2010年8月29日日曜日
自炊、その後の経過
前に紹介しましたが、自炊というのは、所謂ご飯などを自分で調理して食べる、あの自炊のことではありません。本の電子化のことなのです。本というものは欲しいものを買っていると、本棚をどんどん埋めていき、場所がなくなると机の横やら床やらソフアの上やら、滅多やたらと増殖して行くのです。夏の我が家の小さな庭を埋め尽くす雑草のようです。そこでまず本の形で残しておかなくてもよい趣味の本やハウツウ物を電子化の対象にしました。パソコン関連、写真関連、これら30数冊の雑誌の電子化を完了しました。だんだん手際が良くなって、この作業と共に本棚に隙間が出てきました。縦やら横やらになっていたのがなくなり、床に積んであった山が消えていくと、電子化する行為自体が楽しみになってきてしまいました。何だか病気にかかったみたいです。自炊病・・・。読むことより電子化することに意義を見出したような変な自分です。
2010年8月23日月曜日
黒井千次:「高く手を振る日」
自分の姿に重ね合わさるような年齢と境遇の主人公。人生の先を見つめながらも清秋を共にした告別式で同窓の女性と出会い、そしてまたそれぞれのレールを歩き始める様子を描いて、しみじみとした情感を伝えてくれた。一寸この人の本を少し続けて読んでみようかな?と思わせてくれた。タイトルが老境に達したものの矜持をも伺わせるようで好感が持てた。
2010年8月15日日曜日
宮部みゆき:「初ものがたり」
久し振りに宮部ワールドに戻ってきました。暑い夏の眠りに就く前や電車の中で読みました。鰹、白魚、鮭、柿、桜などの江戸の四季の初物を絡ませた本所深川の岡っ引き茂七の活躍。気になる存在の稲荷寿司屋の正体が気になるが、このシリーズは六つの小編で中断のままらしい。その後が待たれる。
2010年8月11日水曜日
スキャナーで初の自炊!
写真の雑誌を始めて4冊、電子化しました。変換はpdfファイルか、jpgファイルの選択でした。最初pdfで変換してみましたところ、写真なので色の再現性が心配でしたが案の定、少し暗く変換されました。しかし、1冊分がまとまって一つのファイルに変換できるのは大きなメリットです。試しにjpg形式で電子化してみましたがこれを後で一枚一枚、最適化する作業は大変です。また、1ページ毎に1ファイルということになってしまいますので1冊の本が何百というファイルになってしまうという余り現実的なことにはならないようであきらめることにしました。すべてpdfファイルというのが閲覧性にも優れているし、検索もできるようになりそうです。これができると電子図書館としての特長を大いに発揮することができそうです。結局、今回は2時間で4冊という結果に終わりましたが、色々学習もできて今後はもう少し能率アップできそうです。
2010年8月10日火曜日
私も自炊派?
8月7日の日経の土曜版の「コトバの鏡」というコラムでビックリするような記事に遭遇しました。
「自炊」といえば、家でご飯を自分で作ること、なのにこの記事によると今、ITに強い人がこの言葉を使っている場合、間違いなく『自分の紙の本を、自分の手で電子書籍化する』ひとのことなのだそうです。紙の本では検索できないので探している情報に行き当たるのに手間ヒマがかかる・・・電子化しておけばここをクリアできる。おまけに本は場所をとる。必要な本が電子書籍化されている可能性は低い、というか電子書籍はまだまだ少ない。折角、iPADのような手ごろな持ち運びのできる端末ができてきたのに肝心の読みたいコンテンツがない。少し表現は違いますが凡そ、そのようなことだったと思います。私も本をバラして電子書籍に”調理”し始めました。正しく自炊し始めたようです。そして自炊が進むとiPADが欲しくなるようです。困ったなぁ・・・。
「自炊」といえば、家でご飯を自分で作ること、なのにこの記事によると今、ITに強い人がこの言葉を使っている場合、間違いなく『自分の紙の本を、自分の手で電子書籍化する』ひとのことなのだそうです。紙の本では検索できないので探している情報に行き当たるのに手間ヒマがかかる・・・電子化しておけばここをクリアできる。おまけに本は場所をとる。必要な本が電子書籍化されている可能性は低い、というか電子書籍はまだまだ少ない。折角、iPADのような手ごろな持ち運びのできる端末ができてきたのに肝心の読みたいコンテンツがない。少し表現は違いますが凡そ、そのようなことだったと思います。私も本をバラして電子書籍に”調理”し始めました。正しく自炊し始めたようです。そして自炊が進むとiPADが欲しくなるようです。困ったなぁ・・・。
2010年8月8日日曜日
スキャナー
そのスキャナーが到着しました。
仕様書では、オートシートフィーダーに50枚の原稿を載せてスキャンすると、通常の解像度(カラー・グレーで150dpi、モノクロだと300dpi)で、毎分20枚の処理能力があるというものです。一見、A4までしか載せられないようですがA3シートフィーダーというものを使うと読み取れるということですが今一、要領がつかめません。兎に角、パソコンにつないでテストとして使い始めるための設置マニュアルをスキャンしてみました。うん、中々の使い心地です。スムースにシートを読み込んでたちどころにスキャンしてくれます。文書ファイルはpdfファイルとなって保存されるのです。解像度もノーマルで十分使えます。先ずは環境の整備はできました。ここまではお金さえ使えばできるわけでこれから後が本当の仕事なのですよね。
仕様書では、オートシートフィーダーに50枚の原稿を載せてスキャンすると、通常の解像度(カラー・グレーで150dpi、モノクロだと300dpi)で、毎分20枚の処理能力があるというものです。一見、A4までしか載せられないようですがA3シートフィーダーというものを使うと読み取れるということですが今一、要領がつかめません。兎に角、パソコンにつないでテストとして使い始めるための設置マニュアルをスキャンしてみました。うん、中々の使い心地です。スムースにシートを読み込んでたちどころにスキャンしてくれます。文書ファイルはpdfファイルとなって保存されるのです。解像度もノーマルで十分使えます。先ずは環境の整備はできました。ここまではお金さえ使えばできるわけでこれから後が本当の仕事なのですよね。
2010年8月7日土曜日
我が家のデータバンク化
実は今、データを更に飛躍的に増やすであろうことをやりたいと思っているからなのです。
それは身の回りの本やいつ使うか判らないながらも捨てられない切抜きや雑文、雑誌類。必要な取扱説明書などのマニュアルなどもあります。加えて思い出の写真アルバムもあふれかえっています。これらをスキャナーで取り込んでしまおうという計画です。物探しに時間がかかる。身辺のガラクタになるであろう物の一掃をもくろんでいるのです。
この計画の実現のための第1歩として、高性能のスキャナーをネットで購入手続きをしました。明日か、明後日には届くと思います。これを使って順次、NASにデータとして保存していこうと思っているのです。これは自分の級友たちの幾人かが同じようなことに着手しているということを級友たちと一緒に開いているメーリングリストで読んで刺激されたからなのです。前々からそれはやれればよいのにと思ってはいたのですが、スキャンーで読み込ませる時間と手間を考えるとなぁ・・・と、躊躇していたのでしたが、そのメーリングリストによると高性能のスキャナーがほどほどの値段で入手できること、その手間と読み込み時間も想像以上に大したことはないらしい。そしてそのスキャナーを購入したのです。ルビコンの橋を渡ってしまったのです。
それは身の回りの本やいつ使うか判らないながらも捨てられない切抜きや雑文、雑誌類。必要な取扱説明書などのマニュアルなどもあります。加えて思い出の写真アルバムもあふれかえっています。これらをスキャナーで取り込んでしまおうという計画です。物探しに時間がかかる。身辺のガラクタになるであろう物の一掃をもくろんでいるのです。
この計画の実現のための第1歩として、高性能のスキャナーをネットで購入手続きをしました。明日か、明後日には届くと思います。これを使って順次、NASにデータとして保存していこうと思っているのです。これは自分の級友たちの幾人かが同じようなことに着手しているということを級友たちと一緒に開いているメーリングリストで読んで刺激されたからなのです。前々からそれはやれればよいのにと思ってはいたのですが、スキャンーで読み込ませる時間と手間を考えるとなぁ・・・と、躊躇していたのでしたが、そのメーリングリストによると高性能のスキャナーがほどほどの値段で入手できること、その手間と読み込み時間も想像以上に大したことはないらしい。そしてそのスキャナーを購入したのです。ルビコンの橋を渡ってしまったのです。
2010年8月6日金曜日
ネットワーク接続型ストレージ
通称NASと呼んでいます。Network Attached Strageの略です。簡単に言えば、LANに直接つながるようになっている大容量の磁気ディスクで、大容量にするために磁気ディスクが何台か内蔵されている記憶管理専用のコンピュータというようなものです。何台かの磁気ディスクがあるので、この組み合わせで記憶の2重化をさせたり、さらに書き込みのエラーが起こった場合の自己修復機能を持たせたりすることができるのでパソコンが万一壊れたり、買い換えたりする際に、大事な情報をこのようなNASに通常から入れておくとあまり心配しないで済みます。今回のパソコンの再インストールもこのような背景があればこそ簡単に思い切ることができたわけです。パソコン以外にこのような外部記憶装置を買うのはそれだけ費用もかかりますが、データがなくなるのを恐れてCD-ROMやDVDに保存したりしてパソコンの周りに色々ものが増えていくことを考えると却って安価になることも十分考えられます。自分の場合には、カメラの趣味もあったので大量の写真が溜まってきます。この保存にも大変な威力を発揮してくれます。大容量のデジカメの画像ファイルを何のためらいもなく、このNASに放り込んでおけるほど魅力的なことはありません。おまけに2重化してありますから、相当の確率でデータ消滅の心配からは開放されていると言えるでしょう。おまけに家中どこからでもどのパソコンからでもNASにアクセスすればデータの更新や閲覧が自由にできるのです。音楽もこうして保存していますのでどこででも自分の音楽ライブラリーにアクセスして音楽をパソコン経由ですが楽しむことができるのです。このNASは全体で1.5TBの容量のあるものです。2重化して使っていますので実質容量は750GBです。データの蓄積と共に更なる大容量化への検討も必要になってきました。なぜ?それは次回から。
2010年8月5日木曜日
2010年8月2日月曜日
ジャンク品から部品取り:Windows再インストールで無事終了
ハードをきちんとネジ止めして、ノートパソコンの電源を入れると明るい輝度でパソコンがロゴマークの所まで進み、そこでストップ。昨日と同じです。あとはwindowsの復元だけです。
実の所は、Windowsの復元は早々にあきらめて再インストールすることに決めていました。アプリケーションソフトはほとんど入れてないし、データの保存は皆無。専ら検索とインターネットメールだけしか使っていなかったので保存する情報がほとんど無いのです。家の中にはpier to pierでNASが繋がっていてそこに必要な個人データは入っていますし、そのほかにはGoogleなどが提供しているドキュメントを利用していますから、まさにweb2.0的スタイルになっているのです。NASというのはネットワーク型のストレージで500GBあります。(実際には1TBをミラーリングで二重化してあるのでデータの喪失はほとんど考えられません。)写真も音楽も全てNASに無いっているからです。メールは借りているメールサーバやこれもGoogleのGmailに転送してあるのでそこで全てチェックできます。
実の所は、Windowsの復元は早々にあきらめて再インストールすることに決めていました。アプリケーションソフトはほとんど入れてないし、データの保存は皆無。専ら検索とインターネットメールだけしか使っていなかったので保存する情報がほとんど無いのです。家の中にはpier to pierでNASが繋がっていてそこに必要な個人データは入っていますし、そのほかにはGoogleなどが提供しているドキュメントを利用していますから、まさにweb2.0的スタイルになっているのです。NASというのはネットワーク型のストレージで500GBあります。(実際には1TBをミラーリングで二重化してあるのでデータの喪失はほとんど考えられません。)写真も音楽も全てNASに無いっているからです。メールは借りているメールサーバやこれもGoogleのGmailに転送してあるのでそこで全てチェックできます。
2010年8月1日日曜日
ジャンク品から部品取り:ディスプレイ部の取り付け
パソコンにディスプレイ部を取り付けるのは取り外す時の緊張感に比べれば比較になりません。なにしろ、取り外しの時にやった手順を逆に辿ればよいわけですから。しかし、取り替えたパネルが不良であればまた元に戻す必要があるため、あまりきっちりと復元させても手数が掛かるのでネジ締めもゆるく、キーボードも完全に固定させない状態でテストすることにしました。電源を入れるとパネルは暗いままです。ダメか・・・と気持ちも暗くなりながら、じっと目を凝らしてWindowsの立ち上がりを追っていると、何だか薄くではありますが起動のシーケンスに従って画面が変わっているような感じです。しかし、輝度が足りない。要は陰極線管の寿命なのかも知れないな、と思いました。不安定なままのキーボードをちょんちょんと触っていると、あるタイミングで一瞬ですが明るい表示に変わるのです。オヤ?・・・という訳で、ここからどういうキーを押した時に明るくなるのか、慎重に探っていこうとするのですがうまく行きません。時間はどんどん経ちます。もう疲れまして課題は明日の持ち越し。頭をクリアにして再検討ということにしました。この間、起動停止や強制終了を繰り返していました。そして最後のトライアルを試みた時、明るいきれいな表示が安定してできるようになったのです。ところが、起動のシーケンスが進まない。「起動用のWindowsファイルが壊れています・・・・」というアラートで止まってしまいます。Windowsが壊れた!!もう少し、早めにあきらめて明日にすればよかったのに・・・。また余計な仕事を増やしてしまいました。しかし、他方では、表示パネルの部品取りは成功しそうだ、という希望も生まれ、複雑な中にも喜びの垣間見える瞬間でした。
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