Eメールというものはパソコンからやるものと相場は決まっていました。しかし、昨今一般のパソコン離れは著しいものがあります。現に自分の日々の生活の中でEメールは欠くことのできない通信手段であることはこれまで以上です。電話以上に確実な通信手段として確固たる地位を築いています。外出時はスマホで家の中でも着信に対する返信はタブレットでするのが通常の生活スタイルになってきました。何と言ってもタブレットは家の中でのモバイル性も良くて、しかもスマホより画面が大きくメールも読みやすく返信もソフトキーボードが意外に打ちやすいのです。変換効率も使い込んでいる内に使い方が判ってきて効率よく使えるのです。
しかし、問題が1つあります。それはスパムメールへの防御力が弱いのです。FacebookなどSNSに登録した時、よく判らないままメールアドレスを公開に設定してあったためなのかそのころから迷惑メールが頻繁に届くようになってしまいました。兎に角気分が悪いのです。そこでスマホなどでメールをチェックする際も、最近はGoogleのGメールでチェックするようになっています。Gメールの迷惑メール検出能力は相当なハイレベルだと思います。目障りなメールが眼に入ることは滅多にありません。ではパソコンではどうでしょうか?Gメールも使い込んでいないので正確ではありませんが、メールアドレスの管理や受信メールの管理機能には不満が多いのです。また、Gメールアドレスを介した返信はメーリングリストのような登録済のアドレスをGメール以外の本来ののアドレスに設定してある場合など使えないという事実もあり、やはり基本となるメーラー(メール管理・送受信ソフト)として何を使うかは重要な問題です。
最近そういうスパムメールに悩まされ、メーラーとして常用していたOutlookからThunderbirdに乗り換えました。このソフトはスパムメールに対する学習機能が素晴らしいので最初しばらくの間はどういうメールが削除対象かをマニュアルで入力していくと時間経過とともに学習効果が出てきて殆んど目に留まることがなくなります。インストール後しばらく使っていると使い方も思い出されてきてだんだん快適になってきました。
こんなに快適なのになぜOutlookを使ってきたか?と聞かれそうですね。理由は、よくOutlookの使い方について質問を受けたからです。一般によく使われているソフトについて知っていないと質問に的確に答えられないということから自分でも使っておこうと考えたからでした。その頃は本当にスパムメールは少なかったので悩みはほとんどありませんでした。