2022年12月21日水曜日

鎌倉便り:「MIICHI NO ICHI」(鎌倉ディープ)

 前回の増田屋豆腐店は水・土曜の開店だったが、このように時々しか開かない店が結構ある。観光地だから、お客様の来ない日は開かない方が効率的ではある。が、当地では意外とそうではない感覚で動いているように思えてきた。今回はお店とは言えないお店、

普段は普通のお宅なのに、たまたま通りかかったら何やら売っている。色々書いたチラシが貼ってあるので近寄ってみると「MIICHI NO ICHI」とありました。

月、火、木の13:00~16:00のみ開店のお店なのだ。並べてあるものは全国各地の隠れた商品(大量生産されることのない商品?)。東北から九州、沖縄などからでお聞きすると、東日本大震災以降に始められたようで、ボランティアさんを通して送られてくる岩手県のワカメやそれらのボランティアさん、ボランティアのお友達の出身地の特産品などが集められているのだそうだ。信州のはちみつ、平地飼育のランニングエッグ、沖縄のもずく、くるま麩、雪塩などの紹介ちらしも含めて10数種類の商品が展示販売されていた。こういうフリーマーケットのようなお店も散策の身にとっては面白い。頑張ってください、と思わず口にしていました。


ワカメと玄米のお餅(埼玉県羽生市雨読晴耕社製)を買ってみました。ワカメは水の戻すとトロットロの素晴らしい品質でした。玄米餅も温めると柔らかく食べやすい口当たりで両方とも大当たりの衝動買いになりました。また、時には寄ってみたくなるお店でした。
店主はNPO活動かボランティア活動をやっているのだろうか?そしてお店と言って紹介する類なのかどうかも分からないですが・・・・・?



















2022年12月14日水曜日

鎌倉便り:「源氏山公園から寿福寺」へ(12月8日)

 北鎌倉から山道を通って長谷の鎌倉大仏までのハイキングコースの中間地点にこの源氏山公園がある。標高は僅か93ḿと低山ながら、海に近いので登り口は標高2,30m程度だから一気に60mほどの急登となっている。今回は銭洗い弁財天神社経由の舗装された道を上った。

源氏山公園の源頼朝銅像がある広場を望む
頼朝增の背後が秋色で一杯

山茶花に背を向けてスマホを操作する人

浄智寺口への下りを辿ると中間地点辺りに太田道灌の墓があった。

さらに下りていくと足の幅ほどしかない、しかも岩肌がむき出しで滑りそうな細い道になった。軽い気持ちで降りてきたが緊張が走る。

そこを抜けるとそこはもう浄智寺境内だった。逆コースでこの道から登るのは結構きついかもしれない。
短時間だったがスリルある下り道だった。

2022年12月13日火曜日

鎌倉便り:秋の鎌倉海岸ドライブ(11月27日)

来春乗り慣れた車が車検を迎える、合わせるかのように警察から免許証更新の通知が来た。天啓のように閃いた。車を止めて免許証の返還だ。という訳で最後のドライブは鎌倉海岸を走った。 運転は地元に詳しい息子にお任せ。

この日は快晴で前日に降った富士山の積雪が綺麗な筈、との予想は的中した。

車内から見える江の島と真っ白な雪をかぶった富士山を見ながらの七里ガ浜ドライブ

稲村が崎の鎌倉海浜公園で散策
稲村ケ崎からさらに江の島方面へ

多くの人が訪れる鎌倉高校前の緩やかな坂道から海を見渡す

海岸に近いと道路の手前を通る江ノ電をちょっと見せてパチリと1枚、カメラを通した人気のスポットで、マネをして1枚撮ってきました。

2022年11月18日金曜日

鎌倉便り:増田屋豆腐店(鎌倉ディープ)

 鎌倉に生活して何気なく見ていた風景の中から小さなお店に目が向くようになってきた。するとそこに新たな発見があった。今回はお豆腐屋さん。創業何と1865年、慶応元年という。先代が亡くなられてもうやめようかと思ったが、ご贔屓のお客様からの立っての願いで、継続することになったとのこと。昔ながらのお店で、週2日間だけの営業。店先でも食べることができるので一度体験してみたいと思っている。狙いは豆乳プリンだ。

ぼんやり歩いていると見過ごしそうな佇まい

水曜・土曜日のみの営業というのが凄い

昔ながらの製法に拘る若女将

木綿豆腐と厚揚げ豆乳を買ったがどれも美味しかった。とりわけ木綿豆腐の舌触りは柔らかいクリームチーズのような感触で好みだった。
屋外のテラスで横須賀線の電車を見ながらお豆腐が食べられる。


2022年11月16日水曜日

畠中恵:「かわたれどき」

 図書館の開放架をサラッと見ていた時、この「かわたれどき」というタイトルに目がとまり、借り出した。この言葉には強い思い出があったからだ。昔の話ではあるが、高校生になった時、古文を担当するとてもユニークな先生がおられてその授業は緊張感もあり、面白かった。授業は黒板に新古今和歌集から一首を書き出して、その解説だけで1時間の授業を終えるというものだった。高校の授業とはこういうものかと、何か大人になったんだという感覚を持たせてくれた先生だった。その先生があるときの授業で、「たそがれどき」と「かわたれどき」の違いを教えてくれたことがあった。その時まで「かわたれどき」という表現は知らなかった。このときも高校って自分の知らない世界を色々教えてくれる凄いところなんだと思った感覚があった。自分にとってそんなタイトルの本を手に取らないわけはなかった。かわたれどきとは明け方で、あれはだれだとはっきり見分けられない頃》はっきりものの見分けのつかない、薄暗い時刻を指す言葉で、夕方を「たそがれどき」というのに対して使われるという。

さて、小説の方は、江戸の町名主、麻の助の話でどういった仕事をしていたのかよく分からなかったが要は町の困りごと揉め事を解決して取り纏めをする役割のようで、軽い謎解き凬に仕立てた物語だった。妻を失って若くしてやもめ暮らしになって周囲をやきもきさせていたが江戸深川の洪水で流されて、あわや命を取り落としかけたときに、1本の木に摑まって難を逃れたが、助かった後記憶喪失と夜中に「止めて」とうなされるという、この娘が悪友の妹、お雪。このお雪さんが濁流の中、夜が明けていく時が「かわたれどき」だったのだ。何を見て止めて!といったのか・・・このミステリーを解けるか?継之助!

2022年11月13日日曜日

鎌倉便り:秋の文学館(10月23日)

 秋晴れのこの日、文学館まで散歩した。秋のバラが見ごろだと想像された。・・・予想通り見事に咲きそろっていた。この文学館は旧前田藩主が買い取って、西洋洋式の別荘に仕立てて今に残る建築物で鎌倉の3大別荘の一つに数えられている。

バラ園から見上げる文学館

入り口の片隅には移動コーヒーショップが来ていて、美味しいコーヒーを頂くことができた。これも土日だけのことらしい。この文学館は来年4月から大規模改修で数年間、閉館になるとのことだった。

2022年11月7日月曜日

鎌倉便り:「大功寺」の花々(4)(10月18日)

 久々に、大巧寺に行ってみた。秋の風情はどうだろうかと、、、?

相変わらず綺麗に手入れされていた。この時期、ハギ(ヤマハギ)、ムラサキシキブ、子ムラサキシキブ、白シキブが乱れ咲いていた。


春先に見たニワフジ(コマツナギ)やアマギノグサもまだ咲いていた。今年の夏は天候不順で季節感を見失ったのだろう。





吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...