今日の話題「FTP」は、いわゆる二国間の自由貿易協定のことではありません。ITCの世界での「FTP」についてです。
インターネットの世界では「Eメール」やネット検索に今ではポピュラーになった「ウェブ」の他に、ファイル・トランスファー・プロトコルといって、サーバに直接ファイルをアップしたり、ダウンロードしたりできるサービスがあります。この機能を使うには専用のソフトウエアが必要になります。これまで、使ってきた「FFFTP」というフリーソフトでしたが、このほど、といってももう1年ほど前の2011年8月31日、作者からFFFTPの開発終了の宣言がなされました。2008年ごろからソフトが内包している脆弱性への対応が個人のレベルでは難しくなってきていたからです。オープンソース化されて、有志によるメンテが行われてきていますが、一部機能が未対応となるなどいづれ限界に達するものと思われます。そこで、この際、新たなものを使いこなせるように準備しようと考え、調べました。
定評のあるソフトとしては次の4種があるようです。
・FFFTP(これまで使ってきたフリーソフト)
・SmartFTP(アメリカ製、有料ソフト)
・nextFTP(日本製、シェアウエア)
・ fileZilla(フリーソフト)
・WinScp(アメリカ製、フリーソフト)
やはり個人利用の範疇ですから取りあえずは、フリーソフト「fileZilla」を評価してみようと考えました。使い勝手をまた、ここでも書いてみたいと考えています。
2012年6月26日火曜日
2012年6月22日金曜日
音楽の共有:iTunesとiPAD
iCloudがらみでiTunesで購入した音楽のポータビリティを試してみました。これまで音楽は図書館でCDを借りるか、CDを買うかで入手していましたが、Appleストアで購入するとiPADででもあるいは持っていればiPhoneででも聞くことができるということで、試しに1曲、買ってみました。iPADのAppストアで買ってみました。その後、1iTunesを開いてみると、ちゃんと購入した楽曲の中に入っていてパソコンのiTunesででも同じように何の操作もなしで聞くことができるようになりました。一々、ダウンロードをすることもなしに手持ちのすべてのプレーヤで聞くことができるのは、当然と言えば当然でしょうが、これまでですと出来ないことでした。これも、自動的にiCloudで雲の上に保存されていて、手持ちの機器がネットに繋がっていれば自動的に同期がとれて自動的にダウンロードされているのです。便利ですね。また、機器の買い替えなどをしても自動的に元通りに修復できるのもこの技術を使っているからなのですね。
2012年6月17日日曜日
東野圭吾:「赤い指」
この人の取り上げる題材には心地よいものにお目にかかったことがない。今回も、図書館で返却棚にあった本になんとなく手が行ってしまい、他の人はこんな本を読んでいるんだ!どんな話なのかな?と弾みで手に取ったのでしたが、案の定いやな題材でした。幼女殺人事件の謎解きものですから心地良い訳ありませんね。まぁ、終わり方に救いがあって何とか寝つきに影響を与えるほどではなかったのですが、これからは手に取るのは余程内容がわかっている場合に限ることにしたいと反省しました。
2012年6月16日土曜日
頼りになるアマゾン
このところネットで買い物をするとき頻繁にアクセスするのがアマゾンです。以前は本と精々CDなど音楽を買うとき利用したものが、最近ではIT製品でもアマゾンで買う機会が増えました。何が魅力かといえば、第1に買い物に行く時間が節約できるという事、おまけに送料も2,000円以上であれば送料も無料になります。お金の時間の節約ですね。第2にはスピードです。考えて比較して決断してからネットで購入のボタンを押せば1~2日で宅配されてくるスピード感ですね。
アマゾンという名前は世界一の大河アマゾンをという名前になぞらえて、「顧客が望むありとあらゆる商品を用意する会社になろう。その世界一」をアマゾンという社名で表現しているとのことです。
コスト節減のために本社は本当に粗末な中古の建物です。わが社にはお客様は来ないからというのがその理由だそうです。また、物流倉庫では在庫品は到着順に棚に置かれていきます。一切の分類はしないで、バーコードと棚番号を登録してコンピュータ管理しておき、お客の注文に応じてコンピュータからの指示で商品をピックアップしていく方式を取り、不慣れな従業員でも何の予備知識もなくても直ぐに仕事ができるというIT企業ならではの工夫をしているそうです。最高経営責任者のサミュエル・パルサミーノ会長の名言「勝者は嵐を生き延びたものではなくゲームのルールを変えたものだ」に、改めて感心しました。
アマゾンという名前は世界一の大河アマゾンをという名前になぞらえて、「顧客が望むありとあらゆる商品を用意する会社になろう。その世界一」をアマゾンという社名で表現しているとのことです。
コスト節減のために本社は本当に粗末な中古の建物です。わが社にはお客様は来ないからというのがその理由だそうです。また、物流倉庫では在庫品は到着順に棚に置かれていきます。一切の分類はしないで、バーコードと棚番号を登録してコンピュータ管理しておき、お客の注文に応じてコンピュータからの指示で商品をピックアップしていく方式を取り、不慣れな従業員でも何の予備知識もなくても直ぐに仕事ができるというIT企業ならではの工夫をしているそうです。最高経営責任者のサミュエル・パルサミーノ会長の名言「勝者は嵐を生き延びたものではなくゲームのルールを変えたものだ」に、改めて感心しました。
2012年6月14日木曜日
宮部みゆき:「日暮らし」上
手慣れた江戸のとある町廻り同心平四郎と鉄瓶長屋のその後が展開されている。お馴染みの登場人物が出てきてそれぞれの人生を歩んでいく。その中で秘められた謎が些細な事件の中から少しずつ解き明かされていく。この展開の具合が実に憎たらしいほどのテンポで進んでいく。ここまでで植木職人である長助が日本橋の大商人の隠し子であり、実の母親が死んだことになっていたのが、段々に事の詳細が明らかになってきて、実は正妻の嫉妬を恐れていた主人が「あることで正妻が実の母親を殺しかけた事件が起きて、それを利用して実の母親を密かに匿っておき、世間は勿論、家内・従業員には生来奔放な性格でどこかに誰かと出奔した」という架空の設定の下に色んな嘘の事実を重ねてあった。その架空の事実が少しずつ綻んでいくのです。この運びが絶妙なのです。下巻が楽しみです。図書館からの貸し出し準備、OKの連絡が待ち遠しい。
2012年6月12日火曜日
次はカーナビがガラバコス化?
アップルがサンフランシスコで開かれた開発者会議で次期新製品を発表しました。パソコン向けのOSをバージョンアップしたようです。地図情報とカーナビへの活用を大きな目玉にしているようです。GPSがi-Phoneやi-PADに搭載された時点で予測されたところですね。車のハンドルに「シリ」と名付けられた音声ガイド機能を起動停止するボタンを取り付けることまで、大手自動車メーカと相談ができているそうです。iシリーズの世界的な普及をバックにした交渉力の凄さに舌を巻きます。iOSもiOS6にバージョンアップされるようです。日本メーカが独壇場としてきたカーナビの世界が一挙にガラバコス化しそうです。物作り大国「日本」はどこに行くべきなのでしょう。コンピュータリゼーションの将来に対するイマジネーション不足という一語では語ることのできないものですね。原発における[安全神話」、物作りにおける「小型・高機能絶対神話」など神話化してしまうと思考回路がマヒしてしまうところが共通項ですね。そしてこれは根底に「神風神話」に繋がっていることは、日本人なら直感的に理解してしまいます。学会でも産業界でも1つのピークを極めた人物がボス化するとその世界では物言えぬ世界が出来上がる、これが日本の本質ですね。どうすれば打破できるのでしょうね。
映画;「百年の時計」
「百年」という単語が気になって映画を見に行ってきました。
この映画は香川県が街起しのために、琴平電鉄の百年記念をきっかけに2011年に制作された作品でした。100年引くと1911年、それは明治44年ということで、その年琴平電鉄の路線が開通した年のようです。その電車を利用した人達の機縁、偶然がこの物語の軸になっていました。老芸術家の初恋ともいうべき人との出会いの中でその老芸術家は再び、制作意欲を描きたてていくお話でした。老芸術家(ミッキー・カーチス)回顧展を任される学術員(木南晴夏が新鮮)との心がだんだん通じて行くプロセスが面白い。香川県の観光宣伝映画といってしまえばおしまいかもしれませんが・・・。
2012年6月10日日曜日
日本製造業の苦悩
自分が現役時代を終えてからもう13年目になり、デフレ経済からの脱却はままならず、ヨーロッパでのEC経済の矛盾の露呈もあって、円高傾向に歯止めがかからず、中国、韓国、台湾など製造業としての存在感がまし、日本経済環境は本当に変わってしまいました。これらをまとめると日本経済の置かれている状況は、
円高、電力制約、貿易自由化の遅れ、資源大国からの原材料確保難に悩まされ、加えて高水準の法人税、対環境規制への対応、非正規労働など労働規制への対応にも苦慮しているようです。短期的にはタイの洪水も大きな打撃を受けました。本当に難しい時代になりました。これからはこれに加えて人口減からくるあらゆる面での内需減が国内での販売をさらに難しくさせるかもしれません。
諸先進国に範を求めても難しいのかもしれません。イギリスは蓄積した富を基に金融に活路を見出したのでしょうね。今はどうなんでしょう。アメリカも金融で活きてきましたがリーマンショック以降方向性が見えません。ITCだけで経済全体を引っ張れるとも思えません。GDPで世界の覇権を競い合うには、現在以上にグローバル化していく、すなわち国外に出ていくしかないのかもしれません。GDPなどの規模を追わない経済立国を作るためにはもっとスケールダウンしないといけないのかもしれません。昔から戦でも、経済の(縮小)撤退は損害が大きく出るといわれています。殿(しんがり)は特につらい。スイスやスエーデンなど小さなスケールでは突出した企業が頑張っていますが全体像がよく判りませんね。活路はやはり海外でしょうか?昨日、テレビで「トヨタの苦悩」を見ながら久しぶりに現役時代のように悩んでしまいました。自分ではどうにもできないことですが・・・・
円高、電力制約、貿易自由化の遅れ、資源大国からの原材料確保難に悩まされ、加えて高水準の法人税、対環境規制への対応、非正規労働など労働規制への対応にも苦慮しているようです。短期的にはタイの洪水も大きな打撃を受けました。本当に難しい時代になりました。これからはこれに加えて人口減からくるあらゆる面での内需減が国内での販売をさらに難しくさせるかもしれません。
諸先進国に範を求めても難しいのかもしれません。イギリスは蓄積した富を基に金融に活路を見出したのでしょうね。今はどうなんでしょう。アメリカも金融で活きてきましたがリーマンショック以降方向性が見えません。ITCだけで経済全体を引っ張れるとも思えません。GDPで世界の覇権を競い合うには、現在以上にグローバル化していく、すなわち国外に出ていくしかないのかもしれません。GDPなどの規模を追わない経済立国を作るためにはもっとスケールダウンしないといけないのかもしれません。昔から戦でも、経済の(縮小)撤退は損害が大きく出るといわれています。殿(しんがり)は特につらい。スイスやスエーデンなど小さなスケールでは突出した企業が頑張っていますが全体像がよく判りませんね。活路はやはり海外でしょうか?昨日、テレビで「トヨタの苦悩」を見ながら久しぶりに現役時代のように悩んでしまいました。自分ではどうにもできないことですが・・・・
包丁職人
こんな言葉があったのですか?知りませんでした。ここでいう包丁はマザーマシンに相当するのでしょうね。
要するに、料理を作るには包丁は必須の道具ですね。しかし、包丁という道具は使いようによっては人をも殺める凶器にも変身します。この場合、最近の世の中では国は何をしているのか?規制はしていないのか?と。
同じことはもう10年ほど前になるのでしょうか?WINNYというネットワークを介して情報を共有化する誠に使い勝手の良いツールを開発した日本人がいました。しかし、不幸にして初期のころにこのソフトを利用して違法コピーがネットの世界に横行してしまい、この方は司直の手で逮捕され有罪となりました。幸いにして最高裁まで行って無罪となりました。ここでは、WINNYというソフトが正に「包丁」だったのです。今ではネットの世界ではこの技術(正確に言えばこの考え方)を応用して様々なサービスが 提供されて我々は便宜を享受しています。この開発者が起訴された理由は『違法なファイルのやり取りを助長し、著作権法違反を幇助した』という点でした。この理屈が成り立てば、先に書いたように極論すると、ある包丁で殺人が起きれば、包丁を作った職人も処罰される可能性があるという事。勿論そんなことにはならないのにWINNYでは起こったのです。本当に気の毒なことでした。この文章は、ソフトの世界で同じ日本人ですがRUBYという優れたソフト開発言語を開発したまつもとゆきひろ氏の発言であるだけにその意味するところは重いのではないでしょうか。WINNYに欠陥がない訳ではないのでしょうが逆に、そうしたソフトを取り締まる法律がないままで開発者を起訴してしまう検察(国家権力)の怖さがある。このところ相次ぐ、検察の強引な逮捕、起訴、有罪そして、10数年を経て再審請求を受け入れるというような流れを見聞するにつけ、その思いが強まります。
要するに、料理を作るには包丁は必須の道具ですね。しかし、包丁という道具は使いようによっては人をも殺める凶器にも変身します。この場合、最近の世の中では国は何をしているのか?規制はしていないのか?と。
同じことはもう10年ほど前になるのでしょうか?WINNYというネットワークを介して情報を共有化する誠に使い勝手の良いツールを開発した日本人がいました。しかし、不幸にして初期のころにこのソフトを利用して違法コピーがネットの世界に横行してしまい、この方は司直の手で逮捕され有罪となりました。幸いにして最高裁まで行って無罪となりました。ここでは、WINNYというソフトが正に「包丁」だったのです。今ではネットの世界ではこの技術(正確に言えばこの考え方)を応用して様々なサービスが 提供されて我々は便宜を享受しています。この開発者が起訴された理由は『違法なファイルのやり取りを助長し、著作権法違反を幇助した』という点でした。この理屈が成り立てば、先に書いたように極論すると、ある包丁で殺人が起きれば、包丁を作った職人も処罰される可能性があるという事。勿論そんなことにはならないのにWINNYでは起こったのです。本当に気の毒なことでした。この文章は、ソフトの世界で同じ日本人ですがRUBYという優れたソフト開発言語を開発したまつもとゆきひろ氏の発言であるだけにその意味するところは重いのではないでしょうか。WINNYに欠陥がない訳ではないのでしょうが逆に、そうしたソフトを取り締まる法律がないままで開発者を起訴してしまう検察(国家権力)の怖さがある。このところ相次ぐ、検察の強引な逮捕、起訴、有罪そして、10数年を経て再審請求を受け入れるというような流れを見聞するにつけ、その思いが強まります。
2012年6月8日金曜日
iCloudも深い
自分のパソコンライフはwindows文化の下で過ごしてきた結果、Appleのが提供している常識的な動きには戸惑いを感じることが随所にあります。元々、個人の趣味を如何に快適に実現するかという目的意識の下で成長してきているのに対し、Micriosoftはこれを企業や業務のIT化に重点を置いて成長してきた結果が今日では、大きな違いを生んでいることが良く実感できます。
クラウド上のストレージを提供するのにもこのスタンスの違いが大きな差異を生んでいるような印象を受けています。Apple社の製品を数多く持っているほどiCloudは使い勝手が良さそうなのですが、私はといえば今度のiPADが初めてのApple製品なために、どうしてもWindowsとのデータ共有ということでの評価が中心になるのはやむを得ないところでしょうね。
今回は「フォトストリーム」を試してみました。
勿論最初に、iCloudに登録しておくことが必要です。そして、iPADで写真を撮ります。すると自動的にiPADの写真というソフトの中にフォトストリームというフォルダができていてその中に写した写真が格納されています。そうしておいてwindows?のウエブでiCloudを起動します。ここでどこにフォトストリームの画像が出てくるのか?と注目しますが、全然現れません。時間遅れとか何か事前の設定が必要なのかと疑ったのですが、やはり事前の設定が必要なのです。しかも、同期して送られてくる画像はMyDocuments のピクチャフォルダ内に、新たにフォトストリームというフォルダが生成されていて、そこがiPADのフォトストリームと画像データが同期するのです。
クラウド上のストレージを提供するのにもこのスタンスの違いが大きな差異を生んでいるような印象を受けています。Apple社の製品を数多く持っているほどiCloudは使い勝手が良さそうなのですが、私はといえば今度のiPADが初めてのApple製品なために、どうしてもWindowsとのデータ共有ということでの評価が中心になるのはやむを得ないところでしょうね。
今回は「フォトストリーム」を試してみました。
勿論最初に、iCloudに登録しておくことが必要です。そして、iPADで写真を撮ります。すると自動的にiPADの写真というソフトの中にフォトストリームというフォルダができていてその中に写した写真が格納されています。そうしておいてwindows?のウエブでiCloudを起動します。ここでどこにフォトストリームの画像が出てくるのか?と注目しますが、全然現れません。時間遅れとか何か事前の設定が必要なのかと疑ったのですが、やはり事前の設定が必要なのです。しかも、同期して送られてくる画像はMyDocuments のピクチャフォルダ内に、新たにフォトストリームというフォルダが生成されていて、そこがiPADのフォトストリームと画像データが同期するのです。
2012年6月5日火曜日
ホトトギス
先ごろまでよく鳴いていたのが、このごろは静かになったなぁ・・・・・と思っていたら、今朝は久し振りに夜明け前にホトトギスの鳴き声を聞きました。唱歌にもあるように
卯の花のにおう垣根に
ホトトギス 早も来なきて
忍び音もらす
夏はきぬ
この歌そのもののように、しのびねを聞かせてくれました。そして、日中は日中で元気なホトトギスの声が連続的に聞かれます。この地は、高尾山から丘陵が伸びてきて、多摩丘陵となっている昔のハイキングコースのあった辺りらしく、本当に多種の小鳥がやってきます。ウグイスは2月の中ごろから7月末までいつも鳴いています。そして、ホトトギスはそのウグイスに自分の卵を抱かせて孵すという、自分は子育てをしない不埒な小鳥ですよね。ですからウグイスの巣のあるそばにホトトギスも巣を構えるのは自然なことでしょうね。ですから自動的にホトトギスの声も耳にすることができるのですね。その他にも春先にはメジロやシジュウカラなどが入れ代わり立ち代わり庭に餌を求めてやってきます。これらの小鳥に交じって当然、カラスや土鳩もいますし、外来種だといわれている7色の声の持ち主、ガビチョウもうるさいくらいに鳴き続けます。これらの鳥にはちからの序列があるようで、カラス>土鳩>ガビチョウ>ウグイス、シジュウカラ、などの小鳥という順は不動です。小鳥の鳴き声もカラスの鳴き声がしたりすると他の小鳥たちは全く鳴かなくなります。小鳥の世界も厳しい生存競争の世界になっているのですね。
卯の花のにおう垣根に
ホトトギス 早も来なきて
忍び音もらす
夏はきぬ
この歌そのもののように、しのびねを聞かせてくれました。そして、日中は日中で元気なホトトギスの声が連続的に聞かれます。この地は、高尾山から丘陵が伸びてきて、多摩丘陵となっている昔のハイキングコースのあった辺りらしく、本当に多種の小鳥がやってきます。ウグイスは2月の中ごろから7月末までいつも鳴いています。そして、ホトトギスはそのウグイスに自分の卵を抱かせて孵すという、自分は子育てをしない不埒な小鳥ですよね。ですからウグイスの巣のあるそばにホトトギスも巣を構えるのは自然なことでしょうね。ですから自動的にホトトギスの声も耳にすることができるのですね。その他にも春先にはメジロやシジュウカラなどが入れ代わり立ち代わり庭に餌を求めてやってきます。これらの小鳥に交じって当然、カラスや土鳩もいますし、外来種だといわれている7色の声の持ち主、ガビチョウもうるさいくらいに鳴き続けます。これらの鳥にはちからの序列があるようで、カラス>土鳩>ガビチョウ>ウグイス、シジュウカラ、などの小鳥という順は不動です。小鳥の鳴き声もカラスの鳴き声がしたりすると他の小鳥たちは全く鳴かなくなります。小鳥の世界も厳しい生存競争の世界になっているのですね。
6/2:写真と陶芸と絵画
この土曜日は感性を磨く『さび落とし』の一日でした。
先ずは、町田の薬師池公園にある写真美術館でNPOの仲間が所属しているグループの写真展です。Aさんの作品の1つ、銀座の路地裏にある飲み屋の暖かい雰囲気と開店前の準備をしているママさんと思しき人の後ろ姿が癒しになっていました。また、Sさんは写真を始めて1年半とは思えないしっかりピントの合ったクラッシックカーは凄いものでした。
次は経堂。こちらはご近所のYさんは元小学校の先生であり、現役時代から童話を書き、傍ら陶芸を20数年やってこられたという自分から見ると目の回るような人生を過ごしてこられた方です。この方が制作した身の回りの使い勝手の良い陶器を、もうお一人はこれまでも一緒に絵画を展示してきた方。いつ観てもワクワクする後立山連峰の山々を1つ1つ描き上げていました。4年ほど前までは八王子の浅川上流の喫茶店でやっていました。今回の経堂の街路樹というギャラリーはYさんの奥様と経堂のお友達とで経営しているギャラリーでした。これまでもこのYご夫妻は若手の古典音楽などの芸術家を支援してミニコンサートを年に数回、主催してこられています。そして思いがけないことに以前聞かせてもらったフルートの古楽器を演奏している若手演奏家が来ていて、急遽臨時のミニコンサートが行われ、4曲ものフルート演奏を絵画と陶器の展示品に囲まれてお聞きしました。帰りに1輪挿しを1個ささやかながら手に入れて得をしたような気分で帰路につきました。
<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/06/525a7ae0cc6acc49ad546a3c0d7f48a7.jpg"><img class="aligncenter size-medium wp-image-791" title="一輪ざし" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/06/525a7ae0cc6acc49ad546a3c0d7f48a7-300x224.jpg" alt="" width="300" height="224" /></a>
先ずは、町田の薬師池公園にある写真美術館でNPOの仲間が所属しているグループの写真展です。Aさんの作品の1つ、銀座の路地裏にある飲み屋の暖かい雰囲気と開店前の準備をしているママさんと思しき人の後ろ姿が癒しになっていました。また、Sさんは写真を始めて1年半とは思えないしっかりピントの合ったクラッシックカーは凄いものでした。
次は経堂。こちらはご近所のYさんは元小学校の先生であり、現役時代から童話を書き、傍ら陶芸を20数年やってこられたという自分から見ると目の回るような人生を過ごしてこられた方です。この方が制作した身の回りの使い勝手の良い陶器を、もうお一人はこれまでも一緒に絵画を展示してきた方。いつ観てもワクワクする後立山連峰の山々を1つ1つ描き上げていました。4年ほど前までは八王子の浅川上流の喫茶店でやっていました。今回の経堂の街路樹というギャラリーはYさんの奥様と経堂のお友達とで経営しているギャラリーでした。これまでもこのYご夫妻は若手の古典音楽などの芸術家を支援してミニコンサートを年に数回、主催してこられています。そして思いがけないことに以前聞かせてもらったフルートの古楽器を演奏している若手演奏家が来ていて、急遽臨時のミニコンサートが行われ、4曲ものフルート演奏を絵画と陶器の展示品に囲まれてお聞きしました。帰りに1輪挿しを1個ささやかながら手に入れて得をしたような気分で帰路につきました。
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2012年6月1日金曜日
近江八幡スケッチ旅行(3):5/29
最終日はウォーリスが手掛けた街中の近江八幡教会を。
<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0029s.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-786" title="近江八幡教会" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0029s.jpg" alt="" width="400" height="267" /></a>
<a href="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0029s.jpg"><img class="aligncenter size-full wp-image-786" title="近江八幡教会" src="http://www.kisas.co.jp/wp-content/uploads/2012/05/DSC0029s.jpg" alt="" width="400" height="267" /></a>
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