この不思議な物語はついにハッピーエンドで終わった。最初の「1Q84」を読んでもう2年位が過ぎたでしょうか?
イギリスの作家ジョージ・オーウェルの「1984」を連想させるタイトルのついた小説でした。社会を覆う全体主義国家の監視の目の変わりに、村上はオウム真理教を思わせる巨大な新興宗教組織を置き、ビックブラザーに対しここには不思議な「リトル・ピープル」が登場する。2つの月が見えることでこの闇の組織が張り巡らす世界にいることを暗示させて物語が進みます。3巻目はbook3という副題付きでフィナーレに進み、この長編が実は20数年に及ぶ純愛の物語であったことが明らかになりハッピーエンドを迎えたのでした。なかなか楽しめるお話でした。
2011年3月4日金曜日
2011年3月3日木曜日
藤沢周平:「暗殺の年輪」(文庫)
「漆の実の実る国」と同時に読み進めました。文庫本ですので電車などで外出する時に持参して読み進めました。表題「暗殺の年輪」は1972年直木賞受賞作。このほかに「黒い縄」、「ただ一撃」、「暝い海」、「囮」が一緒に集録されていました。どれも凄い、と感じました。特に感心したのは葛飾北斎の最晩年を描いた「暝い海」はぞくぞくするような北斎の老いて、かっての輝きを今一度と夢見るが、如何せんインスピレーションから程遠くなっている自分に気付かされていく心理描写は読ませるものでした。実はこの話は数ページ読んだところで(これは前に読んだぞ)と気付いたのですが、ほとんど初めてと同じようにぐいぐい読ませるものでした。「暗殺の年輪」も良かった。しばらく藤沢周平が続きそうです。
2011年3月2日水曜日
藤沢周平:「漆の実のみのる国」上・下
この小説を読み終わってから、これが藤沢周平の絶筆と知って大変驚きました。それまでの藤沢流のこなれた語り口は影を潜め、淡々とそして文献を挙げながら忠実に辿った上杉鷹山の生涯を描いた歴史小説です。文章が硬いと感じ、これは大成する前の小説家と勘違いしたほどでした。1997年出版。
2011年3月1日火曜日
インテル:新インタフェース「thunderbolt」を発表
2月24日にインテルが新しい高速のインタフェースを発表した。USB3.0の搭載したパソコンもあまり多く見当たらないこの時点でその転送スピードが10Gbps(USB3.0で5Gbps)という<a target="_blank" href="http://eetimes.jp/news/4626">thunderbolt</a>で現在主流のUSB2.0の480Mbpsとの比較では20倍強の高速化が実現できる。しかも仕様が全く公開されていない中で、アップルが先日発表した発表した新型のパソコンi MAC Book proにはこの高速インターフェースが実装されているというから驚きます。尤も、まだこのインターフェースを持った周辺機器は1つもありませんけどね。アップルからの依頼でこの規格ができあがったのかもしれません。この仕様が詩情に受け入れられるのでしょうか?興味津々ですね。
2011年2月28日月曜日
ニュージーランド地震(2)
ラグビースーパーカップの決勝が日曜にあり、テレビ観戦しました。凄い迫力でサントリーが三洋電機に圧勝して1勝1敗としました。この迫力は学生ラグビーと比較にならないくらいの格差があります・そして、驚くまでもなかったのでしたが出場選手にニュージーランド出身者の多かったこと、日本人でもニュージーランドにラグビー留学してきた選手が数人いたことも認識を新たにさせられました。被害の全体像が伝わってこないのですが、心配です。深度が浅かったとのことなので被害も割合、狭い範囲に集中しているのかもしれません。それより、今回の地震が昨年10月にマグニチュード7の地震があって(このことが全く頭に入っていませんでした)、その余震だったらしいというのがショックでした。どうやら余震が続いていて、しかもその震源がクライストチャーチに近づいていたというのです。これは被害をもっと小さいものに抑えられたかもしれないとの想いが深まるものですね。去年の地震のことを忘れた自分のことを棚にあげて敢えて書きますが、時刻に関係者がいないと極端にニュースのボリュームが下がる、マスコミの姿勢にも問題を感じます。自分は極力、BS1などで海外のニュース番組を見るようにしています。それぞれの国のニュースにはアクセントの違いが目立ち、知らないことを知る例も結構多いのです。そういえば、ニュー時ランド当局の対応にもお国振りを随所に感じますね。
2011年2月25日金曜日
地震
ニュージーランドの地震については触れておかねばならないでしょうね。とても親日的であること、トレッキング愛好者にとっては憧れの聖地であること。まして日本との時差も少なくて、以前海外旅行は遠いところから攻めていって、最後は時差の少ない地域、言葉の不自由しないハワイやフィリピン、台湾が良いのかな?などと他愛ない話をしていたものでしたが、そのニュージーランドの今回の大地震には本当にビックリしてしまいました。火山国であり地震もかなり多い国であることを今回初めて知りました。トレッキングで単なる憧れの国だっただけでしたので・・・本当に一人でも多くの方が救出されることを心から祈るばかりです。友人にもニュージーランドに旅した人の多いことも今回改めて知りました。一度訪れると、凄く身近に感じられるものですね。いつの日か、オーストラリアやニュージーランドには旅してみたいものです。こんなのんきなことをいっている状況ではないので申し訳ない気持ちで一杯です。
2011年2月21日月曜日
五街道雲助独演会:「火事息子」
仕事場の近くに日本橋公民館があり、その4階が日本橋劇場です。ここで雲助が「月極十番」と銘打って、今年1月から来年1月まで計10回の独演会をやっています。いつもお昼ごはんで散歩する時にこのことを知り、機会があれば是非聴いてみたいものだと思っていました。丁度、この18日が仕事と独演会が一緒の日になって、第2回目でしたが聴かせてもらいました。おなじみの人情話で志ん生や志朝で耳に焼き付いている話です。かなりうまくやっていましたが、最後の勘当した息子と対面する母親と父親の軽妙なやり取りを通してしんみりとした親子の情愛をかもし出すところにはもう少し年季が必要に感じました。雲助もこの3月で63歳になるといっていましたが、これから5年、10年経ってどんな噺家になるのか興味の湧くところでした。これ以外にも時々この劇場で落語が掛かることもわかり楽しみが増えました。
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
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平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
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図書館の開放架をサラッと見ていた時、この「かわたれどき」というタイトルに目がとまり、借り出した。この言葉には強い思い出があったからだ。昔の話ではあるが、高校生になった時、古文を担当するとてもユニークな先生がおられてその授業は緊張感もあり、面白かった。授業は黒板に新古今和歌集から...
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今日の日経プラス1(土曜版)から引用紹介。 東京ガス(http://www.tokyo-gas.co.jp) の「my Tokyo Gas住まいと暮らしの便利帖」では「寒い冬は特に一度沸かしたお湯を大切に使う”お湯まわりの省エネ”が効果的」など、様々なガス代節約の豆知識が得られ...