オリンピック開催の延期と軌を一にしたこの現象は、一体何なのだろう?もう発生患者数を抑える必要性がなくなったからなのだろうか?と言いたくなる。日本のコロナウィルス対策では「疑わしきは検査せず、自宅待機を!」だった。幸いにしてこれまではその方針が功を奏したかに見えていた。しかし、発生患者数が増えてきて、しかも発生経路不明感染が増えてきたということは「検査せず」の方針がやはり誤ったということではないのか?実態を把握するデータが不足している中で的確な対処方針を打ち出せる訳がない。専門家会議なるものが発信する方針は正確なデータに基づかない信頼度の低いものになってはいないのだろうか?専門家会議なるものが政府の「疑わしきは検査せず、自宅待機を!」に異議も挟まなかったこと自体、主体性を疑わざるを得ない。責任は大きいのではないか?
2020年3月26日木曜日
2020年3月23日月曜日
COVID-19
新型コロナウィル肺炎という長ったらしい病原体に名前が付いた。コロナウィルスからCOVIを採り、Deserse(病気)のD、2019年から19を取った。
この病原菌の質の悪さ、退治のしにくさについてはすでに触れた通りだし、日本政府の意図的なのか、どうか疑わしいが「検査件数の驚異的な少なさ」は事態をどの程度正確につかんでいるのか疑念が付きまとう。WHOでも今、必要なのは”Test,Test,Test"だと叫んでいた。検査件数を極端に絞っている日本の現状は危ぶい。従って数少ないデータに基づいて議論している専門家会議の提言にも危うさが付きまとう。世界各国の対応にもばらつきがある。その中で目立つのが日本とイギリスだろう。イギリスではこれは専門家のアドバイスで弱い病原体だからか、現状のインフルエンザ並みにある程度感染者が出て免疫を獲得できればある意味での共存ができる、ということで緩やかな規制を行っている。パンデミックが起きない状況であれば「危ぶい均衡」の綱渡りを続けていくことになるのだろう。本当にいざというときに日に1000件も2000件でも検査できる余力を持ち備えているのであれば良いのだが、そこのところは分からない。だから危ないと感じる。
世界の発生状況を可視化してくれるジョンズホプキンス大学のサイトは直感的に現状把握できて有効だ。今パンデミックの中心はEU諸国だが、次に浮上してくるのはアメリカだろう。罹病者数は数日で1万人を超えた。アメリカの移民、取り分け密入国者たちは人数も多く、貧困で、劣悪な環境で暮らしている。そして保険にも入っていない。トランプ政権下で目の敵にされている。病院に行きにくい条件が揃ってはいないだろうか?ここに火が付くと大変なことが起きるのではないか?それから中南米。アフリカに拡がるとこれはもう手が付けられなくなる。高齢者、持病の持ち主がどんどんやられていく可能性がある。
一般的にウィルスは湿度が高く、気温もある程度高い条件では衰退していくという特性を持っていると思うがそれに縋るしかないのかもしれない、運任せ。既存の薬品でぜんそく薬やエイズの薬などいくつかの候補が出てきてその結果がもう少し経つと出てくるらしい。それに期待したい。今や、オリンピックなど開ける環境にないことはだれの目にも明らかだ。
この病原菌の質の悪さ、退治のしにくさについてはすでに触れた通りだし、日本政府の意図的なのか、どうか疑わしいが「検査件数の驚異的な少なさ」は事態をどの程度正確につかんでいるのか疑念が付きまとう。WHOでも今、必要なのは”Test,Test,Test"だと叫んでいた。検査件数を極端に絞っている日本の現状は危ぶい。従って数少ないデータに基づいて議論している専門家会議の提言にも危うさが付きまとう。世界各国の対応にもばらつきがある。その中で目立つのが日本とイギリスだろう。イギリスではこれは専門家のアドバイスで弱い病原体だからか、現状のインフルエンザ並みにある程度感染者が出て免疫を獲得できればある意味での共存ができる、ということで緩やかな規制を行っている。パンデミックが起きない状況であれば「危ぶい均衡」の綱渡りを続けていくことになるのだろう。本当にいざというときに日に1000件も2000件でも検査できる余力を持ち備えているのであれば良いのだが、そこのところは分からない。だから危ないと感じる。
世界の発生状況を可視化してくれるジョンズホプキンス大学のサイトは直感的に現状把握できて有効だ。今パンデミックの中心はEU諸国だが、次に浮上してくるのはアメリカだろう。罹病者数は数日で1万人を超えた。アメリカの移民、取り分け密入国者たちは人数も多く、貧困で、劣悪な環境で暮らしている。そして保険にも入っていない。トランプ政権下で目の敵にされている。病院に行きにくい条件が揃ってはいないだろうか?ここに火が付くと大変なことが起きるのではないか?それから中南米。アフリカに拡がるとこれはもう手が付けられなくなる。高齢者、持病の持ち主がどんどんやられていく可能性がある。
一般的にウィルスは湿度が高く、気温もある程度高い条件では衰退していくという特性を持っていると思うがそれに縋るしかないのかもしれない、運任せ。既存の薬品でぜんそく薬やエイズの薬などいくつかの候補が出てきてその結果がもう少し経つと出てくるらしい。それに期待したい。今や、オリンピックなど開ける環境にないことはだれの目にも明らかだ。
2020年3月15日日曜日
映画:「パラサイト-半地下の家族」
カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞、アメリカのゴールデングローブ外国映画賞、アカデミー賞受賞というコンクール総なめの映画、観ないわけにはいかない。今日は日曜日だったが、調べてみると観客も2割程度の予約状況なので、マスクを片手に出掛けた。
面白いだけでなく、どういう展開になるのか分からないハラハラ感は「半端ない」。評価ではホラー的という表現も見られたが、どうしてどうして、昨今の貧富の差、2極化を象徴する表現は日本の是枝作品、「泥棒家族」と同じ視線だが、その辛辣さはさすがアカデミー賞受賞作品だけのことはあった。象徴的な街の作り(アップダウン)、土砂降りの雨のシーンは見事だった。キーワードは「匂い」だった。
2020年3月14日土曜日
テレビドラマ:やすらぎの刻「道」(4)
ドラマ脚本作家のレジェンド、倉本聰が2年にわたって書き続けてきたドラマももうすぐゴールにたどり着くようだ。物語はテレビ界を彩り、歴史を作ってきたそれこそレジェンドたちを人知れず、あるゴルフ場を作り替えた老人ホームに集め、安らぎの場としている。そのユートピアでテレビ脚本家の菊村は発表する当てもなく、ただ書きたくて書きたくて脚本を書いている。その脚本が、やすらぎの刻「道」なのだ。時代設定からすると、主人公は昭和5年ごろ生まれと推測される。だとすると2020年現在の主人公の年齢は90歳、ということになる。ドラマはつい先日、3月11日の放映は2011年の東日本大震災と重ね合わせて放映された。主人公根来公平(86歳)妻しの(87歳)と炬燵で裂き布を作っている。午後2時46分、突如大きな揺れが襲ってきた。マグニチュード8.9の大地震、それに追い打ちをかける福島原発の爆発事故を見て、橋爪功演ずる根来公平はうろたえに狼狽える。「何かしなくては!」との思いで家を飛び出す。飛び出して駆け出し、寺に行き、それから・・・どこをどう歩いたら良いのか、何をしたいのか、自分の居場所もなすべきことも分からなくなる。時々襲ってくる認知症的な症状。このドラマを支える中島みゆきが素晴らしい。いくつもの曲が用意されていて、ドラマを盛り上げる。この日の挿入曲も場面にピッタリ。娘の里子は北海道の炭鉱から福島原発へ移住していて、いづれこの場面につなげるのだとは分かっていたがそれがこの場面に繋がっているのだ。
2020年3月9日月曜日
自動車免許証交付
4月の陽気に誘われて、今日は早速、免許証の更新交付をしてもらった。自宅から徒歩で20分、汗ばむほどの陽気にゆっくり歩いたら25分掛かった。それでもそんな時間が苦にならないほどの穏やかさだった。途中の公園に咲く桜のチョットした並木が満開で緑の若葉が瑞々しかった。
2020年3月8日日曜日
自動車免許証更新
後期高齢者の講習を受講せねばならなくなって今回が3回目。神奈川県に引っ越して初の体験。3年毎ですが前回に比べてシステムも変わっていたし、検査機器の自動化も大いに進んでいた。ただ、後期高齢者の自動車免許更新の敷居はずいぶん高めになっていて、例えば以前は1回で認知症検査と更新講習とを同時にしていたものがそれぞれ別建てになっていて認知症検査で疑問符が付く人に対する更新手続きは医師の診察を要するなど厳しくなっていた。やむをえないのかな?神奈川県には自動車教習所が割と少なくて、講習の受講予約が容易ではない。今回でも更新の予告を6か月前に貰ったが、当日認知症検査申し込みをしても受検できたのは5か月後、すなわち誕生日の1か月前。その結果をもらって更新講習を受けられたのが今日のこと、すでに誕生日を通り越して更新締め切りの10日前という有様だ。その受検教習所は何と座間市、座間米軍キャンプのその先にあった。
雨のそぼ降る中、行ってきた。
ハクモクレンが満開だった。
雨のそぼ降る中、行ってきた。
ハクモクレンが満開だった。
2020年3月6日金曜日
人生は夕方から:伊藤蘭
毎日新聞を購読している。今はデジタル版だ。デジタル版の良いところは、スクラップ(記事の切り抜き)の保存が容易なことだ。ウエブで設定されたところにスクラップ記事が保存される。
それはさて置き、今週は伊藤蘭さん。
振り返れば、さまざまな決断をした人生だった。「やるかやらないかで迷ったら、絶対にやった方がいい。周りの人たちが進む方向を示してくれたら、素直にそれに乗る身軽さも大切です」。
それはさて置き、今週は伊藤蘭さん。
振り返れば、さまざまな決断をした人生だった。「やるかやらないかで迷ったら、絶対にやった方がいい。周りの人たちが進む方向を示してくれたら、素直にそれに乗る身軽さも大切です」。
2020年3月2日月曜日
東京マラソン:大迫が今、日本に希望の明かりをくれた
四面楚歌、閉そく状態の日本、いや世界!
東京マラソンは爽やかだった。期待の若手が日本記録越えを目指して頑張った。瀬古さんが言うようにこの記録ではオリンピックのメタルには届かないだろうが、そのチャレンジ精神は見るものを惹きつけてやまないものがあった。そして大迫選手の自己記録更新しての3人目の候補に決まることだろう。ナイキの厚底靴の力も借りているのだというが使いこなせる力を持っているからでもあろう。新規定は底厚は最大4㎝以下に対し、大迫選手のそれは3.95㎝にチューニングされていたそうである。
それにしても元気が貰えましたね。スポーツは素晴らしい。
序に言えば、大相撲が無観客でTV中継向けで実施も個人的には良く決断したと言いたい。国民皆家で閉じこもって気持ちの発散場所に飢えていると思う。
東京マラソンは爽やかだった。期待の若手が日本記録越えを目指して頑張った。瀬古さんが言うようにこの記録ではオリンピックのメタルには届かないだろうが、そのチャレンジ精神は見るものを惹きつけてやまないものがあった。そして大迫選手の自己記録更新しての3人目の候補に決まることだろう。ナイキの厚底靴の力も借りているのだというが使いこなせる力を持っているからでもあろう。新規定は底厚は最大4㎝以下に対し、大迫選手のそれは3.95㎝にチューニングされていたそうである。
それにしても元気が貰えましたね。スポーツは素晴らしい。
序に言えば、大相撲が無観客でTV中継向けで実施も個人的には良く決断したと言いたい。国民皆家で閉じこもって気持ちの発散場所に飢えていると思う。
登録:
投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
2017年の夏、水をやり過ぎたのかみるみる萎れていった鉢。どうなることかと元気そうな株以外は全部、泣く泣く外して生き永らえた。相模原に引っ越して気長に付き合ってきた甲斐があって去年夏ごろから生気が帰ってきていた。水溶液の肥料などをやりながら時に日光浴させてきたら3年振りに開花した...
-
この日もぽかぽか陽気の暖かな日だった。 多摩モノレールで立川の1つ手前、「柴崎体育館前」で下車して高架から下に降りると、もうそこが根川親水公園だった。湧水が作り出す小川を整備して遊歩道に仕立ててくれている。絶好のスケッチポイントだった。驚いたことに大通りのすぐ脇の高木にアオサギ...
-
NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...