2014年6月28日土曜日

世界は広い

サッカーW杯も一次予選が終わりました。4年の間に世界は絶え間ない進化を遂げていたのですね。コンフェデレーションズカップで世界の強豪に歯が立たなかったのは単なる運の悪さでも何でもなかったのです。判っていたのだけれど・・・・。サッカー評論家の皆さんも耳に心地よいことしか言わない御用評論家と化していて、日本の悪い面が凝縮された結果でした。それにしても日本の若者は特に、対コロンビア戦では見ていて切なくなるような戦いぶりでした。あれを見て文句の言える人はいないのではないでしょうか?日本の実力がこれまでで最強だったというのは誰もが認めるところでしたが、世界の進歩との落差は実は開いていたのでしたね。そのことを否応なしに見せつけられたのが今回のW杯だったのではないでしょうか?それだけ、世界の各国も本気で日本に対して戦いに来ていたのだと思います。そこで実力の彼我の差を見せ付けられたのです。コロンビアは第一線のメンバーを8人替えて、これまで出ていなかった選手たちを起用してきてそれでも歯が立たなかったのです。でも何か道があるはずです。今回でも170㎝に満たない選手が核になっていたチームもありました。また、日本ではまだまだ野球にスポーツの人材が偏っているということは厳然たる事実でしょう。プロ野球の2軍に在席しているような芽のでない若者の中には別のスポーツでならば一流になれる人が一杯いるのでは?と思ってしまいます。
しかし、サッカーの世界では一次予選を突破した強豪16チームの一発勝負が始まります。実はこれからが本当に面白い勝負の世界を見られるのです。睡眠不足が解消されることはもう暫くは無いようです。

もうすぐ7月。庭のキキョウが紫色の素晴らしい花を咲かせています。雨の合間に1枚撮りました。紫色が雨に濡れて一段と鮮やかでした。

2014年6月22日日曜日

サッカー観戦で忙しい

W杯が始まってもう1週間たちました。期待の日本は1分け1敗で予選リーグ突破の可能性はかなり低くなりました。ただコロンビアはすでに決勝リーグ進出を決めてしまったのでメンバー的にもモチベーション的にもこれまでの2戦とは違って低くなります。そこは狙い目。一方のギリシャとコートジボワールは予選を勝ち抜くためには何が何でも勝ちたい、ガチンコ勝負。ですから間隙を縫って日本が抜け出す可能性はあります。25日は5時から試合開始で、この日ばかりは目覚ましセットでテレビ観戦しないと4年間悔やまれます。

先日は高尾山の登山口、ケーブルカーの駅前辺りでスケッチレッスンでした。2年半振り位、久し振りでした。ウィークデーですが流石人気は続いているようで大勢の登山客で賑わっていました。

2014年6月16日月曜日

パソコンメーラをThunderbirdに変えました

Eメールというものはパソコンからやるものと相場は決まっていました。しかし、昨今一般のパソコン離れは著しいものがあります。現に自分の日々の生活の中でEメールは欠くことのできない通信手段であることはこれまで以上です。電話以上に確実な通信手段として確固たる地位を築いています。外出時はスマホで家の中でも着信に対する返信はタブレットでするのが通常の生活スタイルになってきました。何と言ってもタブレットは家の中でのモバイル性も良くて、しかもスマホより画面が大きくメールも読みやすく返信もソフトキーボードが意外に打ちやすいのです。変換効率も使い込んでいる内に使い方が判ってきて効率よく使えるのです。

しかし、問題が1つあります。それはスパムメールへの防御力が弱いのです。FacebookなどSNSに登録した時、よく判らないままメールアドレスを公開に設定してあったためなのかそのころから迷惑メールが頻繁に届くようになってしまいました。兎に角気分が悪いのです。そこでスマホなどでメールをチェックする際も、最近はGoogleのGメールでチェックするようになっています。Gメールの迷惑メール検出能力は相当なハイレベルだと思います。目障りなメールが眼に入ることは滅多にありません。ではパソコンではどうでしょうか?Gメールも使い込んでいないので正確ではありませんが、メールアドレスの管理や受信メールの管理機能には不満が多いのです。また、Gメールアドレスを介した返信はメーリングリストのような登録済のアドレスをGメール以外の本来ののアドレスに設定してある場合など使えないという事実もあり、やはり基本となるメーラー(メール管理・送受信ソフト)として何を使うかは重要な問題です。

最近そういうスパムメールに悩まされ、メーラーとして常用していたOutlookからThunderbirdに乗り換えました。このソフトはスパムメールに対する学習機能が素晴らしいので最初しばらくの間はどういうメールが削除対象かをマニュアルで入力していくと時間経過とともに学習効果が出てきて殆んど目に留まることがなくなります。インストール後しばらく使っていると使い方も思い出されてきてだんだん快適になってきました。

こんなに快適なのになぜOutlookを使ってきたか?と聞かれそうですね。理由は、よくOutlookの使い方について質問を受けたからです。一般によく使われているソフトについて知っていないと質問に的確に答えられないということから自分でも使っておこうと考えたからでした。その頃は本当にスパムメールは少なかったので悩みはほとんどありませんでした。

2014年6月15日日曜日

宮本輝:「水のかたち」(下)

図書館の本で長編を読むのは、それも人気ある本だった場合は尚更です。表題の本は上巻を読んだのが去年の12月、丁度6か月して後編が届きました。最初読み始めでは筋書きを忘れていて、一寸読み難かったのですが、だんだん記憶が繋がり出して問題なく読み終えました。上巻の感想通り、心持ちが穏やかになります。この物語に出てくるのは終始一貫善い人ばかりです。その人たちが眼に見えない糸に繋がれて、生きていくのです。特にこの主人公のご婦人は周りの空気を和ませ、暖かい気持ちにさせていくようで幸運がどんどん舞い降りてき始めるのです。作者が後書きで書いていましたが、現実に作者の身の周りで「善き人たちのつながりによって生じたとしか思えない幸福や幸運の連鎖」、そういう体験を実際に作者が眼にし、それを書いておこうと決意したと書いていました。それに加えて、30数年来のお知り合いの和泉喜久子さんを通して手縫いの小さなリュックを見せて頂く機会があってその父上の1946年終戦から1年後に今の北朝鮮、城津という町から決死の逃避行を試みて、38度線を越えて日本に帰国した後、それらの日々を綴った手記を読ませて頂いたのだそうです。自分たちだけでなく150人近くの日本人を共に助け、帰りつこうとした勇気と知恵と決断力、この実話をどうしても後世に伝えておきたいと考え、この「水のかたち」という小説の中に織り込んだのだそうです。作中の逃避行のお話はすべて真実であるということでした。巡り合ってよかった小説の1つでした。

2014年6月14日土曜日

サッカーW杯とワンクリック詐欺

待ちかねていたサッカーW杯が始まりました。今回はブラジル開催ということで、時差の関係から昼夜逆転で、早朝から午前中にライブ映像が流れる。サンデー毎日派には、願ってもない時間帯とも言えそうですが、そう毎日も観ていられません。それなりに予定というものがあるのです。そこで何とか後からでも見る方法はないものかとネットで検索していたら、面白い記事に出くわしました。これは2010年の南ア大会の時から現れたワンクリック詐欺らしいのですが、FIFAと正式に提携し、いつでも無料でWカップ全試合を視聴可能!とお客を誘導し、アダルトサイトへと誘導する悪質ソフトらしいのです。一旦アクセスすると、起動の度に変な画面が出てきて削除できない、お金を請求される、といった被害を受けるので注意してほしい、という記事でした。なるほど、自分のような人間がターゲットらしいと気付かせられました。用心用心。日曜日は7時からリアルタイムで見ることができるので安心ですね。頑張れニッポン!!!

2014年6月13日金曜日

陶器と絵画のコラボ2014

朝から雨。でも午前中には止み、夕方までは持つという天気予報を見て今日のスケジュールは決まり。

ご近所さんであり、私的にも色々お世話になっているYさんの二人展を観に行きました。例年通りAさんとのコラボ。何年前か忘れましたが以前はあきる野市のというより、浅川上流の喫茶店でやっていたものが数年前から経堂(小田急線沿線)のギャラリー「街路樹」で行われるようになっていました。タイトルは「百器遊筆展」。百は沢山を意味するのでしょうか、遊筆は筆で青春を遊ぶということでしょうか?沢山の日常に使う焼物が展示されていました。絵の方は北アルプス、後ろ立山連峰の峰々(昔歩いた峰々)を回顧しながら思いを新たにした作品群でした。お気に入りを登録しておくと後でその絵ハガキが届くという趣向に、「針ノ木岳」に印をつけてきました。いづれ届く絵ハガキが楽しみです。この絵画を出されているAさんの奥様とのお話で家内が四国旅行を一緒にしていただいた縁浅からぬ方であることを今回しっかりと認識して、想いを新たにしました。Yさんの奥様と同行した四国旅行のことをよく聞かされていたのでまるで10年の知己のようにお話をさせて頂きました。色んな人の輪で世間ができているのだということを再認識させられました。"経堂コルティ"
経堂という駅も中々おしゃれで駅前には京都駅を小型にしたような経堂コルティというショッピングセンターのようなものが建っていました。経堂=京都?一人で笑ってしまいました。武蔵野食堂で昼食にスパゲッティを食べた。口に合って満足。お隣に座った大柄なイタリア人は同じスパゲッティを2皿注文してそれに粉チーズをいっぱいかけて凄いスピードで食べ出した。こんな外国人と戦うのは大変だ、とこれから始まるサッカーW杯のことを考えていました。

2014年6月10日火曜日

妙高高原2日目

同室のNさんは早起きだ。ふと人の気配で目が覚める。外は明るくなっていましたが日の出前の雰囲気でした。時間を確認すると4時半ごろ。ウーン、でも仕方がない。日の出でも見るかと床を抜け出る。ユカタだけではやはり寒い。持参したウインドブレーカを羽織り、東の方向を見るが建物の陰に隠れて見えない。ただ上空は赤く染まっていて良い日の出のようだった。部屋の窓からは妙高山が目の前に聳え、ホテルの庭の白樺が朝日に輝いて美しかった。もうご来光には間に合わないようだ。そこで部屋から移りゆく朝の妙高を眺めながら1枚スケッチすることにした。

さて今日の予定はどうするか!朝食を摂りながら相談した結果、再度「いもり池」に挑戦し午後早々には野尻湖畔に移動し、3時ごろ帰途に就くことに決定した。

 いもり池に映る黒姫山

他にも目移りするようなスケッチポイントが一杯あるが、まぁ初めてなので無難なランドスケープに取り組んでみた。次回来るとしたらもっと別の風景に挑戦してみたいところだ。11時ごろには野尻湖に移動始めた。なにしろ前日同様毛虫の来襲が凄い。体中ムズムズしてくる。この日は長野から来たというかなりの人数の絵画を楽しむ人たちが来て一緒だったのですが、何んとこの人たちは毛虫に対しては関心ゼロという感じで平然と絵を描いているのにはビックリ。何とも思っていないようで我々だけがギャアギャア騒いでいる。何かが変だ。

"野尻湖湖畔から妙高山を観る"
野尻湖は想像以上に大きな湖だった。ここも初めて。湖畔を4~500m走ってホテルで昼食を頂き、その前から最後の1枚。ここでも毛虫の多さには閉口しました。1泊2日で5枚、毛虫の為ばかりでもありませんが中途半端で帰ってから写真を片手に仕上げなければならない絵を一杯抱えての帰還となった。インターに入る手前には大きな道の駅があり誘い込まれるようにお立ち寄り。2日間、絵を描くことに疲れて気分転換かストレス解消か、色々買い込んでしまいました。勿論、信濃のお酒も。

2014年6月7日土曜日

妙高高原へスケッチ旅行

東京が30度を超える猛暑日。光化学スモッグだとか黄砂の影響が出るとかという予報の中、妙高高原に出掛けました。予てから行ってみたい場所というか、スケッチの名所として名高いスポットに仲間と4人で出掛けました。マイカーを買い替えて初めての遠出のドライブでもありました。朝7時出発、11時半に妙高山を望むお蕎麦屋さんに到着しました。流石ご当地のお蕎麦屋さん、中々の味でした。眺望も最高で上々の出だしでした。

 alt="DSC01077"

最初は兎に角、定番の「いもり池」から見上げる妙高山をスケッチしました。絵ハガキそのもののアングルです。高原の風は快適ですが日射しは厳しい。木陰を探して三々五々スケッチを開始。ところが、木陰を作ってくれる木から毛虫がポトポト落ちてくるではありませんか!!これは思わぬ脅威でした。止む無く木陰を出てみましたが風に吹かれてどこに居ても毛虫がやってくるのです。大騒ぎしながらようやく1枚仕上げで場所を変え、もう1枚。日没前にこの日の宿に入りました。



2014年6月5日木曜日

陣馬街道の郵便局

ここもスケッチしてきました。こんな可愛い郵便局が現役で頑張っているのです。八王子も広いですね。

2014年6月4日水曜日

水彩画展 in 山梨中銀

この月曜日から西八王子にある山梨中央銀行のお客様ロビーで水彩画を展示させて頂けることになった。先週金曜日営業時間切れのころに絵を搬入して、飾り付けをしました。3年前にも一度させて頂き、今回が2度目です。仲間4人で12枚揃えることにしたので1人当たり3枚で良いのでしたが、先日グループ展を終えたばかりなのでまた新たに作品を選ぶとなるとハタと困ってしまいました。日ごろから完成度を高めた作品つくりをしていない付けが回ってきたようでバタバタと作品選びをしました。地域の銀行なので地域に根差したもの、季節的にも時期を選ぼうと考え、1点は2年前のアジサイのものにしました。改めて2年前のものを出してきてみると、今年描いた絵と比べてあまり見劣りしないのには参ってしまいました。この2年、あまり進歩していないんだなぁ。1か月後にはほかの仲間の絵と交代します。

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...