2011年12月31日土曜日

紅葉:近江八幡(2)

クルマがとまっているところは、和菓子屋の「たねや」が運営している洋風のティールームです。

2011年12月29日木曜日

紅葉:近江八幡

カメラ撮影した後の処理が追いつきません。年賀状も終わってようやく少し、写真の整理ができそうです。

11月16日でした。雨に濡れてしっとりとした風情でした。

2011年12月28日水曜日

ルクセンブルグ

2010年における国民1人当たりのGDPランキングが新聞に出ていました。16位から14位にランクアップしています。この大震災、デフレ、円高の中で16%もアップしたのです。円高の効果でしょうね。新聞では他の国に比較してアップ率が低いと報じていますが、本当にそういう評価が妥当なのでしょうか?もっと高く評価されてしかるべきなのではないかと素朴に思いました。そこで、ネットでなぜ、ルクセンブルグなどという国が、人口50万にも満たない国がずっと世界1を続けているのか、調べてみました。やはり金融で儲けているらしいのです。しかし、その原資は何かというと借金なのですね。驚くような数字が出ていました。
■ルクセンブルグの対外債務額:1兆870億ドル(およそ108兆7000億円)・・・・日本の債務(対外ではない)は、およそ648兆円、対外債務だけだと41.2兆円(2009年度末データ)
■ルクセンブルグのGDP:550億ドル(およそ5兆5000億円)・・・・日本の名目GDPは479兆1700億円
■ルクセンブルグの対外債務対GDP比率:1976%(およそ二十倍)・・・・・・・・・日本は全債務対GDP比率で135%、対外債務だけだとGDP比率は7.6%
ということです。

円が対ドル、対EUで強く買われるわけですね。こういうことっていろいろ調べないとわかりません。朝日、読売といった国民的な大新聞社が報道にどういうスタンスで臨んでいるのでしょうね。

無料のサービスがお金を生み出す

Web2.0という言葉もすっかり使われなくなりましたが、それはこの世界が人の関心を引かなくなったからではないようです。逆に、このサービスが私たちの身の回りにすっかり定着し始めたからのようです。しかも無料のサービスが人を引き寄せ、「無料の高度なサービスがお金を生み出す」という不思議な事実がITの世界では常識になっているようです。ストレージサービスの分野でも以前、GoogleがGmailというWebmailで25GBまで無料というサービスで多くの利用者を惹きつけているのはご承知のとおりですね。自分も使っています。このサービスの売りは、強力なスパムメールのフィルター性能と優れた検索機能を備えていたからです。パソコンが4年もするとCPUの能力やストレージ不足で陳腐化し、交換するような事態になっても、そうした受信したメールがすべてネット上にあればデータ移行などの心配もなく安心です。たちどころに所望の過去メールを探し出せる便利さは快適そのものです。そしてこのほどYahooがYahoo!プレミアムというサービスで50GBの大容量ストレージをこれは有料ですが提供開始したのです。さらに300円足せば、1TBまで拡張可能というアナウンスまで付いていました。プレミアムというサービスはオークションなどを利用する際、取得が必要で、かなりの人はすでにプレミアム会員になっていると思われますから、まるで無料で50GBまでストレージをネット上で利用できるということになります。もし1TBのサービスを利用すれば、これまで外付けのHDDでデータをバックアップしたりしてきた安全対策の負担を大半、ネット上のポータルサイトにお任せすることができる訳です。iPADやiPHONEなどのスマート機器を使えば、自分のデジタル化した情報を常に外出先に持ち歩いていて、必要なときにいつでも利用できるという時代に突入しているということになりますね。われわれ庶民のレベルでウエアラブルコンピュータ(身にまとったコンピュータ)を現実に手にすることができる時代になったということですね。でもどういう風に使えばよいのでしょうね。そちらのことが問われますね。精々、物忘れをアシストしてもらうのに使う程度でしょうか?

2011年12月27日火曜日

311がもたらすもの

311については随分感想を書かせていただきました。もっとも違った結果を示しているのは円の評価です。大暴落したのはほんの数日でそのあとは上がることはあっても下がることはほとんどないのです。そればかりか日銀による2度の単独介入を経て、ようやく78円台に止まっているのです。この秋から浮上したEUの金融不安により円への消極的な避難は続いているのです。これでは、製造立国は続けれないでしょうね。日本企業の余剰資金は、国外退避や新規の海外企業買収など、新たな防衛策に走っているようです。国際人が不足でしょうね。これまで数十年にわたって海外企業の買収で大きな成功例をあまり知りませんが、その中でも少しずつ成功体験を重ねていくことでしょうね。かっての経済大国だったイギリスがどう努力して新たな道を歩んだか、アメリカもイギリスと同様、金融立国を果たしたのですが、日本がそれと同じ道をたどらないような気だけはします。日本人の気質とは合わないような気がします。高齢化の進展でもデフレの長期化でも日本は今や世界の先陣を走らされていることだけは間違いがないと思います。

2011年12月20日火曜日

有川 浩:「県庁おもてなし課」

作者は女性とは・・・読み終わって作者のあとがきを読むまで知らなかった。大体この本はいつどうやって知ったのか記憶がない。多分、新聞で読んだ書評から図書館にネットで予約しておいた本だと思います。なんだか雰囲気はあの「もしドラ」に似て、高知県県庁にできたおもてなし課が観光立県をめざして苦闘、成長していくサクセスストーリーでした。出身地元が大好きな人が多い地方の時代を象徴するようなお話でもありました。

2011年12月19日月曜日

宮部みゆき:ぼんくら

 宮部みゆきの「江戸もの」。これも結構面白いと思っています。今回は初期の江戸時代もの・・・・「ぼんくら」を読みました。のんびり生きたい町の同心、井筒平四郎の守備範囲にある鉄瓶長屋で起きる不思議な出来事、それは何の変哲もない理由でだが店子が次々と引っ越しする。どうして???こんな推理物もあるんですね。

2011年12月18日日曜日

近江八幡

前々から訪れてみたい町の1つに、近江八幡がありました。このほど機会に恵まれて案内してもらいました。この町に興味を抱いたのは他でもありません。以前にこのブログでも紹介したアメリカ宣教師ウォーレスが活動した町です。近江兄弟社の「メンソレータム」は有名ですね。雨の中、車で案内してもらいました。紅葉が雨にしっとりと映えて、スケッチへの魅力あふれる町です。今回はその中でも、堀割りと土蔵の白のコントラストが美しいあたりを一巡りしました。「たねや」というおいしい和菓子屋さんのある一角でした

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...