近所のYさんからの情報で、キンラン、ギンランが見頃と知り、今朝はカメラと三脚を引っ提げて出掛けました。これまでタイミングが合わなくて見逃しが多かったのですが今年はお蔭で、最高の見頃の所を撮影できました。腕前はそれほどではないので写真はそれなりです。撮影しているとこれを目当てに訪れる人が結構多くて、色々話しかけられました。他の花の情報などを教えてくれて、そこに連れて行ってくれたりもしましたが、残念ながら今年は見られませんでした。時期が早いのかもしれません。これからこのI緑地に散歩するのが楽しみになりました。
2013年4月29日月曜日
2013年4月27日土曜日
帯津流:「攻めの養生」
ホリスティック:ギリシア語の「holos」(全体)を語源とする『Holistic』は、エコロジカルな社会を目指す人たちにとって最も重要なキーワードの一つで、「全体的」「全的」「全体論的」などと訳されています。私たちの命は、心と体の働きの統合体です。自分らしく伸び伸びと生きていくことをホリスティックといってもよいのでしょう。帯津良一という先生が川越で、統合医療に取り組んでいます。その目指す概念は、「生・老・病・死」をワンセットとして考え、生を謳歌しながら、老いを自覚し、病と付き合い、人生最高の精神状態で死を迎える・・・・それぞれのステージをしっかりと生き抜く「攻めの養生」を目指しているのだそうです。病院のことは兎も角、「攻めの養生」という言葉は気に入りました。この人が紹介している統合医療の世界のリーダーの一人、アンドルー・ワイル博士は著書で「潔く、優雅に年齢を重ねる”ヘルシーエイジング”こそが大切」という言葉も気に入りました。視野の広さや観察眼の鋭さなどは年と共に身についてくるもの、年を取るのも悪くない、自然体こそ最大の魅力を引き出すのだと説いていました。スローライフや副交感神経を活性化するなどのハウツーは”ヘルシーエイジング”実現のためのハウツーなのですね。
2013年4月23日火曜日
水彩画展終わる
23日で今年の展覧会も閉幕しました。6日間で会員の出入りも含めますが、1,500名に近い人が来てくれました。展示してある絵も一人当たり3枚ですので、190枚ほどにもなります。1分/1枚掛けたら3時間も掛かるほどの大展覧会になります。大勢の人が来てくれたと思います。感謝感謝です。そして撤収日の前日に知人のHさんから1通のメールが入りました。今回自分の出した絵の中の1枚が丸の内の「三菱1号館」だったのですが、それをほしいという内容でした。このビルは5年ほど前に復元されて、中は美術館として使われているのですが、昔、丸の内の赤煉瓦街の一画を占めていたときに、このビルに現役時代の会社の本社が入館していたのでした。そのことは<a title="復元された三菱1号館の謎" href="http://www.kisas.co.jp/?p=1090" target="_blank">こちら</a>にふれていますのでご覧ください。まだ未熟な絵をよその家に送り出して、そこで恥をかくのも如何なものかという思いもあったのですが、ご希望に沿って話のタネになるのも1つの善行かもしれないと思い、お譲りしました。これと似たような経緯で、1昨年にも2枚の絵を送り出しました。そちらはスケッチさせていただいたお寺の方に頼まれて今は、お堂に飾ってあるらしいのですが自分では見ていません。絵を通して色んなかかわりができていくのもスケッチの楽しみなのかもしれません。
帯津流:「攻めの養生」
ホリスティック:ギリシア語の「holos」(全体)を語源とする『Holistic』は、エコロジカルな社会を目指す人たちにとって最も重要なキーワードの一つで、「全体的」「全的」「全体論的」などと訳されています。私たちの命は、心と体の働きの統合体です。自分らしく伸び伸びと生きていくことをホリスティックといってもよいのでしょう。帯津良一という先生が川越で、統合医療に取り組んでいます。その目指す概念は、「生・老・病・死」をワンセットとして考え、生を謳歌しながら、老いを自覚し、病と付き合い、人生最高の精神状態で死を迎える・・・・それぞれのステージをしっかりと生き抜く「攻めの養生」を目指しているのだそうです。病院のことは兎も角、「攻めの養生」という言葉は気に入りました。この人が紹介している統合医療の世界のリーダーの一人、アンドルー・ワイル博士は著書で「潔く、優雅に年齢を重ねる”ヘルシーエイジング”こそが大切」という言葉も気に入りました。視野の広さや観察眼の鋭さなどは年と共に身についてくるもの、年を取るのも悪くない、自然体こそ最大の魅力を引き出すのだと説いていました。スローライフや副交感神経を活性化するなどのハウツーは”ヘルシーエイジング”実現のためのハウツーなのですね。
2013年4月19日金曜日
水彩画展始まる
水彩画を習い始めてもう3年半になる。技術はそう簡単には上達しないのは仕方がない。才能があるわけでもないから尚更です。
その教室のグループが全員参加する年に1度の展覧会が昨日からJR横浜線の相模原駅ビルにある市民ギャラリーで始まりました。出展も今年で3回目になります。毎日、何人かの人たちが、忙しい時間をやり繰りして観に来てくれるので本当に申し訳ない気持で一杯です。もう我々の年代になると「サンデー毎日」ですから、中には時間を持て余している人もいるかもしれませんけど・・・。そして明日は現役時代の最後の職場の何人かでOB会をやっているのですが、去年からこの展覧会に合わせてOB会を開いてくれることになり、皆さんが集まってくれます。嬉しいことです。そして久し振りに旧交を温めることができるのは脳の活性化にもずいぶん役に立つと思います。
2013年4月15日月曜日
全国区に
私の秘蔵の植物園がNHKのニュースの全国版で紹介されてしまいました。土曜日のことでした。ニュースの最後に季節を十分表現できる自然の風景が紹介されます。そこに何と、その公園のヤマブキ草の群落が映し出されたのです。その場所は八王子としかアナウンサーは言いませんでしたが、そうでなくとも問い合わせが殺到するのでしょうね。1週間程度が見頃と放送していましたので土日は避けて、今朝行ってみました。恐れていた通り、次から次と花を見に来る人が訪れ、口々にテレビで見たということを言っていました。聞くともなく聞いていると、一緒に名残りで咲いているイチリンソウやニリンソウの区別もつかない人まで繰り出してきていることが判り、ガッカリしてしまいます。管理人の人の話では少し大げさかとも思いましたが、日曜日には1,000人ほどもの人が来たそうです。
例年は物好きな人がちらりほらりと行きあうだけで、ほとんど独占状態で鑑賞したり、写真を撮ったりできたのですが、もうこれからはあり得ないことになるのでしょうね。よくひっそりと美味しいものを丹精込めて作って食べさせていたお店がグルメ本に紹介された途端に、人が押し寄せてきて店主からはもう嫌気がさしたという話を聞いたことがありますし、お客側からは味が落ちたといって常連客がいなくなったというようなことも聞いたことがあります。それに似た感慨を抱いてしまいました。年間を通して山野草がひっそりと咲きく、静かな公園が荒らされないと良いのですが・・・。
[caption id="attachment_1440" align="aligncenter" width="400" caption="ヤマブキソウ"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2013/04/yamabukiso312.jpg"><img class="size-full wp-image-1440" title="yamabukiso31" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2013/04/yamabukiso312.jpg" alt="空" width="400" height="268" /></a>[/caption]
2013年4月12日金曜日
川嶋康男:「凍(しば)れるいのち」
昭和38年1月1日、自分は何をしていただろう。
38豪雪という言葉を知っている人は北陸育ちの人たちだけかもしれません。
就職して初めての正月帰省でした。金沢に帰り着いた年末からでしたでしょうか、雪が降り続き、それも「ドカ雪」と呼ばれ、1夜で60cmも70cmも積もる雪の降り方です。自宅では自分の背丈ほどの積雪量になりました。当時の国鉄もすべて雪に閉じ込められ、 数日間動けなかったはずです。
ちょうどその時、北海道の大雪山系旭岳で悲惨な山岳遭難事故が起きていたのです。同じ低気圧がもたらした災難だったと思います。北海道学芸大学函館分校山岳部の冬季訓練を行っていた11名のパーティが遭難し、23歳のリーダー野呂幸司以外の10名が遭難死した事故でした。当時はリーダーだけが生還したことに対するリーダーの責任論や倫理感を指摘して非難が飛び交ったそうです。当然でしょうね。この野呂幸司という人はですから、自分と同年の人です。それは関係ないのですが、リーダーはそういう極限的な状況のなかではどんな振舞いをするべきなのでしょうか?11人も集まれば体力の差もまちまちであり、そこを見通して安全に全員を下山させる責務をリーダーは背負っているのでしょう。ですから、判断力やリーダーシップを持っていたのかどうかが問われたのでしょう。そのリーダーは凍傷で両足のショパール関節切断(調べてみると、丁度土踏まずの辺りで切断している)した身障者として今も活躍している。その人の想い、贖罪意識をバネにした生き様は凄い。44歳で今でいうパラリンピックにスキー選手として参加してメダリストとなり、仕事では抜群の行動力と独創力で教師~生命保険会社~住宅生協を経て現在は、「ディール企画」という商業施設の建築ジャンルでの総合コンサル会社の代表取締役という現役です。人並み外れた体力と行動力、それ以上に人生に対するアグレッシブな生き方は敬服すべきものです。
先頃、NHKのラジオ深夜便に本人が登場して、遺族や世間の非難をまともに受け止めて、尚且つ亡くなった10人の分まで人生を生き、死に際にもその10人の人たちに恥じることなく悔いなく生きることだけを考えている迫力に目が覚める思いがしました。
2013年4月11日木曜日
映画:「愛、アムール」
Yさんから頂いた招待券を使わせていただいての映画鑑賞。2012年カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、第85回アカデミー賞では外国語映画賞も受賞した。変わらぬ愛情で培われた穏やかな老後に突然、しかし予期されることではある病魔が訪れ、生活は一変する。優しい妻が倒れ、夫は甲斐甲斐しく介護する。妻は病院嫌い、そして自宅での老老介護生活が始まります。お金はあっても、雇った介護人の言動が人間のプライドを傷つけるのを見ると許せない。そしてどんどん孤独になっていく。娘にも「お前たちには理解できないだろう」と、次第に心も閉ざす。そして、彼が選んだ道は・・・・・。映画に行く前は深刻な話で観るのを躊躇したいほどでした。しかし、興味あるテーマだし、世界で受け入れられた映画だということは何らかの大きなメッセージをもらえるのではないかという期待もありました。そしてその期待はあったと思います。この映画は、老々介護の厳しさを描いた映画ではなく、タイトル通り長年にわたって築き上げていった夫婦の「愛の形」を描いているのではないか?そして娘が、きれいに取り片づけられた親元のアパートを訪れ、静かにたたずむ姿で終わります。その老夫婦の人生の決着のつけ方を許し、受け入れたのではないかと暗示させるようなラストシーンです。それで救われるそんな映画でした。
2013年4月10日水曜日
ICT便利ツール:グループ会合の日程調整
2013年4月7日日曜日
中山TC:ギターアンサンブル演奏会
自分の所属しているテニスクラブにはテニス以外に趣味を同じくする人たちが集まって同好会を作って楽しんでいます。お絵かきの会、写真同好会、ウォーキングの会、そしてギタークラブです。そのギタークラブが定期演奏会と称して、クラブハウスの向かいにある町内会館を借りて演奏会を開いたのです。それで協賛ということで、自分が所属しているお絵かきクラブも作品を並べて、演奏会に来て下さるお客様に絵を見ていただきました。2時半ごろからセッティングを行い、12点ばかりを展示しました。
今回のギター演奏会はさすが結成5年という歴史もあり、レパートリーも増えて大変充実していました。また、客演としてフルート、琴、三味線なども加わり、ギターとの協奏を行いましたが、中でも琴とギターの協奏は聞きごたえがありました。普通なら琴と尺八という組み合わせのものでしょうが、編曲も良かったのだと思いますが素晴らしい出来栄えでした。風雨が凄かったのですが、ものともしない素敵な一夜となりました。
2013年4月6日土曜日
写真印刷をお好みサイズで
写真を印刷して額に入れて飾ろうとすると、印刷の機能をつかうことになりますが、印刷する紙のサイズを選択しようとすると、選択肢が限られています。家にある色んな額に合わせようとするとお好みサイズで印刷したいと思うのは当然なのですが、お好みのサイズを選べる仕掛けになっていません。保有するプリンタも10年ほど前に発売されたエプソンのものですが、A3ノビサイズまで印刷できる昔の名機といわれるものですが、4つ切りワイドや4つ切りで印刷する設定ができないのです。いろいろ試してみましたがダメでした。
そこで、Photoshop Elements を使って印刷することにしました。所望の写真を開いて、
1.[イメージ] -[サイズ変更]-[画像解像度]でドキュメントのサイズを所望のサイズに設定します。
2.今回は手持ちの額のマットサイズを調べて、横360mm*縦248.5mmにしたかったので、どちらかを設定します。デフォルトで片方を設定すると他方が自動的に決められます。
3.これで印刷します。用意する紙の設定はA3です。印刷終了後、余分な部分をカットすると、所望のサイズの印刷をし、周りの余裕も入れて額装しやすいようになります。
ありあわせのソフトだけではままならない事ってありますね。
2013年4月3日水曜日
ネットラジオを録音する
インターネットでラジオを聞くというのは民放ではradikoというソフトで良い音質を楽しめます。同様にNHKでは「らじるらじる」というソフトが提供されていて大変重宝しています。これはスマホ用にも提供されていますので、モバイル的には必須のアイテムです。しかし、聴きたい放送によってこの2つのソフトを使い分けるのも面倒です。それにお気に入りの放送を録音して置けるとこれはこれで役に立ちますね。好きな音楽などはこれでライブラリ化してiphoneなどに持ち出せれば更に理想的な環境が作れそうです。
そんな夢を実現できるフリーソフトを見付けました。radikaというソフトです。個人で開発して公開してくれているものです。有難いですね。元になっている2つのソフトは頻繁にバージョンアップをするようで、個人でこれをフォローしていくのは大変なことだろうと感謝感謝です。時々、対応遅れで聴取できなくなることもあったりしているようですが、贅沢は言えませんね。どうすれば良いのか親切に解説してくれている<a href="http://vostok.myftp.org/tubo/radika.html" target="_blank">サイト</a>がありますのでご紹介させて頂きます。現状ではパソコンでないとこんなことはできません。少し設定が大変でしたが、民放とNHKそれにネットラジオも含めて、このソフトだけですべて聞くことができるだけでなく、スケジュール録音もできるのです。凄い!
2013年4月2日火曜日
宮本輝:「草原の椅子」文庫版(上)
宮本輝さんの作品。阪神淡路大震災の後、2~3年した世相を背景にした作品でした。あれ以上の災害はこの世では起きないのではないかと思っていましたけど現実には16年後に東日本大震災が、おまけに福島原発事故まで誘発して、被害の大小を比較するわけではないですが実際には原発事故の方が人類にとってはより根源的な問題を投げかけ、「事実は小説より奇なり」を地で行くような経験をしている訳ですね。あの阪神淡路を経験した宮本輝がどうしても書き残したことの1つがこの小説の主題なのでしょうね?震災を経験した後主人公は長年何事にも、ちぐはぐで共感できないままに過ごしてきた妻と離婚し、ハンザという地に旅をしたり、生きる目標を失いかけています。仕事でも研究職を解かれ、いきなり大阪に営業職として転勤させられてから狂い続けてきた歯車を見つめ直し何か出直しのキッカケを掴もうとしていたのでしょうか?頼りなげに生きてきた主人公は、しかし、その大阪で仕事を通して一人の親友を得ました。この友人との交流の中から何かを掴み取っていくのでしょうね。上巻だけでの感想はこんなところです。映画化されたからか、上巻はすぐ借りれたのに下巻は10人待ちとは不思議ですが仕方ありません。
話が違いますが、この原作が映画化されて先週までは上映中でしたが観損ないました。あちこちのシネコン、どこででも上映中でしたのに、この一斉に公開し、一斉に終了する経営感覚もおかしなものですね。ちょっと見損なったら最後、次に見直すチャンスはなかなか巡ってきません。芸術(?)のこういう消費のされ方というのは本当に勿体ないという気がします。大学の入試ではありませんが、期間をずらして順次上映するようにすればトータルとしての売り上げも増え、1本の映画に掛ける費用も少し多くなり、果てしない消耗戦を強いられることもなくなるような気がしますけどねぇ。制作者・配給する側・観客の3者にとって、もっと上手なwin-winの関係も築けるような気がします。
2013年4月1日月曜日
柴田トヨさんの詩(その2)
くじけないで
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<pre>ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで
陽射しやそよ風は
えこひいきしない
夢は
平等に見られるのよ
私 辛いことが
あったけれど
生きていてよかった
あなたもくじけずに
ーーーーーーーーーー
柴田トヨさんが98歳で出版した詩集の中からお気に入りのものです。
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