2012年5月31日木曜日

近江八幡スケッチ旅行(2):5/28

早朝、先生に同行して朝食前に1枚。朝食後は早速、街並みを1枚。午後には時代劇のロケ地として有名らしい船着き場となる場所でもう1枚と合計3枚も描いてしまいました。

 
<p style="text-align: center;"><a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0004s1.jpg"><img class="size-full wp-image-783 aligncenter" title="新町商人街" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0004s1.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a><a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0014s1.jpg"><img class="alignright size-full wp-image-784" title="_DSC0014s" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0014s1.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a></p>
<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/SDIM1228s1.jpg"><img class="size-full wp-image-782 alignleft" title="白雲館" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/SDIM1228s1.jpg" alt="" width="400" height="225" /></a>

2012年5月30日水曜日

近江八幡スケッチ旅行(1):5/27

<a href="http://www.kisas.co.jp/index.php?s=%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9" target="_blank">ヴォーレスや近江八幡のこと</a>については折に触れて書いてきました。また、去年の年末には兄たちと一緒に雨の近江八幡をドライブしてきて一度はスケッチに来たいと念願していましたが、今回、その念願がかない晴天に恵まれて2泊3日の旅を楽しんできました。新横浜から新幹線で米原へ。そこから東海道線を快速電車で6つ目の駅が近江八幡です。スケッチの会の仲間に先生を加えた12名でのスケッチ三昧でした。初日は日曜日でしたがシーズンを少しはずしているのか、予想に反して割と静かでした。八幡堀にはアヤメが咲いて華やかな感じでした。この街は近江商人の発祥の地として有名ですね。我々になじみ深く今ではあまり見かけなくなった「メンソレータム」の近江兄弟社、「西川ふとん店」、お菓子の「たねや」など誰でも知っているお店はこの町が発祥ですね。まだまだ他にもあるでしょうね。

<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/SDIM1226s.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-774" title="八幡堀1" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/SDIM1226s.jpg" alt="" width="225" height="400" /></a>

<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/SDIM1217s1.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-777" title="八幡堀2" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/SDIM1217s1.jpg" alt="" width="400" height="225" /></a>

2012年5月21日月曜日

佐々木譲:「警官の血」

同じ警官の姿を3代にわたって警官を職業とする人生を選ぶ家族の姿を描いた大河小説でした。時代としては終戦・戦後から始まり、平成10年代の到る約60年の間の出来事の中に3代の人々の人生が埋め込まれていました。戦後の戦災孤児や浮浪者がうごめく上野などの時代の模様や共産党の活動(闘争?)、赤軍派の活動の中で警官としての活動を強いられたり、麻薬や拳銃の密輸・密売の摘発などの事件の中で警察組織の論理や矛盾を描き、翻弄されていく一介のサラリーマンでもある警官の話でした。

考えてみると警官という職業を選んだ人の気持ちを深く考えたことはこれまで全くありませんでした。実は自分の父親もまた警官人生であったのです。ただ、私が生まれる1月前に亡くなっていて、父親の顔を全く知らずに育ったので父親の職業というものに対する関心も全く生まれなかったというのが実態です。母親が家庭人としての父のことは別として職業人としての父親像をあまり伝えてくれなかったからかもしれません。伝えてくれなかったというより伝えるべきものことをどこまで知っていたのか?恐らく知らなかったのではないかと思います。昔気質で勉強家であった父親像が自分の父親像です。尋常小学校を卒業しただけで給仕から始まった警察官人生だったようです。奥能登の駐在さんを転々としながら勉強をして昇進試験を重ねて、田舎の水飲み百姓の子供だったのが、東京の警察大学校を卒業するまでになり、大きな町や市の警察署長を歴任するほどまでに昇進したらしいのです。東京に数年間生活したことを知ったのは自分が高校生になったころだったように思います。ひょんな本との出会いから、長い間あまり思い出しもしなかった自分のルーツのことなどを思い出させられました。

2012年5月19日土曜日

鏡池

みんなに我がままを聞いてもらって、私だけ1時間半を頂いて、スケッチをしました。他にもスケッチツアーできている人たちがあちこちで油絵を描いていました。池の周りは人が多くて落ち着かないので、池のほとりのロッジと戸隠連邦を白樺林越しに選びました。ぽかぽかと暖かくて、気持ちよくスケッチできました。といっても時間が足りなくて軽く彩色したところで時間切れ。完成までには至らず、写真を撮って家で仕上げることにしました。それでも一人っきりで風や日の光と対話しながら過ごした時間は快適そのものでした。同行の皆さんに感謝感謝でした。

2012年5月18日金曜日

戸隠神社

鏡池には昔々訪れたことがあったのですがほとんど記憶にありませんでした。奥社に通じる杉並木は樹齢800年とか。山桜が咲き、道端には二輪草やキンレイカやカタクリの花が咲き、水芭蕉が純白に輝いていました。下界の感覚でいえば3月から5月までが圧縮されて一斉に咲き誇っているという印象でした。
<p style="text-align: left;"><img class="aligncenter size-full wp-image-758" title="杉並木" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/suginamiki_s.jpg" alt="" width="267" height="400" /></p>

2012年5月17日木曜日

日本一美しい村

14日は戸隠神社にドライブしました。松川村から戸隠神社までは60km位ありました。2つの峠を越えていくドライブはとても楽しいものでした。昔からの峠道をたどっていくと小川村というところに差し掛かりました。ここのキャッチフレーズは「日本一美しい村」とありました。点在する村落と小規模な畑や水田。そして峠からは雄大な後ろ立山連峰が白銀をきらめかせて連なっていました。中でも鹿島槍が見事な双耳峰で君臨しているように見えました。<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/kinasa_s.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-750" title="kinasa_s" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/kinasa_s.jpg" alt="" width="400" height="267" /></a>

春の花:ギンラン

近くにあるこの公園はこの辺りでは多摩の自然が実によく残っている、奇跡的な公園だと思っています。こんな自然を満喫できる地にいることは幸せなことです。写真はササバギンラン。少し大振りで清楚です。少しピントが甘いのですが、ウエブ上でなら雰囲気を伝えることができます。

[caption id="attachment_709" align="alignright" width="400" caption="ササバギンラン"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0113s.jpg"><img class="size-full wp-image-709" title="ササバギンラン" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0113s.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a>[/caption]

2012年5月16日水曜日

リンゴの花摘み2

<a href="http://toujirushi.com/" target="_blank">このリンゴ園</a>は大糸線の松川駅から歩いても20分位、ちひろ絵画美術館から直ぐのところにあります。車で少し松本の方に戻ると農園に向き合う形で池田町美術館が建っています。ここからは後立山連峰の一大パノラマ展望が望めます。この時期は田起こしと田植えがたけなわであり、美しい水映りの田園風景も楽しめます。我々が訪ねた日曜日には沢山の観光客

[caption id="attachment_746" align="alignright" width="400" caption="安曇野スケッチする人々"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/azuminos.jpg"><img class="size-full wp-image-746" title="azuminos" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/azuminos.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a>[/caption]

がバスを連ねてきていました。絵画を楽しむツアーの団体もいてとても賑やかでした。

[caption id="attachment_745" align="alignleft" width="400" caption="田映り"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/tautsuri_s1.jpg"><img class="size-full wp-image-745" title="tautsuri_s" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/tautsuri_s1.jpg" alt="" width="400" height="267" /></a>[/caption]

2012年5月15日火曜日

リンゴの花摘み1

安曇野のリンゴ園に出掛けたのは今回が2度目でした。前回は2010年でした。去年は鹿児島旅行と重なり不参加でした。これを主宰して誘ってくれたのは岐阜に住む同級生のY夫妻です。関東に住む同級生何人かに声を掛けてくれます。今年は安孫子からと私の2人。それにY夫人の山のお友達が5人加わり、総勢で9名での賑やかなボランティア&親睦会になりました。宿も例年通り温泉付きの別荘でこれもY夫妻のお知り合いの方の所有のものを借りてですから食費だけの実費負担です。年金生活者には願ったりの企画です。おまけにささやかながらリンゴ園のお手伝いをするという幸せ感にも浸らせてもらえるのです。高齢者たちばかりですから本当にささやかな貢献なのですが・・・。

[caption id="attachment_741" align="alignleft" width="400" caption="花摘み前"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/ringotumimae1.jpg"><img class="size-full wp-image-741" title="ringotumimae" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/ringotumimae1.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a>[/caption]

[caption id="attachment_742" align="alignright" width="400" caption="花摘み後"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/ringotumiato1.jpg"><img class="size-full wp-image-742" title="ringotumiato" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/ringotumiato1.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a>[/caption]

リンゴの花摘みというのは大きくて美味しいリンゴの収穫のために、1房に付いた6つの花1つだけを残して他のすべてを摘んでしまう作業です。写真で解説します。上段の写真は花の咲いているところ。そして下段は花摘みをし終えたところです。同じ枝を写しているので大体わかりますね。こんな作業を花が付いている間に全てのリンゴの木についてやってしまわないといけないので、約1カ月ぐらいの期間は人海戦術でやってしまわないといけないのです。猫の手も借りたいとはこういう時に使う言葉でしょうね。

2012年5月14日月曜日

佐々木譲:「警官の紋章」

佐々木譲の北海道警察シリーズはもう何冊目になるでしょうか?この本が最後かもしれません。大体時系列的に読み進むことができました。悪をただす警察というところは悪と常に密着して悪を追いかけていくうちに、自分が悪のとりこになっていく怖さ、それに輪をかけて組織の中では功名心からくるでっち上げ事件ねつ造工作、いつの間にか育つ身内意識、いろんなものが渦巻いているのでしょうね。このような字句を重ねていくと、最近起こっている本当にあった事件がすぐに頭に思い浮かびますね。本書では現場の警官がその誇り(紋章)にかけて、警察幹部のおとり捜査、事件ねつ造~取り締まり実績アップへと進む警察庁エリートの罪を暴いていくお話でした。

2012年5月13日日曜日

春の花:キンラン

こんな花を公園で、自然の状態で見ることができるとは・・・・・。秘蔵の1枚です。<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0064s.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-717" title="キンラン" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0064s.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a>

2012年5月12日土曜日

春の花:ギンランその2

昨日紹介したギンランより一回り小さなギンランです。本当にスズランと同じぐらいの大きさです。<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0066s.jpg"><img class="alignright size-full wp-image-714" title="ギンラン" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0066s.jpg" alt="" width="400" height="598" /></a>

2012年5月9日水曜日

春の花:ヤマブキソウ

今年も一面に咲き揃いました。

[caption id="attachment_724" align="aligncenter" width="400" caption="ヤマブキソウ"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0051s.jpg"><img class="size-full wp-image-724" title="ヤマブキソウ" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0051s.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a>[/caption]

オンラインストレージ:アマゾン社のサービス

アマゾン社は2011年3月にオンラインストレージサービスを開始しました。5GBまでは無料です。

以下、アマゾン社発表を受けての解説からの引用;
機能はアップロード/ダウンロード、フォルダ作成、移動、コピー、削除、名前変更のみ。共有機能や同期機能などはなく、またAmazon MP3 Downloaderを使用する場合を除いてファイルダウンロードが1回1ファイルに制限される。5GBを超えるスペースが必要な場合は、有料ストレージをレンタルすることで最大1000GBまで割り当てを拡大できる。有料プランは、20GB (年額20ドル)、50GB (同50ドル)、100GB (同100ドル)、200GB (同200ドル)、500GB (同500ドル)、1000GB (同1000ドル)となっている。Amazonは、Cloud Driveをまずデジタル音楽のオンラインロッカーとして成長させる模様だ。同ストレージに収めているMP3およびAAC形式の音楽ファイルは、パソコンのWebブラウザから利用する「Amazon Cloud Player for Web」、またはAndroidアプリAmazon MP3 Appに統合された「Amazon Cloud Player for Android」を用いてストリーミング再生できる。またAmazonのMP3 Music Storeから購入したデジタル音楽を直接Cloud Driveに保存でき、これらはユーザーのストレージ割り当ての対象から外される。

これとは別に、プロフェッショナルな仕様を備えたオンラインストレージサービスS3も提供しています。このS3サービスの考え方をアマゾン社は次のように説明しています。

データを保護し、堅牢性と高可用性を保証することが、今日ほど重要になったことはこれまでありませんでした。お客様のデータストレージとバックアップのために、クラウドベースのソリューションをお探しなら、

<a href="http://aws.amazon.com/jp/backup-storage/" target="_blank">Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)</a>を使用すれば、ウェブ上の任意の場所から、いつでも、任意のデータをどんな量でも格納して取り出すことができます。Amazon S3 を使えば、拡張性、信頼性の高い、高速で安価なデータストレージ インフラストラクチャにアクセスすることができます。ここではサービスレベル利用規約(SLA)に基づき、使用した分だけ料金を支払えばよいのです。Amazon Web Services(AWS)が提供するこのストレージ インフラストラクチャによって、Amazon が独自のミッションクリティカルなインフラをサポートするために創り上げてきた、拡張性についての専門知識と経済性をご利用いただけます。

この会社が提供しているサービスは信頼性、安全性だけをセールスポイントにして、アプリケーションを一切前提にしていない点で画期的なストレージサービスを提供した最初の会社と言えそうです。
<h2>ストレージ料金表</h2>
<div id="storagePricing">
<div>
<div>Region:
<select> <option value="reg-us-east">米国東部 ? バージニア</option> <option value="reg-us-west-2">米国西部 ? オレゴン</option> <option value="reg-us-west">米国西部 ? 北カリフォルニア</option> <option value="reg-eu-ireland">欧州 ? アイルランド</option> <option value="reg-apac-sin">アジアパシフィック ? シンガポール</option> <option value="reg-apac-tokyo">アジアパシフィック ? 東京</option> <option value="reg-sa-east-1">南米 ? サンパウロ</option> </select></div>
<div><select> <option value="USD">$??US Dollar</option> </select></div>
</div>
<div>
<div>
<table>
<thead>
<tr>
<th></th>
<th>スタンダード ストレージ</th>
<th>低冗長化ストレージ(Reduced Redundancy Storage)</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>最初の 1 TB/月</td>
<td>$0.130 /GB</td>
<td>$0.100 /GB</td>
</tr>
<tr>
<td>次の 49 TB/月</td>
<td>$0.115 /GB</td>
<td>$0.090 /GB</td>
</tr>
<tr>
<td>次の 450 TB/月</td>
<td>$0.100 /GB</td>
<td>$0.080 /GB</td>
</tr>
<tr>
<td>次の 500 TB/月</td>
<td>$0.095 /GB</td>
<td>$0.070 /GB</td>
</tr>
<tr>
<td>次の 4000 TB/月</td>
<td>$0.085 /GB</td>
<td>$0.060 /GB</td>
</tr>
<tr>
<td>次の 5000 TB/月</td>
<td>$0.060 /GB</td>
<td>$0.044 /GB</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
</div>
<div>1TB借りると、月$130の費用が掛かります。ちょっと高いですね。安心料との見合いで考えても自分の立場では使えません。しかし、安全性と信頼性を前面に押し出すこの種のサービスは注目に値すると思います。もう少し安くなれば、我々にも利用の可能性を検討できると思います。内容は素晴らしいサービスだと思います。</div>
</div>

2012年5月7日月曜日

溢れる情報を社会に生かすには

連休中の4日の朝刊に日々発表されていく大切な情報を生かすにはどうするか、いわゆる埋没知の活用方法について東大の先生が書いていました。確かに自分のような物知りでない人間にとって、インターネット検索でかなり容易に物事の根本、理由、意味を知ることができるのは便利この上ないものです。しかし、その場合でも必要な情報に交じって全く無関係で、むしろ有害とも思える無駄な情報も混ざっていることを体験的に知っています。その論文の中で触れていたのが、「最近の日本から世界をリードするような新技術の発表が少なくなっている。」そこから「埋没知から有益な知を効率的に探り当てるIT技術が大切」と説いていまししたが、この2つを短絡的に結び付けていることに読んでいて引っ掛かりを感じました。

前から気にかかっていた世間に流布している「風潮」のことが頭をよぎったのです。1つはKYという言葉です。いわゆる「空気が読めない」の略ですね。大体、空気を読めば、これを主張してはまずい。自分が浮いてしまう・・・・という発想ではないでしょうか?革新的な企画、提案が出てくる環境を根本のところで否定していますね。いま日本の中の漂っている閉塞感と一体となっている事なかれ主義、内向き志向・・・これらが日本発の革新的な商品、システムが巣立っていくのを阻んでいるのではないでしょうか?

2012年5月2日水曜日

春の花:ジュウニヒトエ

春の野草は閉じ込められていた冬の寒さから解放された生命の息吹を感じさせられて嬉しくなり会いに行きます。

[caption id="attachment_721" align="aligncenter" width="400" caption="ジュウニヒトエ"]<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0068s.jpg"><img class="size-full wp-image-721" title="ジュウニヒトエ" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0068s.jpg" alt="" width="400" height="268" /></a>[/caption]

2012年5月1日火曜日

Dropbox

クラウドという言葉にはもうだいぶ慣れてきましたね。自分の大きなハードディスクを用意して、色んなデータを保存する、そしてそのデータが健全に利用できるように、バックアップを取ったり、二重化したりと工夫してきましたね。パソコンを新しい世代のものに買い替える時もデータを保存し、利用できるように連続性を確保するのに色々工夫をしたりしました。しかし、そんな苦労が過去のもののように最近は感じるようになりました。インターネットの向こう側、すなわち雲の向こう側にあるストレージは十分管理され、万全の保護対策を施されています。このようなオンラインストレージサービスにどんどん新手の会社が参入してきて、我々から見ると選択肢がどんどん広がっています。このようなサービスをうまく使うと、自分で大容量のハードディスクを持つことなく、無料、もしくは割合手ごろな金額で安心できる環境を持つことができます。iPADを買って、Windowsパソコンとの連携をどうするか悩んでいましたが、その悩みを解決する一つの方法として、dropboxを紹介してもらいました。今日はこれを使いこなしたいと取り組みました。iPADには既に教えてもらった段階で導入済みでしたので、今日はパソコン2台に同じdropboxをダウンロードしました。このストレージの特長は、何と言っても「自分のパソコンやiPADといった共有している機器のどれかで新しいファイルを追加したり不要のファイルを削除したりすると、自動的に登録済みのそれぞれのフォルダー内で同期して削除済みのファイルは削除され、追加された新ファイルはどの端末でも見ることができる共有状態になるのです。おまけに間違って削除したファイルについても、復元の手立て」まで用意されているのです。無料で2GBまで使えます。パソコンとパソコン同志、あるいはパソコンとiPADとの相互のファイルの共有を1つの端末でアクセスするだけで他の共有パソコンでも常に最新の更新されたファイルを利用することができるのです。そしてさらにデータ同意のために使っている通信の安全性確保にためにAES256ビットという強力に暗号化されたssl通信を利用していて、盗聴される心配がほとんどないという嬉しい環境の下で運営されているという事です。実際ファイルの追加削除をしてみると、ほとんど数秒の遅れでデータの同期が取れていることを確認しました。便利な世の中になったなぁ、と感慨を新たにしました。

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...