2014年5月22日木曜日

関場

八王子から陣馬山に向かい陣馬街道が関場というところで二手に分かれる。左に曲がれば陣馬山へ。真っ直ぐ行くと山梨に抜ける昔からある裏街道の一つで関所もあったらしい。朝の良い天気に誘われてここを訪ねた。風情のある家の屋根が新緑に包まっている。

<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2014/05/20140522sekiba.jpg"><img class="aligncenter size-medium wp-image-1873" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2014/05/20140522sekiba-300x225.jpg" alt="20140522sekiba" width="300" height="225" /></a>

午後になると雲行きが怪しくなり、2時ごろには雨がぽつぽつ降りだした。もう一か所、古い郵便局があって本来はそこが狙いで来たのでしたが、またの機会に譲ることにして帰途に就いた。八王子市街地に入ったところで猛烈な雨となった。天気予報がバッチリ当たり。バケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨が3~40分続いた。気性の荒い天候だ。これも温暖化の特徴の一つなのだろうか?

2014年5月20日火曜日

服部牧場

スケッチのことは、別のサイトを開いていたのですが、最近日記のページ以外が閲覧できなくなってしまいました。Netcommonsというシステムの下で色んなホームページを作れる国産のソフトを使っていたのですが、バージョンが古くなったためか、上記のように部分的に閲覧できなくなったのです。メンテナンスをするのも手に余るようになってきました。この際、KISASのHPに統合しようかなと思案中です。その結果、スケッチの報告もこのサイトに載せるようになってきました。今回がその第2弾。相模原市にある服部牧場に行ってきました。5月のそよ風に吹かれて、馬や羊の糞の香りもあったりで、自然そのものでした。

2014年5月17日土曜日

見附橋でスケッチ

四谷見附橋は、半蔵門から新宿方面に向う麹町大通りがJR四谷駅と直角に交差して跨ぐ橋です。美しいフランス様式のデザインで大正2年に建築 され、迎賓館との調和がはかられています。美しい橋として文化財に指定されました。橋長37m、幅員約22mで、都内最古の陸橋として、外堀を跨ぎ新宿通りを通していました。老朽化し、交通量の増加に伴い、1987年(昭和62年)に架け替えられ、古い橋が八王子に移設されたのです。この橋を中心にして美しい景観が出来上がっています。最近はやりの結婚式場もあって色んな角度で絵が描けます。今回選んだのはこの景観です。

2014年5月10日土曜日

酒井順子:「負け犬の遠吠え」

どうしてこの本を知り、読もうと思って図書館に予約していたのか全く覚えがないので判らない。でも何かのご縁かと読んでみました。『どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシ』は「女の負け犬」なのです。鋭い分析とユーモアあふれる文章で同世代の本音を描き出した・・・と、これがこの本のキャッチコピーでした。しかし、通読して意外なことに将来の孤独感や独居老人問題を取り上げ、人口減少問題との関連を論じとかなり大忙しで大問題を取り上げているのには少し驚きました。そして最後に負け犬になってしまってからの心得10か条を列挙してあった。

1.悲惨過ぎない先輩負け犬の友達を持つ
2.崇拝者をキープする
3.セックス体験は喧伝しない
4.落ち込んだ時の対処法を開発する
5.外見はそこそこキープする
6.特定の負け犬とだけつるまない
7.産んでいない子の歳は数えない
8.体を鍛える
9.哀願欲求を放出させる
10.突き抜ける

よく判らない項目もあるが、独居老人には共通点もあるなぁと、感心してみた。

2014年5月9日金曜日

ギンリョウソウ(銀竜草)

一寸気味の悪い感じのする植物で、花まで含めて白く透明で、緑色の葉を持たない。別名ユウレイダケともいうそうだ。マツタケの天敵みたいな存在でもあり、これを駆除することがマツタケの生育には欠かせないのだそうで、姿かたちからして不幸な運命を持っている植物です。すごく似たものにシャクジョウソウがあるがこちらは夏に咲き、色も若干黄色味か赤みが掛かるらしいが見たことはない。これも同じタイミングで見ることができた。気にかけていた植物がすべて見られるとは大変な幸運だった。先日書いたTさんと高尾山に行った時もこれらの草花を求めて随分歩き回ったものですが、何年かに亘ってようやく巡り合えた草花でしたが、今自宅から500mほど離れたところでこうした希少種を観察できるとは本当に驚きです。長く大切に保存したいものです。

2014年5月8日木曜日

ギンラン

wikipediaによれば、キンランやギンランは以前は日本全国で結構ふつうにみられた和ランの一つだったそうだが、宅地造成などの開発の波に洗われ、1990年代には急激にその数を減らし、1997年に<span style="color: darkgoldenrod;"><b>絶滅危惧<span style="font-family: serif;">II</span>類(VU)</b></span>(環境省レッドリスト)として掲載されたとのことである。ギンランはその樹木の外菌根菌から摂取する栄養素の依存度が高く、さらに人工的に栽培するのが難しいそうだ。そのギンランは確かに、キンランに比べるとうんと数が少ない。白色の花を咲かせ、キンランよりも2回りほど小柄で、姿かたちは清楚だ。もう1か所私が知っている生育場所は、ヤマブキソウやカタクリが咲く片倉城跡公園です。ここではギンランが多くて、キンランはほとんど見られません。そのように場所によって生育している種類がかなり違うようです。

2014年5月6日火曜日

キンラン

今朝は予てから気にしていた近所の公園の自然観察というか、現状把握にカメラを持って出かけました。この公園は自宅から500mほどの至近距離なのですが多摩丘陵の昔からの姿をそのまま留めてある雑木林や湧水を貯めた池だけの自然保護のための公園です。1970年代、大規模な宅地造成があちこちで行われ、多摩丘陵もあちこち虫食い状態で開発された、そうした一角に自分も終いの住まいを求めたわけで、今となって見れば自然破壊に手を貸した一人と言えそうです。ここに春先に咲く野草が何種類かあるのです。丁度それらが花を咲かせる時期なのです。行ってみるとうまい具合にというか予想通り少し早目でしたが咲いていました。今日はキンランです。キンランはその生存には共生関係を成立させうる特定種 の樹木が必要不可欠。樹木の根に形成する 樹木共生菌を通して炭素源を共生相手の樹木から供給されて生存しているという。そのような菌から栄養分を吸収しているキンランは、樹木の作った栄養を、菌を通じて間接的に摂取しながら生きているとも言え、キンランだけを掘り起こして移植しても大概は数年を経ずして枯死してしまうと言われている。そのようなことが公園の中に書かれてあった。

2014年5月3日土曜日

世界卓球

久し振りにテレビを点けて世界卓球の女子団体の準々決勝を見た。先日見た男子の試合でその面白さを知ったからです。凄い迫力であり、文句なく面白かった。ゲームを面白くするようないろんなルールができていて見る者を飽きさせない。その分プレーしている選手は大変に違いない。男子では日本選手はほとんどヨーロッパでプレーしているのも知らない現実でした。ヨーロッパでは卓球がプロスポーツとしての地位を確立しているのですね。卓球といえば中国が圧倒的に強いわけでヨーロッパでどうしてそんなに卓球が受け入れられているのか一寸わからない点ではある。そのオランダチームの選手構成は出場選手3人のうち2人が中国人だといいうのも驚きです。恐らく、中国では競争が激しくて中々正選手として残れないのではないでしょうか?ですから外国に溢れ出ているのではないでしょうか?遅延行為に対するイエローカードやレッドカードというサッカーと同じようなルールもあるのです。第3戦ではカットマン同士の試合では長いラリーが続いた。すると、なんと「促進ルール」というものが登場した。テレビを意識したルールかもしれないが面白い。サーブは1本交代、レシーブ側は13本受け続ければ自動的に勝ちになるので、サーブ権を持ったほうは早めに攻めなければならない。迫力満点だ。そしてこの試合日本が3-2でオランダに勝利し、メタルを確定させた。次戦、準決勝は香港だ。もう1つの山も中国とシンガポールだ。やはり卓球は東洋が強いのだ。明日も楽しみだ。

2014年5月1日木曜日

展覧会が終わった

1週間の展覧会開催中、何かと用事があって相模原に通いましたが、それも火曜日で終了し、ホッとしています。来客数も1,400名を超えたようです。観に来ていただいた友人知人にもこの場を借りてお礼を申し上げます。この絵もスケッチなので、1枚を仕上げるのにそんなに時間を要しないのが良いところですが、本格的に水彩画を描いている人から見れば、ほんの描き初めでこれからどんどん表現を深めていきたいところなのでしょうが、スケッチですから淡く爽やかに、主題だけはしっかりと描いてお終いというスタイルは根気がだんだん長続きしなくなっている我が身には丁度あった描き方なのかなぁと思ってしまいます。なにしろ、5年前までは絵筆など握ったこともなく、他の絵の描き方も鑑賞したりする対象であったことは勿論あるのですが経験したこともないので比較のしようもありません。こんな水彩スケッチでも表現力を高めていくのにはいろんな修練というか経験が必要でそれにはどんどん描いていくしかないようです。

昨日は展覧会に来てくれた水彩画の先達の一人、水沢春和先生の絵を横浜まで観に行ってきました。柔和な人柄がそのまま絵に現れているようでした。絵ハガキを買ってきましたので1枚紹介します。

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...