全日本卓球選手権・・・偶々お昼につけたテレビがBSになっていて女子の石川選手が戦っている場面に出くわしました。日曜日のことでした。そのはつらつとした戦い方は胸のすくような清々しいもんでした。魅入られたように続けてみていると、次戦は福原愛選手がこれまた高校生相手に戦っていました。そして驚いたことに、と言っては相手の高校生に失礼かもしれませんが0-3で負けているのです。卓球のルールは11点先取で1セットを勝ち取り、4セット先に取った方が勝者となります。0-3から福原愛選手がどう盛り返すのか興味に駆られて見続けましたが、実績と実力を兼ね備えた福原選手もその勢いを覆すことはできず、0-4という一方的なスコアで敗退してしまいました。去年の優勝者が準決勝で敗退となったのです。この試合でも高校生の試合振りはそれは胸のすく様なものでした。卓球の面白さはラリーの火花を散らすようなスピード感にあります。あのスピードに反応できるのは若さが大きな武器になるのでしょう。躍動感に感動してしまうと同時に、世界を股にかけて戦ってきた先輩に物怖じしない戦いぶりを見せた高校生の直向きさに将来への希望というようなものを感じてしまったような気がしました。
翌日も偶々昼を家で過ごしたので、今度は積極的にBSで卓球を観ました。この日は男子ダブルス決勝でした。ここでも高校生コンビが世界選手権の銀メダリストペアを問題にせず。4-1で打ち破り、史上初の高校生ペアチャンピオンが誕生した瞬間をリアルタイムで見ることができました。若さが男女ともに圧倒したのです。6年後のオリンピックもあり、若者がどんどん進出している姿は本当に頼もしいものです。そういえば、女子ジャンプにも高梨というウルトラ級の選手が頑張っていますね。ソチの冬季オリンピックで金メダル期待の最右翼にいますね。若者に期待を託せるという社会は良い社会だなあと思わずにはいられません。
2014年1月19日日曜日
2014年1月18日土曜日
若さは美しい
お昼ご飯を食べながらテレビのスイッチを入れたら、卓球の日本選手権を実況していました。石川佳澄選手や福原愛選手が映っていましたので思わず見入っていました。ところが、試合の展開が凄いのです。福原が準決勝で高校2年生の選手にストレートで負けてしまったのです。決勝はその谷口という選手と石川選手との間でたたかわれることになったのです。引き続いて行われた男子ダブルス決勝では、水谷・選手対青森山田高校の選手との戦いでした。そして何と4-1というスコアで高校生コンビが優勝をかっさらっていったのです。高校生の選手権優勝は初めての快挙ということでした。恐るべきや高校生でした。
2014年1月12日日曜日
映画:「武士の献立」
朝の連続ドラマ「ごちそうさん」が大正時代からの庶民の生活にスポットライトを当てた近現代を描いて好調ですが、それの江戸時代版を見るようなおいしそうな料理が次々と映し出される映画を観てきました。小学校時代の友人Kさんから故郷金沢の出初式の様子を伝える写真を6枚ほどメールで送ってくれました。そしてそのメールの文中に加賀前田藩藩士が書き残した日記を基にして作られたタイトルの映画のことが触れられてあった。早速、金沢の友人を誘って観に行ってきました。成程、「包丁侍」という言葉があったのだ。賄いを主たる仕事にする侍を蔑んで言った言葉かもしれない。しかし、そこに勝負をかけている人もまた武士の中には居たのですね。ごちそうさん同様、「美味しい」が人を笑顔にする。戦国にあっては外交の有力なツールであった。そういえば現代でも、招待外交の入り口は食事、レセプションですね。
2014年1月11日土曜日
宮部みゆき:「ソロモンの偽証」第2部「決意」
第2部を読み終わるのに長い時間が掛かってしまいました。学校内の事件の裏側にある社会とのかかわりの中にも当然、学校内の事件を引き起こす誘因がある。というよりそういう底流なしに学校内での事件は起きないのかもしれない。一見一人の生徒の自殺に見えた事件に便乗して日ごろからのうっ憤を晴らそうという人、逆恨みも含めていろんな波紋が広がります。マスコミに興味本位にセンセーショナルに報道されて生徒たちは混乱していく。それを嫌って勇気ある女生徒が学校内で自分たちによる裁判を開いて真相を解明し、すっきりしたいと考えてこうどうを起こします。模擬裁判開始を目前に控えるところまで物語が進みました。第3部は愈々決着へと進んでいくようです。この調子だと最後まで辿り着くのにどれくらい時間が掛かるのでしょうね。
2014年1月10日金曜日
同窓生は今・・・
昨年11月末に大学の同期同窓会が京都嵐山であった。この夏、台風で濁流が渡月橋の橋桁に襲い掛かっている映像を見たあの嵐山が会場でした。天竜寺の裏手にある宿が会場でした。その宿の真向かいにはもみじで名高い法厳院というお寺もある嵐山の一等地でした。卒業以来10回目の同期同窓会だとのことでした。若かった頃は仕事の都合やら何やらで欠席もあったが、ここの所数回は出席が続いている。出席するメンバーも固定化してきていて、集まることの意義にもいささか疑問が出てきている。ただ、この同窓会の特色は毎回、近況報告やエッセイなど何でも良いが一文を持ち寄り、文集を作るということを続けてきていて、これには欠席の人も色々と参加してくれて面白い。50数名の同期生のうち、鬼籍に入られた方も6名ほどになりはしているが、まだまだ健在な方が圧倒的多数だというのも凄いし、心強い。その文集が昨日届いた。今回は先生1人を含め、26名からの投稿が集められていた。墨色鮮やかな「日々是好日」だけというものあり、これまでの履歴を事細かになぞって人生を振り返る方あり、また、自分が罹ってきた病気について延々と解説する人ありで面白かった。そして概ね、これまでの人生を肯定的にとらえ、残りの時間を強く意識し、いかに良く生きるかということの強く滲む文章が多かった。勿論、自分の書いた一文もその例外ではない。次回の同窓会は開くことができるのかどうか、だんだん主張が単純に、短絡的になってきている人が増えているような感じがして危うさを痛感させられた。
2014年1月2日木曜日
明けましてオメデトウございます
近年に珍しく穏やかな幕開けのような気がします。穏やかな天候で寒さも一時の厳しい寒さから脱して、北風もなく穏やか。年末に首相が敢行した靖国詣でで、地に乱を招くような行いなど、先々に多くの課題を残してはいるのですが、大事件や大事故もなく、平穏という言葉が似合いそうです。元日には息子たちの家族が皆で来てくれて個人的にも最良の正月だったように思います。去年の今頃は体調異変を指摘されて検査などが予定されていて、落ち着かない日々でした。結局、3月に手術などしましたが、お陰様で大事に至ることなく、以前と同じ生活に復帰できたのは望む限りでは最高の結果となり、それが今の心の平安の最大の支えになってくれています。医学の進歩を体で実感したわけです。この平安が一年続くとも思えませんが、どうか良い年であってほしいものだと祈らずにはいられません。このブログも途切れ途切れれながら細々と続けていけるのもあとどのくらいでしょうか?最善を生き切りたいものです。
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
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NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...