化することで電波以外の双方化とか、マルチメディア化などの可能性についてはまだ研究中ということなのでしょうか?また、著作権との関係で電波で流すものを同時にネットに流すことが許されていないものについてはネット放送の対象外になるとも書いてありました。クラッシック音楽にあるようです。今気にしているスマートフォンではアンドロイド対応は10月から開始されるとも書かれています。実際の音質はラジコ同様、当然ですがノイズもなく豊かです。こtれもラジコ同様使えますね。お勧めです。

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...