久し振りのハイキングは昔登ったことのある高川山。昔はそれほどきつく感じなかった山だったが、今回登って見るとかなり手ごわい山だった。いつまでも若くはないということですね。頂上は富士山をパノラマ的に見ることのできる絶好のビューポイントなのですが、今回は頂上に雲がまとわりついていて離れない。早春の草花がきれいでした。スミレも少なくとも4種類は確認できたのですが残念ながら写真には納めてこれませんでした。この山の直下をリニアモーターカーが走っています。今は実験線ですが、いづれはここを走り抜けるのです。
[gallery type="rectangular" ids="2421,2426,2420,2418,2416"]
2015年4月29日水曜日
中村文則:「土の中の子供」
第133回芥川賞受賞作。幼少時に親に捨てられ、親戚の誰かに虐待を受け続けて育った子供が成人の後、どんな精神構造を持つようになるのか?常識的な自分には想像もできない精神世界をあからさまに表現している。それでいて崩れていない。同じ薄幸の女性と知り合い交流し合い、心の底の処で平安をお互いに見出していく重く、苦しい中に希望を暗示させる。どの本もそうですがこれまで読んだ芥川賞の作品はどれも難しい。
2015年4月24日金曜日
横浜:横溝屋敷
五月晴れがやってきた。湿度も低く心地よいそよ風。
昔独身時代を過ごした鶴見の奥、こんなところがあったなんて・・・。
[gallery type="rectangular" ids="2409,2410,2411"]
昔独身時代を過ごした鶴見の奥、こんなところがあったなんて・・・。
[gallery type="rectangular" ids="2409,2410,2411"]
2015年4月21日火曜日
春は駆け足
天候は不順でずーと寒さが続いていたがようやく気温も20度前後にまで戻ってきた。2,3日前、つぼみが膨らんできたなぁと感心していたら今朝、雨に濡れてほっこりと山シャクヤクが真っ白な花弁を開いて黄色い蕊が顔を覗かせていた。この花は昔、高尾山を連れ歩いてくれた会社の同僚がいて、その彼は現役をあと数年残して突然癌で逝ってしまった。高尾山の人の歩かない道をずんずん分け入ったところに山シャクヤクが咲いていました。開花したらそのまま散ってしまう本当に自然の状態で開花を見るのが難しい花です。その花が高尾山の麓の植木屋さんに出ていたのを見つけて買い、庭に植えました。気難しい花で植えて2年ほどは花を付けず、おやおやと思っていたら3年目から1輪だけですが毎年咲くようになりました。それでも乾燥した暑い夏の翌年は花を付けないということもありました。ここ最近は毎年咲いてくれます。この花を見るとあの山歩きの大好きだったTさんを思い出します。山梨県の山も随分歩き回り、高山植物の名前も沢山教わりました。
2015年4月19日日曜日
北陸新幹線フィーバーは続く
NHK朝の連続ドラマが能登を舞台にした「まれ」で金沢弁だか能登弁だか、多少違和感はあるものの土地の雰囲気をよく表している。新聞ではMy購読紙である東京新聞では江戸時代に流行ったという浮世絵で構成された双六、「新版金沢道中双六」を現在の新幹線と絡めた写真と共に連載を始めた。江戸時代参勤交代で前田の殿様が使った経路が今度の新幹線の経路と似ているのだそうだ。当時、国元と江戸との間約480㎞を12泊13日で行き来していたそうだ。1日平均約40㎞だからかなりの強行軍だったことが判る。双六は当然出発は江戸日本橋、そこをスタートして最初に江戸の出口に荒川(当時は戸田川)があり、橋は当然掛かっていなくて「戸田の渡し」。川の手前が「蕨宿」。ひとたび洪水に見舞われるとここで足止めとなるのだそうだ。蕨宿は中山道の2番目の宿場。戸数430軒の町だったそうだ。順調なら最初の宿場はどこだったのだろう。
2015年4月11日土曜日
サクラ色々
ソメイヨシノの華やかなフィーバーが終わったがサクラには色んな種類があり八重桜などは今が盛りです。我が家の近くにも遅れて咲くサクラがあります。今日がちょうど満開です。河口湖などに咲く富士桜に似ています。
<img src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0999.jpg" alt="" />
<img src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0998.jpg" alt="" />
<img src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0999.jpg" alt="" />
<img src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0998.jpg" alt="" />
名残りのサクラ
<p>展覧会開始と時を同じくして寒さがぶり返してきて震え上がっています。雨もあるのですが我が家の周辺の桜は花びらを散らしながらもまだまだ満開状態です。ヤマザクラでしょうか? </p><img src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0963.jpg" alt=""/> <img width="360" height="480" alt="" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0964.jpg" title="" class="size-custom"/> <img src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0965.jpg" alt=""/>
2015年4月9日木曜日
水彩画グループ展
今日から6日間、習っている水彩画グループの年に1回の展覧会です。初日の今日は朝9時から会場で設営、飾り付け、内輪のパーティまでを午前中に済ませ、午後1時からオープンしました。色んな友人が来てくれます。絵そのものは下手なものですが、それを媒介にして日ごろご無沙汰している友人たちと旧交を温めることができるので有効に活用させてもらっています。
<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/0d17b317b974ab3988385976e1880280.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-2375" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/0d17b317b974ab3988385976e1880280.jpg" alt="第7回輝水会展はがき裏" width="410" height="644" /></a>
<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/0d17b317b974ab3988385976e1880280.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-2375" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2015/04/0d17b317b974ab3988385976e1880280.jpg" alt="第7回輝水会展はがき裏" width="410" height="644" /></a>
2015年4月8日水曜日
テレビチュナーにHDD取り付け
2月に買ったテレビチュナーにHDDを取り付けて、ようやく我が家に録画機能が甦りました。2年以上も前まではケーブルテレビでテレビ受信していましたのでそこが設置してくれるセットトップボックスにHDDが付いたものをレンタルしていたので録画機能が存在していたのですが、光テレビに切り替えて以来それは無くなりそれなりに無くとも痛くも痒くもなかったのです。しかし、先日のようにテニスで錦織選手の放送がとんでもない時間にあったりするとやはり予約しておいて後で見るということができると嬉しい訳で、今日は思い立ってそれをやりました。朝から4月には珍しい雪が舞う天気になり、スケッチもなく空白の時間ができたのです。色々折につけ選択で頭を悩ましていたのですが結局チュナーの販売元がリコメンドしてくれているHDD以外を選択する冒険などしたくなくて、そうなると悩むこともなく市場価格だけをチェックして某量販店に行って買ってきました。繋ぐと何の設定動作もなく録画できるようになりました。タブレットからもスマホからもパソコンからも録画したり、それを見たりもできるようになりました。能書きによれば外出先からでも自宅のHDDを呼び出してその録画を再生して観られるのだそうです。そのうち試してみたいものです。昔と違ってこのような家庭内のwi-fiを使って機器間の接続が簡単にできるようになって、目に見えないところでの技術の進歩のすさまじさに驚かされますね。人間が判り易いようなアプローチで技術をオブラートに包んで提供してくれているのです。以前は技術がむき出しになっていて、その節目節目の設定を無知なユーザにやらせるようなところがあったので、電話サポートなしには使えるようには中々ならなかった。その電話がまた繋がらない。そのイライラがIT嫌いを増やしたのです。兎も角、我が家にビデオがやってきたのです。しかも2TB、BSデジタルで150時間超、地上デジタルで250時間分もの画像録画が可能になりました。ブルーレイも何もいりませんね。観たら消せばよいのですから・・・。
2015年4月7日火曜日
電子書籍Kindle版を購入してみた
電子書籍についてはもう10年も前から愛用している青空文庫が名高いし、結構利用している。電車内でいわゆる日本の名作の数々をスマホやタブレットで読みます。タブレットでは文字も大きく画面的にも読み易く、疲れない。適度な明るさも疲れない要因だろう。しかし新しい本となると無料という訳にはいかないし、種類も少ない。ところがこのところ専門書でもKindle版で電子本が入手できるようになってきました。これを購入できれば何かと便利だと思っていましたが、とうとうそういう機会がやってきました。というのはWordpressというホームページ作成用のツールでこれまで使ってきたハウツー本が改版されて新たな情報が加わったのです。スマホへの対応などがより詳細に紹介されていることを知り、欲しくなりましたが、似た本を2冊買うのも癪だし、手元に本が増えるのもあまり嬉しくありません。これは電子本を買うチャンスではないかとチャレンジしてみました。因みにKindle版の電子本というのはアマゾン社が発売している読書専用タブレットで読めるようにした本なので、他のタブレットで読むにはそのためのアプリが必要なのです。
・先ず、手持ちのタブレットはiPADなので、これでKindle版の電子本を読むために、Kindle for iPADというアプリをダウンロードします。(無料です)
・次にWebサイトからKindleストアを開いて、目的とする図書を検索します。
・見付かったら、先ずは無料お試し(サンプル)版を購入してみました。どういう風にダウンロードされてくるのか?見易さはどうか?内容はどうか?目次が見えないのは不満です。本当に買うかどうかはじめての本であれば、目次が判らないと買えません。そういう点では強烈に不満です。
・今回は内容が判っているので、そこは無視して購入しました。何より良い点は数分を経ずして手元に本が届くことです。これは凄い!魅力的ですね。
・読み易さについては事前から見ていた通りですので満足です。栞を入れたり目印(マーカ)や書き込みをしたりする機能がほしい。
・電子本にしては価格が紙ベースの本の8割というのは高すぎます。5割程度にしてほしいものです。
・先ず、手持ちのタブレットはiPADなので、これでKindle版の電子本を読むために、Kindle for iPADというアプリをダウンロードします。(無料です)
・次にWebサイトからKindleストアを開いて、目的とする図書を検索します。
・見付かったら、先ずは無料お試し(サンプル)版を購入してみました。どういう風にダウンロードされてくるのか?見易さはどうか?内容はどうか?目次が見えないのは不満です。本当に買うかどうかはじめての本であれば、目次が判らないと買えません。そういう点では強烈に不満です。
・今回は内容が判っているので、そこは無視して購入しました。何より良い点は数分を経ずして手元に本が届くことです。これは凄い!魅力的ですね。
・読み易さについては事前から見ていた通りですので満足です。栞を入れたり目印(マーカ)や書き込みをしたりする機能がほしい。
・電子本にしては価格が紙ベースの本の8割というのは高すぎます。5割程度にしてほしいものです。
2015年4月4日土曜日
小野正嗣:「九年前の祈り」
おの まさつぐ氏が第152回芥川賞受賞作の作家さんです。購入してあった文芸春秋3月号に掲載されているものを読みました。毎年、芥川賞の作品が載る3月号と9月号だけは購入することに決めてあります。ようやく読みました。去年9月の芥川賞といい、割りと読みやすい作品が選ばれている。一時は全く読みたいと思わない作品が受賞作になり、私には理解の範囲を越えていました。去年の受賞作は柴崎友香氏の「春の庭」。この作品は東京の街中の大きな家とそれを少し垣間見ることのできるアパートがあって、そのアパートの住人がsの大きな家に興味を持っていることを主人公が知る。見せられた1冊の写真集にその家の部屋の様子インテリアの数々、庭の一角などが載っている。その家を観察し続ける人たちの日常が淡々と描かれていた。今年の「九年前の祈り」は大分の田舎を舞台にして、そこに東京から金髪の可愛い子供を連れて戻ってきたシングルマザーさなえの情念を丹念に描いている。その丹念さが「春の庭」と似ている。ストーリーがほとんどないのも似ている。こちらは大分の方言が存分に出てきて独特の雰囲気を醸し出している。昔その土地のおばあさんたちとカナダ旅行した時の体験が随所に出てくる。その情景を延々と再現することで大分の佐伯市蒲江という地方の土地の雰囲気を表現しようとしているようです。実際の処この小説の意図や良さはよく判りませんでした。
2015年4月3日金曜日
所ジョージ
滅多にこういう芸人さんたちの番組は見ないのですが、今朝は朝ドラの繋がりで「朝いち」という番組を見ていたら、ゲストで出てきたのが所ジョージだった。軽妙なトークと発想に思わず引き込まれました。その中で心に引っ掛かった言葉がまた、昨日の大林素子の言葉と繋がっていて偶然のことながら驚きました。
「今日を生きる」です。「今日のことだけを考えて生きる」というのが所さんのモットーなんだそうです。今日のことだけを考えて一生懸命生きていれば楽だし、心配をすることもない、幸せになれる。その他にも色々な警句を披露してくれました。忘れましたけど・・・
「今日を生きる」です。「今日のことだけを考えて生きる」というのが所さんのモットーなんだそうです。今日のことだけを考えて一生懸命生きていれば楽だし、心配をすることもない、幸せになれる。その他にも色々な警句を披露してくれました。忘れましたけど・・・
2015年4月2日木曜日
「努力の先送り」から「楽の先送り」へ
バレー選手、大林素子のモットーの一つらしく、夕刊のコラムに書いていた。
明日から○○をやるぞ、ではダメで今この瞬間から始めることが大切と説いている。従って、楽は後にとって置く、心掛けが必要だと。
明日から○○をやるぞ、ではダメで今この瞬間から始めることが大切と説いている。従って、楽は後にとって置く、心掛けが必要だと。
2015年4月1日水曜日
サクラシーズンの幕開け3:飛鳥山親水公園
飛鳥山公園と通りを隔ててあるのは親水公園。ここは何と石神井公園から流れ出す石神井川の下流になるのだそうです。江戸の下町というか郊外の飛鳥山。都電荒川線も走っています。落語にある「王子の狐」の舞台となった江戸の時代から続く有名な卵焼きのお店「扇屋」も元気に営業していました。ただ、昔の料亭は閉鎖されたままです。お店の写真を撮り忘れてきたのは心残りでした。またチャレンジしに行こうかな・・・
登録:
投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
2017年の夏、水をやり過ぎたのかみるみる萎れていった鉢。どうなることかと元気そうな株以外は全部、泣く泣く外して生き永らえた。相模原に引っ越して気長に付き合ってきた甲斐があって去年夏ごろから生気が帰ってきていた。水溶液の肥料などをやりながら時に日光浴させてきたら3年振りに開花した...
-
この日もぽかぽか陽気の暖かな日だった。 多摩モノレールで立川の1つ手前、「柴崎体育館前」で下車して高架から下に降りると、もうそこが根川親水公園だった。湧水が作り出す小川を整備して遊歩道に仕立ててくれている。絶好のスケッチポイントだった。驚いたことに大通りのすぐ脇の高木にアオサギ...
-
NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...