宵待草のYさんから緊急レスキューの要請があったのは水曜の朝8時半ごろでした。少しうろたえた声で「パソコンの電源を入れたら大きな文字で”American Megatrend・・・・・」と出て、どうにもならない。同窓会幹事で緊急の連絡が必要なのに困った、とのこと。一瞬、悪質のウィルスにでも感染したのか?との直観もあった。落ち着いて話してもらったが要領を得ない。文献などで英語は苦にしない人でも不得意なパソコンでは気持ちの余裕が出ないらしい。幸い、抜かせない予定が入っていなかったので、車で10分。レスキューに出かけました。といっても要領を得ないので何を用意していくわけにもいかず、その場で調べ物をするためのパソコンだけを持って出かけました。夕べまで正常に動いていたし、正常停止したということでしたから、何とかなるのではないかとも思いました。ただ、時計もいつも15~20分程度狂う、ということも聞いたので、内臓リチュウム電池の可能性もある、という推測も働いていました。
到着してさっそく再現してもらいました。なるほど、BIOS設定の前のpost段階でエラーが出ています。「NVRAM Checksum is bad・・・・・」と表示が続いている。最後のpress F2でBIOS設定画面に入るようになっています。しかし、開いてみても何かおかしな表示もなく、見慣れたパソコンの情報が並んでいます。ただ、主記憶RAMが256MBという表示にいささか、驚きました。後は変わったこともありません。ここではまずNVRAMに関する情報を検索するべきだったのにトラブルを前にして私の診断は的外れの方向に飛んでしまいました。このパソコンは直りそうだということは感じました。しかし、この主記憶容量では動きが遅いでしょうね、ということで近所の量販店で512MBのメモリーを買ってきて、交換しました。NVRAM checksum badの対策にならないかもしれないけど、少しはスムースに動くようになりますよ。ということで交換してみましたが、案の定、状態は変わりません。当たり前でしたね。検索で調べてみますと、NVRAMとは、non volatileで不揮発性のメモリーのことでした。昨今はフラッシュメモリなどがその不揮発性メモリの代表格ですが、パソコンではバッテリィで記憶を保持させている部分でした。ですから主記憶とは関係がないわけです。これが起きる原因はやはり、バッテリィの劣化にしか、原因を求めることはできないでしょうね。
その場ではどう推移したでしょうか?
何度か起動してBIOS画面を触っては強制終了を繰り返す中で、BIOSの設定はなにも変えていないのですが、変更する、で終了させますと、何とWindowsが正常に、と言ってもセーフモードで立ち上がるようになってくれました。コントロールパネルでシステム的なところを見てみましたがこれまた、特に何をすることもありません。それで、再起動をかけると今度は最初から正常に立ち上がりました。何も問題はありません。昼食をはさんで何度か起動停止を繰り返しましたが、全く問題なく動作するようになっています。とりあえずの「動揺ぶり」からの救出の役にはたてたようですが、帰宅後に、リチウム電池交換を急いだほうが良いというアドバイスは入れさせていただきました。
2011年6月30日木曜日
2011年6月27日月曜日
6月24日:陶芸財団展に
TKさんは家内のお友達でした。以前から続けてきた陶芸で今度大きな会で入選したので観に来てくださいと招待されていましたので、仕事の帰りに六本木の新国立美術館こ立ち寄りました。18時の閉館前1時間でしたし、今年1番の猛暑日でもあって空いていました。会場には大きな壺や皿、オブジェ的なもの、小さな茶碗類など取り混ぜて沢山並んでいました。TKさんはオブジェ的なユニークな造型を得意としていましたのでその辺りにあるのだろうと予想して会場を逆時計回りに廻っていきましたが中々見つかりません。そしてDoll(人形)のコーナーに来てようやく見つかりました。出展物の中では群を抜いて小ぶりなその作品に<strong>「審査委員長賞」</strong>とありました。1対のロボットが会話しているのかな?寛いでいるのかな?何だかユーモラスで、でも微笑ましくなる情景が拡がってきました。その作品は、焼き物の世界と聞けば(優美とか荘重とか幽玄とか静寂とか或いは躍動とか祈りとか)の単語が自分の固定観念になっているそんな世界を軽々と飛び越えていることに感動してしまいました。不思議な造型をいつも編み出すTKさん。これからも楽しい作品を待っていますよ。<img src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110624_1717~02.jpg" alt="doll" />
2011年6月26日日曜日
6月23日:マツヨイグサ(待宵草)
テニスのお相手をしていただけるYさんの家にマツヨイグサが咲き出したということでカメラを持って見せていただきにあがりました。
日没にならないと開花しないので、それを待つ間にやらないといけない大事なお仕事があるのでした。それは前日咲いた花の萎れたものを取り除き、その日咲く花だけにして美しく鑑賞するためだそうです。それを聞きますと、カメラを持参していることでもあり必死に花柄取りを手伝いました。と言っても、もう作業は相当進んでいて、20分ほどお手伝いして終了。それでも4人掛かりで合計1000個以上は取ったそうです。これを毎日していると聞いてビックリしました。それだけの手をかけてやってこそ美しい花が見られるのですね。いよいよ、19時20分も廻って辺りが薄暗くなってくると、1つ、2つと音もなく開花し始めました。幻想的な光景が出現しました。かなりの枚数を撮りましたが、帰ってみてみるとどれもパッとしませんでした。不思議に思ってカメラを調べますと、マクロレンズにPLフィルターが付いていました。道理で感度が悪いと不思議に思っていたのでしたが、手元が暗いし、まったく気が付きませんでした。それでもISO1000にあげて撮ったのがこの写真でした。残念!
<div style="text-align: center"><img title="matsuyoigusa" alt="matsuyoigusa" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110623_018.jpg" /></div>
日没にならないと開花しないので、それを待つ間にやらないといけない大事なお仕事があるのでした。それは前日咲いた花の萎れたものを取り除き、その日咲く花だけにして美しく鑑賞するためだそうです。それを聞きますと、カメラを持参していることでもあり必死に花柄取りを手伝いました。と言っても、もう作業は相当進んでいて、20分ほどお手伝いして終了。それでも4人掛かりで合計1000個以上は取ったそうです。これを毎日していると聞いてビックリしました。それだけの手をかけてやってこそ美しい花が見られるのですね。いよいよ、19時20分も廻って辺りが薄暗くなってくると、1つ、2つと音もなく開花し始めました。幻想的な光景が出現しました。かなりの枚数を撮りましたが、帰ってみてみるとどれもパッとしませんでした。不思議に思ってカメラを調べますと、マクロレンズにPLフィルターが付いていました。道理で感度が悪いと不思議に思っていたのでしたが、手元が暗いし、まったく気が付きませんでした。それでもISO1000にあげて撮ったのがこの写真でした。残念!
<div style="text-align: center"><img title="matsuyoigusa" alt="matsuyoigusa" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110623_018.jpg" /></div>
2011年6月24日金曜日
日曜日の鎌倉
翌19日、紫陽花のもう1つの名所、極楽寺にある成就院に行ってみました。日曜日でもあり、時間も10時過ぎというこの時間帯は正にラッシュアワーの観がありました。極楽寺の切り通しを過ぎて稲村ガ崎を見下ろす景観に優れたコースを選びました。うす曇の下、参道は人で埋まりその先に海が霞んでいました。
<img title="成就院" alt="成就院" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110619_0154s.jpg" />
<img title="成就院" alt="成就院" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110619_0154s.jpg" />
雨の鎌倉(2)
スケッチを終えたころから天気予報通り雨が降り出しました。風のないシトシト雨はアジサイを撮影するには絶好のチャンスです。お隣の東慶寺に行ってみました。ここにはみずみずしいアジサイが咲き誇っていました。アヤメもあってにぎやかでした。閉園の17時近くまで粘っていますと人波も少なくなり何とか写せました。
<div style="text-align: center"><img title="東慶寺1" alt="東慶寺1" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110618_0090s.jpg" /></div>
<div style="text-align: center"> </div>
<div style="text-align: center">
<div style="text-align: center"><img title="東慶寺2" alt="東慶寺2" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110618_0109s.jpg" /></div>
<div style="text-align: center"><img title="東慶寺1" alt="東慶寺1" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110618_0090s.jpg" /></div>
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<div style="text-align: center"><img title="東慶寺2" alt="東慶寺2" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110618_0109s.jpg" /></div>
2011年6月23日木曜日
梅雨の鎌倉
6/18(土)どんより曇った梅雨空。天気予報では午後から雨。久しぶりに鎌倉に行って来ました。梅雨の真っただ中は逆にアジサイの見頃です。天気予報が幸いして予想より人出は多くありませんでした。時期も少し早すぎたかもしれません。今年は例年より花時も遅れているようです。
<img title="浄智寺参道" alt="浄智寺寺参道" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110618_0545s.jpg" />
<img title="浄智寺参道" alt="浄智寺寺参道" src="http://www.kisas.co.jp/images_wp/20110618_0545s.jpg" />
2011年6月19日日曜日
311から100日目
しばらくブログをお休みしている間にどんどん時間が飛び去っていきます。怖いですね。
東北の復興はそんなに簡単に進むわけもありませんが、福島原発はまだまだ予断を許さない状態です。3月に、既に触れたように原発内で作業にあたってこられている方々の健康管理の粗末さがここにきて内部被ばく量過大という人が続発し始めています。いつまでたってもその場しのぎの手しか打てないのは国民性なのかもしれません。木造家屋で露をしのぐ生活に憧れさえ感じる日本の伝統美。そんな感覚を原発事故対策に持ち込まれてはたまったものではありませんね。
企業でも作った作業マニュアルがなかなか守られない、すぐに現場主義とか創意工夫とかいう名の下で有名無実化していく現実をたくさん見てきました。そうした気風も危機管理を危うくさせるものでしょうね。作ったマニュアルを馬鹿正直に実践する、そして改善点が見つかれば現場で改良するのでなく、マニュアルで改良していく。そうした習慣が結局は本質的な強さを身に付けていく近道こつながるのでしょう。
東北の復興はそんなに簡単に進むわけもありませんが、福島原発はまだまだ予断を許さない状態です。3月に、既に触れたように原発内で作業にあたってこられている方々の健康管理の粗末さがここにきて内部被ばく量過大という人が続発し始めています。いつまでたってもその場しのぎの手しか打てないのは国民性なのかもしれません。木造家屋で露をしのぐ生活に憧れさえ感じる日本の伝統美。そんな感覚を原発事故対策に持ち込まれてはたまったものではありませんね。
企業でも作った作業マニュアルがなかなか守られない、すぐに現場主義とか創意工夫とかいう名の下で有名無実化していく現実をたくさん見てきました。そうした気風も危機管理を危うくさせるものでしょうね。作ったマニュアルを馬鹿正直に実践する、そして改善点が見つかれば現場で改良するのでなく、マニュアルで改良していく。そうした習慣が結局は本質的な強さを身に付けていく近道こつながるのでしょう。
2011年6月7日火曜日
2台のパソコン
なぜ2台のパソコンを切り替えて使いたいのか?
インストールしてあるソフトにも、OSによって使えたり、使えなかったりするものがあります。また、ライセンス上の制約から2台のパソコンにインストールできないものもあるからです。現在使っているパソコンはWindows XPとWindows7です。
ディスプレイ画面が大きくなって、パソコンでテレビを観たり、録画したりするのもやり易くなりました。編集作業もやはりパソコンでやる方が機能的にも色々なことをやれそうです。動画の加工にはどのソフト良いのでしょうね。楽しみが増えてパソコンの前に座る時間が増えそうです。
インストールしてあるソフトにも、OSによって使えたり、使えなかったりするものがあります。また、ライセンス上の制約から2台のパソコンにインストールできないものもあるからです。現在使っているパソコンはWindows XPとWindows7です。
ディスプレイ画面が大きくなって、パソコンでテレビを観たり、録画したりするのもやり易くなりました。編集作業もやはりパソコンでやる方が機能的にも色々なことをやれそうです。動画の加工にはどのソフト良いのでしょうね。楽しみが増えてパソコンの前に座る時間が増えそうです。
2011年6月5日日曜日
新調のディスプレイ(2)
キーボードはこれまでの代々のパソコン購入と共に増えてきたものが3台も4台もあるのですが、すべてP/S2対応の丸い形のソケットのものばかりでしたので、量販店に出向きました。USBインタフェースのキーボードは7~8千円しました。別のパーツ売り場にはP/S2→USB変換コードが1,180円で売っていましたのでこれを購入しました。単純に接続するだけでパソコンはキーボードを認識し、見事切り替えでの利用環境が実現しました。ディスプレイには各種の機能設定や変更のサポート機能が付いているのですが、使ってみての感想は、通常のパソコンユーティリティソフトに比べ、使いにくいのが難です。WindowsのBIOSの設定画面よりも使いにくい感じもします。画面の2画面表示機能やカラーマネージメントの調整など難しそうな機能を使いこなせるか不安と期待がありますが、時間を掛けてやっていこうと思っています。
2011年6月2日木曜日
ディスプレイを新調しました
長年使ってきた15インチLCDでしたが、年齢のせいか、文字の読み取りに苦労する場面が増えてきていました。ITライフをフルに活用しようと考えているわが身のことを考えてこの際、新調することにしたのでした。それが我が家に到着し、久しぶりにワクワクしながら設置作業を始めました。今度のディスプレイはパソコンデスクに置ける最大サイズということで24インチ、複数画面を見比べながら作業もできる環境を考えました。また、写真の現像作業もより快適に行いたいので色プロファイルの設定やプリンタとのマッチングも調整次第で可能になる優れものにしました。この機種はおまけにこれまで同様2台のパソコンを切り替えて使う場面にも1組のディスプレイとキーボードとマウスだけで対応できるような切り替えスイッチと接続USBソケットを備えているのです。これまでは外部に切り替え器を置いていたのですがこれが不要になり、接続コードの束が大幅に少なくなりデスク周りがすっきりしそうです。まだUSB対応のキーボードがないので快適環境に模様替えするにはもう少し時間がかかりそうですが、本当に楽しみです。
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
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2017年の夏、水をやり過ぎたのかみるみる萎れていった鉢。どうなることかと元気そうな株以外は全部、泣く泣く外して生き永らえた。相模原に引っ越して気長に付き合ってきた甲斐があって去年夏ごろから生気が帰ってきていた。水溶液の肥料などをやりながら時に日光浴させてきたら3年振りに開花した...
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NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...